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答えが見つかりません。

回答数回答 2
有り難し有り難し 24

以前も質問させて頂きました。

3歳の子と、5ヶ月の子がいます。
夫は私が二人目を妊娠中に、女の人と出ていってしまいました。
産まれてからももちろん帰ってきていないので下の子には会ったこともありません。

自分の人生に後悔したくないから離婚してほしいと言われました。
子供にも私にももう愛情はないようで、不倫相手(3歳の女児を持つシングルマザー)に本気で夢中になっているようです。夫は今もその不倫相手とその子供と3人で暮らしています。

それでも私は10年一緒にやってきた優しい夫の事が大好きで、戻ってきて欲しくて何度もお願いしました。
それでも捨てられてしまい、弁護士を立てられて現在離婚調停中です。

こんなに裏切られても嫌いになれません。
正気に戻って、大切な子供に気付いて戻ってきてくれないかと毎日思います。

変わってしまった人はもう元の人間には戻らないのでしょうか。
以前は優しい夫でした。良いイクメンパパでした。なので3歳の息子もパパが大好きでした。突然捨てられてしまい、息子の中でもパパは何故いなくなってしまったのか、疑問と、寂しさがあります。
現在は無職になり、借金をしながら、生活しているみたいです。

女もいて借金もあり無職になってしまった人が今戻ってきても、幸せにはなれないことはわかっています。
でもいつか、、と希望を捨てられずにいます。

離婚調停で、離婚に応じるか、養育費慰謝料を請求するか、悩んでいます。

答えが見つかりません。

円満に離婚を出来たら、子供との面会等を通して、何年後かに悪かったと気づいてくれたら。と願ったり。

どうすることが子供たちのため、幸せなのか、、、
アドバイス下さい。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

嫌わなくてもいいが寂しい姿を子供に見せない

旦那様に別れを告げられたとのこと。あなたの中では、優しかった頃の記憶しかないのでしょう。しかし、今は優しくない。間違えなく、自分のことしか考えていません。
嫌わなくてもいい。しかし、お子さんのために寂しい姿を見せないでください。
旦那様を嫌うことはお子さんにとったらお父さんを否定されたことになります。お子さんは悲しみます。

お父さんはいなくなったけれど、楽しい。幸せ(^_^)という姿でお子さんに接してください。笑顔を忘れずにいたら、自然と楽しくなります。ためにし笑顔を作ってみてください^ ^
寂しさなんてありませんよ。楽しくなってくるはずです。

旦那様はもう旦那様ではなくお子さんにとってのお父さんであるだけです。養育費をきちんともらい、お子さんを健やかに育ててください。

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個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

司法書士さんに強制執行認諾約款付公正証書を作ってもらう。

人間自分を生きるよりほかにありません。
その男は一カ所にしかいられない。
あなたの前にいない時はいません。
ご安心を。もう一歩を踏み出しましょう。
あなたがそこまでされてもご主人のことが好きなら、容赦容認の心で待っていてあげてもいいでしょう。
ですが、肝心なのは生活費です。
それも一切出してくれないとなると子供の為にも私情を優先させてばかりいられません。
どのみち無職でお金がないのでしょうから、離婚調停しても出すお金がないかもしれません。
離婚専門の司法書士さんの所に行ってください。
養育費、慰謝料を毎月いくらいくら払うという事を約束させて法律によって支払いを義務付けるのです。
ご主人はひょっとすると相手の女性に引っかかって変な義務感が生まれ本来優先すべき費用はあなたの方に向けられるべきなのに相手の家族の方に注いでしまっていると思います。それか相手がお金に困らない生活をしているのでしょうか。
あなたのご主人は子供を二人も作っておいて、何もしないというわけにはいきません。
本来あるべき川に注いでいただくよう、法律に頼って、司法書士さんに相談して離婚の調停を進めてみましょう。向こうは離婚をしたがっていると思います。
だったら、きちんと条件付けをすることです。
向こうは弁護士まで立てて離婚を進めようとしているのですから、裏ではどうしても離婚をしたいという心理が働いているのですから、そこを上手に突くのです。
どの道帰ってこんけんならばキチンと条件付けをして離婚して、その内気が変わったら復縁すればいいでしょう。
結婚という言葉にとらわれなくていいと思います。ですが、事実上の経済的支援とお子さんのパパとのかかわりを、譲歩してでも構築するのです。
ただし、あなたの本心、情愛を伝えることをお忘れなく。
「そこまでその女性の事が好きならば、私もあなたを愛していますから、あなたたちの幸せを祈ります。で今はあなたを好きな所に行かせてあげようと子供と話して決めました。その代りその間、子供たちに十分食べさせて勉強・おもちゃも買ってあげたいです。子供を作った責任と父親の愛として毎月○○円の支援をどうかお願い致します。あなたが帰ってくるまで待っています。頂くお金はこの子を育てていくためにだけ使用し、あなたとの生活の為に貯めておきます。」といった具合に、待っているという名の円満離婚が良いでしょう。

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おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
笑顔を忘れて、落ち込んでしまう時がありました。
ママ、元気ないね。と言わせてしまう時がありました。
笑顔を忘れずに前を向いて頑張ります。
ありがとうございます。

本心、情愛を、伝えていいのだと思えると楽になれました。
子供との関わりももってもらうように考えたいとおもいます。
今お世話になっている弁護士さんに、この方法を相談してみたいと思います。
お言葉ありがとうございました。

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