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私が主役になど思ってない。

回答数回答 3
有り難し有り難し 37

私の書き方が悪く勘違いされている方がいらっしゃるのでここに書かせていただきます。

①義両親は分娩に立ち会いたい訳ではない。
②私はお見舞い等に来てほしいなど一度足りとも要求していないし、当たり前とも思ってないです。上のこの時は来ませんでした。

私が主役になど思ってません。
ただ、義父がこの時期に旅行へ行き留守番、その期間に出産されたら困る的な事を言われたから嫌がってるんです。

じゃあ逆に義父は自分勝手ではないんですか?嫁が臨月でいつ産まれてもおかしくない人を差し置いて自分の目の事を優先して旅行へ行き、その期間に出産するな!って事は?私からすれば、お義父さんこそ主役になっているように見えますけど。
 
お産は命がけで安全でもないし、病院からも、いつ産まれてもいいように準備してください。来れるように準備しておいてください。と言われているんですよ。

なのに、そのことは無視してお義父さんの目に合わせろ!見えなくなることの方が危機感がある。とおっしゃいたいのですか?

お坊さんなら、諸行無常 生老病死をよくご理解だと思いますし、自分だけが悲劇のヒロインになっていると思います。

一ヶ月くらい行かなかったから、どうこうなるわけでもないし、すぐ病院に迎えず死産や後遺症で障害が出たらお寺ですからみっともないのではないでしょうか?うちの寺なら大問題でお義父さんも大騒ぎで、障害のある子供とはいらん。というでしょうし、私のせいにするでしょう。

私は嫁としてお寺の跡継ぎになる事も視野に男の子を望み、望まれたから二人で努力して授かったんです。

お互いに優先するところは優先する。
譲れるところは譲る。
でいいのでは?と思います。

男の人は妊娠も出産もできません。
今テレビドラマでコウノトリをやってますので見てください。お産はこうゆう事も起きる可能性がないともいえないのです。

参考までに…。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

書き方ではありません。

こんにちは。「受け取りました」だけにしようかと思っていましたが、あなたたちの赤ちゃんの為と思って、書かせていただきます。
いろんなお経の冒頭に出てくる言葉、「如是我聞」という言葉をご存知ですか?「私は、こう聞きました」という意味です。それと同様に、あなたが「書き方じゃなくて、本心」と思っていることも、すべて「私はこう思う」という、私(南無さん)から見た世界なのです。英語で言う「I think that…」あるいは「I feel that…」というものです。それ故、すべての意見は相対的とも言えます。
丹下師の仰ることは、「人はそれぞれの色眼鏡をしていて、みんな「I think」としか言えない。けれどあなたは、他人に対して、あなたの価値観を押し通そうとする。だから「主人公すぎる」と仰っているのです(違ったらごめんなさい。でも以前から、この事はお伝えくださっていると思いますよ)。
それはさておき、あなたが今、このhasunohaを頼りにされ、愚痴だろうが訴えだろうが、ここでしか言えないんだな、ということを感じました。
お子さんが産まれたら、それこそ24時間体制ですから、こんな所で油を売るのもキツくなるでしょう。ですから、どうぞバンバン書き込んでください。前回書いた「小さなガス抜き」でも、ないよりマシでしょうよ。そして、いつか落ち着いたら、ここでのやり取りをご主人にお見せして、「浄土宗ってダメよね、この佐藤ってのも、仏教を全然分かってないよねー」と、ご主人との「共通の敵」に仕立てても構いません。
そうして、少しでもあなたが心安らかに赤ちゃんを産めるのならば。
ただ、忘れないでください。これはガス抜きであって解決ではないと。解決は、貴女と周りの人達、おそらく両方が今と違った関係にならなければいけないと。そして、そのキッカケ、最初に改めるのはご自身だという事を。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

お電話お待ちしております

一度、私を敵にしてみましょう。(´▽`*)
こいつ、丹下を問題にすることでイライラしてくるでしょう。
そのモヤモヤが発生する場所があなたの中の❝どこ❞であるかを特定してほしいのです。
怒りや不満ガスが発生しているのはどこでしょうか?
そうです。
ストレス、邪魔にする、嫌う、望ましくない、と思う震源地って、いつも人間の心の中ではないでしょうか?
アイツがムカつく、義理の母め、義理の父め…丹下の野郎めブツブツ…と、問題にしてトラブル・ガスがモクモク発生している所が自分の心以外に無いことを知るだけで良いのです。
(^o^)
しかも、その自分ガスのモクモクによって一番苦しい、損するのってあなたでしょう。
だから、もったいないから、そういう考え方をなくせる話をしているのです。
直す方向性は相手を変えるのではなく、心の在り方を変えるべきなのです。
❝相手を問題にする自分の心を問題にしてほしい❞というのは、そういうことなのです。
だって、相手を問題にしてこちらだけが苦しいのって損じゃないですか?
相手はケロリとしているのですよ?
仏教で説く「苦しみを無くす」方法とは、
相手を問題にすることじゃなくて、自分の捉え方を問題にすることなのです。
今まで何でもなかった相手(丹下・母親)が急に問題化されはじめた。
そのプロセスをみて欲しいのです。
【いつ、どのタイミングで、誰のどこが、問題にし始めたのか?】を。(^o^)
外じゃないのです。
今後心を乱されないためにも、相手を問題にするその自分の捉え方をこそ変えましょーよ、自分濃度を薄めましょうよ、と言っているだけです。だって、そこに向き合わなかったら永遠に愚痴の人生です。
事件は現場で起こっていると織田裕二が言うならば、
「苦しみは現場・相手ではなく、自分の心の中❝だけ❞で起こっている」ということを知っていただきたいのです。だって、旦那さんも両親もケロリンでしょうに。
A「義理の家族が問題」なのではないのです。
B「義理の家族をあなたが問題にされている」ことに気づいてください。
そこに向き合って頂きたいのです。
それがあらゆる苦しみをなくす為の大切なポイントだからです。
悩みは長続きさせるより、さっさと解決させる方がいいと思います。
08020659278
こちらに直接お電話ください。(^o^)

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

悩み苦しみは個人個人の問題

悩み苦しみの原因は、一人一人の煩悩です。
義父母は、彼らの煩悩のせいで苦しんでいるはずです。
しかし、この場で相談されているのはあなたなので、皆さんは、あなたの悩み苦しみを解決する方法を考えているのです。
義父母が相談に来たら、みなさん、義父母に対しては、嫁をいたわれとアドバイスするでしょう。
しかし、義父母を変えるのは難しそうなので、ストレスをなくすには、あなた自身の考えを変えるしかないのです。
原因を変えて結果を変える。
しかし、義父母の態度は今さら変わらないので、他の要素を変えるしかないのでは?
現実的に変えられそうな部分を変えるしか、方法はないのですから。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

旅行へ行く現実は変えられないし、生まれるのも現実。その時はその時で受け止めるしかないでしょうね。

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