母親が新興宗教にハマった回答受付中
タイトルの通りです。今までは特に家庭内に実害は生じていないように見えていたので、私は入信しないという前提のもと母の活動や信仰自体は否定しないでいました。しかし最近になって、ものすごく大きな実害をもたらしているのではと思い始めてしまいました。それは両親が一貫して子供のことを見ようとしなかったのだろうと気付いたことが始まりでした。
私は、幼少期の私は所謂優等生でした。先生に注意されたりすることはなく、成績も悪くなくて、有名な中高一貫校に進学しました。今思えば、これも親に私を認めて欲しいと思うが故の生き方だったのだと思います。
当時から今も私は、すごく内向的だし、依存的だし、自分に自信が持てず、社会の中でうまく自分を出せない、友達も多くない、恋人もできたことないで、人より何周も遅れた人生を歩んでいるように思っています。そのせいか中学では不登校になりました。そして、それをきっかけに母親はその宗教にハマりました。
それ以降私が母親に何を相談しても、「あなたのことを真剣に祈ってるからうまくいく」「神様は乗り越えられない試練は与えない」という結論にしかならなくなってしまいました。今までは、釈然としない気持ちがありながらも私のことを真剣に考えてくれていると思っていたんです。でも母親が見ていたのは私ではなく神様であり、教祖様なのではないかと思いました。
そう思うと、母親が私によくしてくれたのは、成績や素行がよく、親の意見に反発しがちな弟や父との夫婦喧嘩に関する相談や愚痴を聞くなどをする私だったからなのかなと思うようになりました。だから私がつまづいた途端、宗教にハマったのかなと。
私にはニートの弟がいて、彼も同じようなことを感じたからこの現状があるのではと推察しています。私は手遅れですが、彼ならまだ間に合います。彼のためにも、母が宗教にハマるきっかけを作った責任としても、私が親にこのことを指摘すべきなのではないかと思います。
でも、母のことは責めたくないです。というのも、父の家系が厳しくて、また父親は成果至上主義で私に関心がなさそうな人でした。そんな中での親にとって初めての子供である私の育児でしたから、大変だったと思います。
私が母にこのようなことを伝えるべきでしょうか?また、伝えるとしてどのように伝えると良いでしょうか?長々と失礼しました。よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 1件
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お母さんからの精神的自立。生き方から希望を見つけていこう。
キッカケがあったとしても、「あなたのせい」ではなく、お母さんが今 信仰に支えられているということなのでしょうね。
あくまでも、お母さんの信仰であり、そのことで家族の人生が決まっていくことではないのです。
誰もが行き詰まるとき、支えを強く求めますし、乗り越えていく中で、支えを大切にしていきたいとも思うものです。
家族のためのキッカケであったとしても、最後は「自分の拠り所」となる。家族はそれぞれに生きていくのですからね。
弟さんのことが気にかかるのでしたら、あなたの生き方から希望が持てるように、あなたがお母さんから精神的自立をしていきましょう。
お母さんにとって、自分の信仰となればいい。弟さんの生き方は、お母さんの影響からではなく、ご自身で乗り越えていくための力を、あなたの生き方から学んでいかれたらね。
そんな存在に、あなたがなってあげられるように。お母さんも、安心なさるのではないでしょうか。