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怖くなった時、苦しくなった時

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有り難し有り難し 11

しっかりと冷静に物事に進めていて、何かの拍子や突然に、苦しくなったり、怖くなり、考えていた これからや今や前が見えなくなり、『はぁ〜怖いな〜、苦しいな〜』(誰かにこう思われるだろうな〜 とかも思います) 物凄く怖くなったりしたら、どうすれば良いですか?
ここ最近質問を多くしていてすみません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

思わせておこう

そういう風に思われているかもしれない、という自分を守る心があなたをかえって苦しめているだけなのです。
いくら、人からそう思われたとしても、真実は別物です。
評価はその人ではない。
評価はあなたではない。
あなたは実物。実在の人物。
他人の評価は情報。一時のちらつき。永続性はありません。
その永続性の無きものを「ずっとつづいている」彼のように錯覚することが苦しみの原因です。
大人物は、そこにとどまらない。
それが自分の想念であると見抜けているから。
坐禅は自分の思いにバカされなくなるこっちゃ。
自分の思いは自分で飼いならすよりほかにありません。
思った・想えたことは真実ではない。
その時、そう思えたというだけです。
その実のないもの、実態のないものに自分の人生を振り回されてたまるかと奮起して、思いに化かされなくなるように生きる。
それが禅です。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。ご返事が遅れてすみません。心に凄く響きました、このご回答を頭に入れておいて固定観念を取り払おうと思います。ありがとうございました。

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