過去にDV加害者だった彼とのこれから
わたし自身離婚を経験し、
その後出会い好きになった男性がいます。
彼もまた離婚を経験しており、
お互いに失敗しているぶんこれから思いやりあえたらいいなと考えていました。
現在彼はわたしにとても優しく、
理想的なパートナーとしてそこにいてくれています。
しかし、ひょんなきっかけから
彼の過去の離婚の原因が彼自身のDVだったことを知りました。
子供が見ている前で
奥様への肉体的な暴力、
物に当たり部屋を壊すなど、
非常に深刻な状況だったようです。
これを知ってから、わたしはこれから
どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。
DVについて調べると、
治る可能性は非常に低いため離れることをよしとするものが多いようです。
まだ起きていないいつかの暴力を原因に、
いま離れるしかないのでしょうか。
仮にこのままそばにいることを選択した場合、
どういった心持ちで過ごしていけば
自分自身にも、彼のためにもなるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
いつ始まっても想定内という心持ちで
過去にDV歴のある男性とお付き合いをされているとの事ですが・・
私は、二人で乗り越えていきましょうねと書きたい。
ガンバレと書きたいのです。
しかし、保証ができません。
一例ですが。
私の遠い知り合いで、DVで二回の離婚歴がある人がいます。
現在、3度目の結婚をしておりますが、DVの兆候があるそうです。
彼は、直接殴らなければDVではないと考えているようです。
例えば、食事中の茶碗を投げたり、壁を殴って言うことを聞かせたり。
それは彼にとってDVではありません。
私も彼と会ったことはありますが、非常に物腰が柔らかく好青年で、DVとは無縁の方に見えます。
話を戻します。
まず、彼自身にDV気質のある人間だと理解してもらわねばなりません。
それを受け入れるかどうかは彼の問題ですが・・・
もうしないと言い張っておられるならば、それは危険信号です。
自身を見つめる気がありません。
たまこさん自身も、暴力をパートナーから受ける惨めさは理解しておくべきです。
もうそれがまっぴらごめんならば、今のうちに身を引く選択もあります。
暴力を受けてからでは遅すぎます。
いろいろお調べになったでしょう。
暴力を振るった後は、打って変わって泣いて謝ってくる。
それに陥れば、暴力の泥沼にはまっていく。
その負のループを抜け出さねばならない。
また、DVを更生する取り組みをしている団体があることを。
しかしこれは、彼が自覚していることが大前提ですが。
どういった心持ちでとの事ですが・・・
今の穏やかな生活は、いつ覆ってもおかしくないと心に留めておいて下さい。
また、たまこさんが彼を救おうなどという、気持ちにならないように注意してください。
あなたの出来る範囲は非常に限られております。
彼自身で変えなければどうにもならないでしょう。
今の穏やかな生活を否定する内容でしたが、可能性は低くありません。
心の片隅にでも置いていただければと思います。