信じられず受け入れられず
よろしくお願いします。
息子(中1)が甲状腺癌になりました。去年の10月末に本人が首筋にたんこぶがあると言い出してなんて深く思ってず何気ない気持ちで病院へ行き診察してもらいました。病院の先生も分からず精密検査しないと分からないかもと言われ…。
まだ深刻に思ってずでした。
内科の病院に通っててもなんてわからずやったので耳鼻科へ変え診察してもらったらすぐに精密検査へ…ステージ3で悪性よりなのかどっちなのか分からないので手術へ。まさか自分の子供がって悪いことばかりをかんがえて結果が悪性のガンでした。頭が真っ白になり信じられず泣きまくりました。なんでなんでって思うばかり。今ホルモンの状態が安定したら放射線治療へすすみます。まだ安定せずで薬を飲んで待つのみって感じです。なんて変わらずな生活を送ってるのでまだ信じられずこれからが怖いです。ガンってテレビの世界だったので。毎日のことがどれだけ幸せだったのか。先が見えず落ち込んだらすることも今でもあり、この生活が壊れるかなって思ったり。本人が1番怖いんだと思うけど。辛いです。なにがわるかったんやろって思ってしまいます。本当に元気でいてくれるだけで十分ってつくづく思います。息子は13年間の間でいろんなこと乗り越えてきた子なのでまた奇跡を起こしてくれると信じてます。年少の時に内斜視になり年長で手術、小1の時に交通事故にあい大腿骨骨折してしまい手術、奇跡的になんて悪くいかずです。だから今回も乗り越えていけるかなと思いつつ不安。どーしたらいいのでしょうか?
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しんどい時こそ笑おう
2児ママさんの辛いお気持ちお察しいたします。
自分にも子どもが3人います、彼らが癌を発症するなんて事があるなら、自分も取り乱して天を呪ったかもしれません。
江戸時代、越後に良寛さんという禅の僧侶がいました。
ある時、越後地方で大地震が発生しました、幸い、良寛さんの住むところは被害が少なかったのですが、親友の俳人、山田杜皐(やまだとこう)の住む与板は大きな被害が出たと知って、さっそく杜皐さんにお見舞いの手紙を出しましたが、
災難に逢う時節には災難に逢うがよく候 死ぬる時節には死ぬがよく候
是はこれ災難をのがるゝ妙法にて候 かしこ
と、見舞の一文の中に書かれていました。
その意味は、「災難にあったら慌てず騒がず災難を受け入れなさい。死ぬ時が来たら静かに死を受け入れなさい、これが災難にあわない秘訣です」ということです。
聞きようによっては随分と冷たい言葉です。しかし、これほど相手のことを思っての見舞いの言葉があるでしょうか。
「大変でしょうが、頑張ってください」とは誰でも言えます。「頑張って」の一言も書いていないのに、受けとった杜皐さんはきっと、「この災難の中で生き抜いていこう」と思われたに違いありません。
生きていれば必ず災難にぶち当たる瞬間があります。
病気やケガもそうですが、必ずやって来る最大の災難は「死」ですよね。
けれど、その災難に遭ってしまったからといって、ただ嘆くばかりでは負けたも同然。
遭ってしまったものはしかたがない、ちゃんと事実を受け入れて、じゃあ次はどうすべきかを考えましょう。
そしてしんどい時こそ笑いましょう、お母さんの笑顔は家庭を照らす太陽です。