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このままで良いのでしょうか?

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はじめまして
宜しくお願いいたします

私は付き合っている彼が居るのですが(シングルファーザーで小学6年生女の子の父親です)
親権の問題で離婚はしていませんが、酷い別れ方をした後一度も会ってないそうです。娘ちゃんもお母さんは知りません
私が娘ちゃんになつかれ、子供が出来ない私には嬉しくてありがたく思っていました

彼はモラハラ気味で横暴な性格で一度別れております
復縁後も喧嘩は多いですが、前よりお互い歩み寄りなんとかやっています

2つ相談があります

彼は娘ちゃんに大きな愛情をもっているがゆえに娘ちゃんに手を上げます
普段はとても愛情たっぷりで大事にしているのですが、怒ると本当に怖いです。そしてそこに何も言えない自分もいます
子育てをしたことが無いし、まだ2年くらいの付き合いだし
しかし、手を上げすぎるのです。
彼に何と言っていいのか分かりません

もうひとつ
彼は奥さんと9年くらい会ってないとはいえ(本人がそう言ってるので)
既婚者です。これは不倫です
それを言うと彼は「不倫とは違う」というのですが、、、
私は20代で結婚しようと思った人が居たのですが、お別れして
それからは結婚願望が無かったのです
今の彼とおつきあいをして子供もいて、家族のような感じがして
結婚もよぎるようになりました。でも今は不倫です
このままで良いのか分かりません
娘ももうすぐ思春期で今までのようにただ懐くわけではないと思います
色々わかってくると思います

彼のことは好きですが、結婚が頭をよぎった今
このままで良いのか、これからどうしたらよいのか
2人を見ていると、特に娘ちゃんのことを考えると簡単に別れることは出来ません
自分本位で考えたら別れたほうが良いとは思います
今まで私は好きなことをして生きてきました
この歳になったのだから、誰かのために生きるのも悪くないとは思いますが
それは親不孝なのでしょうか
自分を大事にしてないのでしょうか

もう分からないのです


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一番大切なのは、自分の素直な気持ちなのですが・・・

拝読いたしました。
私が思うに、もうこの彼とはやっていけないという思いを、心の片隅へと封じ、hasunohaへ相談してこられたのでしょう。

しかし、娘さんとの関係、彼の娘への暴力。
この状態を改善しなければならない、放ってはおけないという責任感から迷いが生じ、分からなくなっているのだと、私は思います。

あなたも察しておられるでしょうが、彼の暴力がなくなる可能性は低いでしょう。
あなた自身、恐怖を感じておられますし、どのようにかばうか、非常に難しい問題です。

結婚問題については、すでに9年も放置しています。
今すぐ解決するような感じではなさそうです。

娘さんへの情、自分が何とかしなければという責任感は、素敵です。
しかし、誰かのために生きる人生というのも、どうかと思うのです。
本当は、自分の思う人生を歩んでいただきたい。

このまま続け、二人のために生きるのも、あなたの決断です。

ただし、彼のモラハラは変わらないと思いますし、、、
娘さんとの関係性も徐々に変わる可能性は、想定して決めて下さい。

親御さんを大事に思われることは悪くありません。
しかしまずは、自分の気持ちを優先していただければと、私は思います。

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おきもち

時宗の寺院で住職をしています。 今の時代、お寺の在り方とは、僧侶とはいっ...
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よくありません。

はじめまして。本多清寛と申します。

りんごさんって可愛い名前ですね。僕は、キティちゃんを思いだします。キティちゃんの体重はリンゴ3個分だってご存知でしたか?きっと、娘ちゃんもキティちゃんのように可愛い子なんだと思います。ただ、キティちゃんには口がありません。ずっと口を閉じたままこっちを見ているだけです。

りんごさんはどう感じますか?口を閉じた娘ちゃんから何を感じますか?

もし、哀しみや憂いを感じるのなら、すぐに暴力を辞めさせて下さい。ご自身で仰っているように、激しい怒りは恐怖を生みます。恐怖は萎縮を呼びます。萎縮とは生きづらさです。貴方も娘も生きづらくする暴力は、辞めてもらうことが必要です。

そもそも、愛しているから殴っても、愛していないから殴っても、殴るという行為は変わりません。しかも、その殴ることが常習化している。それって、殴ることが正当化されているということです。危害を加えることが正当化されてしまえば、それはどんどんエスカレートしてしまうでしょう。

人間は愛しているからという理由で殺すことも出来ます。それはとても悲しいことですが、あり得ることです。どうか止めてあげて下さい。

不倫に関しては、あんまり考えなくても良いと思います。不倫であろうが交際であろうが、娘ちゃんが充実した生き方になればどちらでも構わないことでしょう。法律的に不倫であっても、心情的に不倫でなければ、娘ちゃんにとって悪い因縁にはなりませんので。

りんごさんが自分のために生きてきたのは、娘ちゃんに出会うためだったのかもしれませんね。誰かのために生きていくのは自分も大事にすることです。というより、単に「大事に」生きていくことです。ここでいう「大事」は「丁寧」とか「大切」とかの意味に近いと思います。

娘ちゃんを大切にするなら、娘ちゃんに関わる人を大切にする必要があります。つまり、彼やりんごさんを大切にするしかありません。

また、大切だから離れるということもあります。娘ちゃんが近くにいるから暴力を振るわざるを得ないのであれば、彼と娘ちゃんは離れた方がいいでしょう。簡単に離れることができるとは全く思いませんが、そういった選択肢もあることを考えながら、全てを大事にして欲しいんです。

娘ちゃんを大事にするために何ができるのか。どうか、もう一度考えてみて下さい。お願いします。

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有り難し
おきもち

本多清寛
本多清寛と申します。 答えではなく、応えを出して行きたいと思っております...
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質問者からのお礼

海老原様、本多様

何度も何度も回答を読みました

涙がでます

ありがとうございます

すぐに結論を出すことは出来ません
私も依存しているのだと思いますが

ドラマティックには考えずに
逃げずに向き合い、きちんと向き合い

大事に大事に考えます

しかし、暴力だけは早くなんとかしなければと思っています
がんばります

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ