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余命わずかの方への声がけ

回答数回答 1
有り難し有り難し 12

友人が年内持つかどうかの瀬戸際です
何と声掛けしたら良いでしょう
病に伏してから展開が早過ぎるせいか
現実を受け入れられずにおります。
元気な姿しか思い出せず、いつものように
軽い冗談でも言ってしまいそうな自分がいます。
生きる事。生きられる時間。
心の整理がつきません


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

声がけ不要。

以前の「ご相談」も、読ませていただきました。
そこで貴女はなんと言っていたか。どう考えていたか。どうか改めて、誰かの本を読むように、字を追ってみてください。
そして、坊さん方がどう応えていたか。今の貴女には、当時と違った受け取りができるのではないかと思います。
そして今回。「どう声がけしたら良いでしょうか」。それを他人に聞いてどうする?借り物でどうする?と思いました。
敢えて言うなら、「貴女が話したい事あったら、私に聞かせて。私に伝えておくことに思い当たったら、私に聞かせて」でしょうか。彼女の聞き役になってあげることも、また「貴女のできること」だと思いますよ。彼女が語ってくれることが、もしかしたら貴女の今後の人生を支えてくれるかも知れない。そんな気がします。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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質問者からのお礼

生きる価値、生きる意味、生きる必要性
そんな事ばかり考えていた私です。
命は際限なくあるものではないと知りつつも
簡単には失くならないと軽んじていた事を
痛感致します。

在るものが消えて行く事実
二度と再生されない現実
とてつもなく怖いです。

仰る通り、彼女の残された大切な時間に
私がしてあげられる事は
大切な言葉を受け取る事かも知れません

大切な事に気付かせて頂き
ありがとうございました

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