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趣味を否定されると自己否定されるように感じる

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有り難し有り難し 33

今まで私は、人間関係に波を立てぬように笑顔を心がけて生きてきました。
心から嫌なことがあっても決して怒らず、不満を漏らさず、言われたことを全て言われた通りにしてきました。そんな自分にずっと不満を持っています。ずっと自分のことが嫌いです。

好きな物を好きと、胸を張って言える人に憧れて、でも周りの人間に趣味を受け入れられることはなくて、そうするうちに、好きなものを好きだということ、自分を表に出すこと、意見を言うことすら嫌いになりました。
今日、なんども肉親である家族から服装の趣味について否定をされました。きっとそんなことないのに、自分が否定されている気分になり、家族と縁を切りたい、死んでしまいたいと思いながら家から逃げました。

自分の好きなものを周りに受け入れてもらうには、自分が普通の人間の趣味にならなくてはいけないのでしょうか。否定をされることを拒んではいけないのでしょうか。自分を変えて、もっと精神的にも大人にならなくてはいけないのでしょうか。

支離滅裂な文章で長々と申し訳ありません。どうか、この若輩者に指南をいただければと思います。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

服にも主張させてあげてください

拝読いたしました。

人には、それぞれ好みがあります。
そんなもの人の自由だ。
と、世間は言いつつも、時には他人のそれを否定したりします。

あなたは、今まで笑顔を心がけてきました。
それは人間関係において、重要な要素のひとつです。

しかし、人に気遣っているうちに、いいことをしていたはずなのに・・
自分が嫌になりました。
恐らくは、その大部分を偽っていたわけですから、どこかで息が上がってしまいます。

その反面、あなたは、好きなものを受け入れてもらえない。
こんなに耐えてきたのに。
なぜ?という気持ちになるのも仕方のないことでしょう。

あなたは今、自分の趣味を手放そうと考えておられます。
しかし、本当にあなたが手放すべきものは、周囲から受け入れてもらいたいという煩悩なのです。

人が見るもの。
それは、同じものでも違って見えます。
感じ方も違います。

あなたが素敵だと思う服装。
同じものなのに、人それぞれ違った見え方をしているのです。

だったら、この世間がおかしいと、そう考えてみてはいかがでしょうか?

あなたの服は、他人のものではなく、あなたのものでもない。
服からすれば、好きや嫌いや、評価などどうでもいいのではありませんか?
本来は、誰の所有物でもなく、服は服自身、自分の光を放ち、人々の目に映っているだけです。

あるのは、それを好んで着ているあなたの存在のみ。

自分を変えよう。
そう思うならば、服の事を考えてあげて下さい。

服は、人が着るものと、人間が決めましたが・・・
服自身は、そう思っているわけではないことを。

その服が好きならば、あなたは着用させてもらうという、気持ちにならなければなりません。
人の感じ方など、千差万別。
あって無いようなものなのです。

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否定されても平気でいましょう。

趣味も服装も、百人が百人とも気に入るようなものはないでしょう。
だから、否定や批判はされてあたりまえだと思いましょう。
否定されたくないと思うのは、あなた自身のプライドの煩悩です。
実際には、趣味の悪口を言われたって死にはしません。
言いたい人には言わせておけばいい、という心の余裕を持ちましょう。
もちろん、いつでもどこでも着たい服を着ていいわけではありませんよね。
お通夜やお葬式には黒い服とか、他人を不快にさせない最低限のマナーは必要です。

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「趣味に関すること」問答一覧

趣味で始めた英語学習に苦痛を感じます

社会人です。 私は、とある精神疾患を患い、治療しています。 そして、治療に専念する為、昨年より仕事を休職しています。 自由な時間を得たので、何かしないと時間が勿体ないと思い、独学で英語学習を始めました。 しかし、苦痛を感じるようになってきました。 独学なので、自分で教材を選び、学習計画を立てる必要があり、これがしんどいです。(現在、経済的な理由から、教室に通うことは難しいです。) まず、教材選びに悩みます。 沢山ある教材の中から、自分に合うものを見極めて選ぶ必要があります。 そして、選んだ後は、その教材をどのように使うか、どのような計画で勉強を進めるか、考え、悩みます。本当に悩みの連続です。 このように、悩み苦しんでまで、続けるべきなのか、疑問を持つようになってきました。英語は、仕事等で必要に迫られていないですし、趣味としての位置づけです。やめても生活に困ることはないと思います。 やめると、心の負担は減るかもしれません。 しかし、ここで勉強をやめたら、今まで費やしてきた労力と時間が全て無駄になってしまうようで、やめる決心が出来ないです。 英語学習を始めた理由は、特技となるものを身に付けたいと思ったからです。 私には、何の特技(スキル)もなく、そんな自分が恥ずかしく、嫌だなあと思っていました。 何か出来るようにならないと!と、焦りもありました。 学生時代は英語が好きで、得意だったので、これなら出来るかな…と考えたのが始まりです。 今、本当に英語が好きでやりたいのかと問われると、正直YESとは言い切れません。英語が好きかどうかも、分からなくなりました。 アドバイスをお願いします。

有り難し有り難し 22
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趣味の共有

夫は来年定年退職、趣味がないので、色々考えて、今までコンサートに行った事がないので、これからは、生の声を聴きにこれを趣味にしていきたいと言うのです。で、それを私に共有してくるのです。前に夫とお互いに知っている人のコンサートに行った事があるのですが、最新の曲ばかりで楽しくなかった事を夫に伝えだから、行きたくないと言うと、夫はふてくさされて、あれもこれもイヤだって言ったら、趣味なくなっちゃうよと言うのです。趣味を共有するのであればお互いに楽しめないと意味ないよと言うと、またふてくさされました。だったら、好きな人同士さがして、その人と行ったらきっと楽しいのに、またどちらかがいなくなった時の事を考えて、今からそういう友達も作った方がいいよと話しました。夫と私の趣味の考え方が最初から違うようです。だったら、私の好きなアーティストのコンサート一緒に行ってくれたら、私も一緒に行っていいよと、伝えると、行くよと言うのです。でも、そのアーティストは夫はあまり好きでないのです。それを知っているので、わざと誘ってみました。まさか夫は行くよと言うとは思わなかったので、ちょっと驚いたのですが、そういう約束ならということになりました。で、2回3回と誘ってみて、もう行ったし、もういいだろうと言ってきたら、私も同じ事を言ってみようとと思います。できれば夫の趣味に合わせたくないのですが、どうしたらいいのでしょうか?何かいい方法はないでしょうか?

有り難し有り難し 4
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何かを好きになるのが怖いです

こんにちは。趣味の話なのですが、私にとってとても深刻な悩みであるため、聞いていただけたら嬉しいです。 主にアニメやゲームなどの作品のキャラクターについてなのですが、最近は何かを好きになる事を恐れるようになりました。娯楽に触れる事自体が怖くなっています。 近年は、どのジャンルのカルチャーでも、過激で乱暴な表現や、悪意を賛美したり助長するような内容の作品が増えたり流行ったりしていて、全年齢向けで子供が見る物でも、そういう内容の作品が多くなってきています。 私が好きな作品も、最初は温かい作風だったのに、途中から突然猟奇的な作風に変わってしまい、深く悲しみ心の傷になってしまいました。 今好きになっている作品にもややその片鱗があり、覚悟はしていても怖い気持ちが強く押し寄せてきます。 私が一番恐れているのは、自分が愛してきたキャラクターの性格が歪められてしまう事です。 キャラクターの優しい所に惹かれたのに、優しさとは程遠い行動や言動を取らされたり、根底から覆すような設定をつけられたり明かされたりして、悲しい思いをする事がよくあります。 作品もキャラクターも、ただの作り物だという事は、理屈ではわかっています。 でも、私にとってはずっと大切に愛したい宝物であり、家族のように思いを寄せていた存在でもあり、一度物語の展開やキャラクターの性格が悪い方向に歪められて破綻すると、全てを壊された気分になるのです。 特にキャラクターは、作った人々がそう描いたせいである事は理解しつつも、キャラクター自身が腐ったように感じ、好きでいるのが辛くなり嫌いそうになってしまいます。 物語やキャラクターに限らず、音楽でも絵でも、作った人が人間性や発言に問題があったりして、心から楽しめなくなる事が多いです。 クリエイターにもファンにも、悪意や残忍な事を楽しんだり求める人が今はとても多いです。 人の作った物ですし、全てが自分の思い通りになるわけではないのはわかってるのですが、娯楽が誰でも夢を抱けるものではなく、悪意のある人達の暴力的な願望を満たすためのものになっていて、気軽に何かを愛せず壁を作らざるを得ない現状がとてももどかしいです。 私のこの悩みや辛い気持ちはいろんな人達に否定されてきました。本当に悔しいです。 心を落ち着かせられる方法などありましたら、アドバイスをいただきたいと思っています。

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趣味の合同詩で主催に連絡が遅すぎました…

20代男性です、私は趣味でイラストを描く者です。 SNSを通じて同じ仲間が集う合同誌に参加しました。 私は2つの原稿が遅れ気味であることを知っておきながら、主催にそれの連絡を滞らせており、提出日を超える有無はさすがに連絡をし期間を1週間延ばしてもらいました。 この時私は3日程度で終わると見込んでいましたが、忙しくてどうしても終わらず、主催に連絡をせず必死に作業をしていました。 連絡それすらも謀殺してしまうほど急いで書いていましたが、どうしても1週間後になってしまいそうだと思いました。 が、ここで主催から原稿進歩はどうなってると連絡をいただきました。 慌てて出来ている1つ目の原稿を提出しもう一つが遅れてるといい、限界まで締め切りを延ばしてもらう有無をいいました。 そして最後の原稿を提出したら、原稿をいただいたといいその後に連絡の対応が1回目(これはその時にその有無をいただいておりませんでした)今回2回目があまりにもひどすぎるとお叱りの声をいただいてしまいました… 私はその時に恥ずかしながら初めて相手のいらいらと怒りに気づき、すぐに謝罪の連絡をいれました。 元をただせば私のせいです。 私は原稿を早く提出せねばと思い続けていて、相手の気持ちを全く考えることができていませんでした。 上記に対する大きな反省と、深い自責の念を思っています。 提出を終えた後、主催にはSNSもブロックされてしまいました。 合同作品の完成品も受け取ることが不可能だと思いますが自分が行ったことを思えば、受け取れないのも当然かもしれません… 私はこれからどうして行けば良いでしょうか

有り難し有り難し 4
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推しについて

私には推している人がいます! 韓国のアイドルと、プロ野球選手です。 嫌なことがあったり、毎日が退屈だったりしても、推しが踊っていたり、野球していたりするのを見るだけでスッキリします!いつも大感謝です。 プロ野球は全般好きです。 そんな推しについての私の悩みです(・_・;) 私は小さい頃からプロ野球が大好きです! 野球選手は、球場に行けば見られるし、シーズン中はほぼ毎日試合しているので、韓国アイドルに比べると、かなり近い存在だな〜と感じます。 球場に行けば野球選手を近くに感じられるがゆえに、観に行った日には、「もっと近くにいたいな~」とか「離れたくないな~」とか、思ってしまいます。 この先どうしよう、やっていけるかなあ、頑張っていけるかなあ、とか、思います。 推しの近くにいないとやっていけない、ってなります。 虚無感でいっぱいになって、とっても辛くなります… (T ^ T)涙 何も手につかなくなります(T ^ T) 結構昔から私にはそういう傾向があります(-_-;) 推しに近づくとか、近くにいるとか、一緒にいるとか、ありえないし、できるはずがないってわかっているのに、それができなくて辛くなります。 韓国アイドルについても同じようなことがあります。 推しからいつも元気を貰っているはずなのに、いざ同じ空間に居たり、推しのかっこいい姿を生で見たりすると、辛くなってしまいます。 それが、数日経てば、そうでもなくなります。 推しからのエネルギーをプラスに変換したいのに、マイナスになってしまうのが悩みです… また、推しはスーパースターだからこそ、テレビに出たり活躍したりしているのだと思います。 そんな推しの凄すぎる魅力を見て毎日感激しています。 ですが、感激しすぎて、「推しはこんなに素晴らしいのに、私は…」と、比べても意味ないのに、落ち込むこともたまにあります。笑 どうすれば、推しからのパワーをプラスに変換できるのでしょうか… (・_・;) 思い当たることといえば、私は単純で、熱しやすく冷めやすい、依存体質であることくらいです汗 最後まで読んでいただきありがとうございます!

有り難し有り難し 2
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趣味について

私は音楽が好きで中学生の時は吹奏楽部、大学では合唱サークルをやっていました。気持ちに余裕ができてきたので、楽器を趣味としてやりたいなと思っていました。私の母は芝居も社交ダンスもやっていますが、社交ダンスはかなりブランクがあるからと個人レッスンも独断で受けることにしたようです。昨日、母から「楽器は高い、なんで楽器じゃないと駄目なんだ。英会話だって料理だっていいじゃないか」と言われましたが、私は英会話も料理も身体を動かす運動も嫌いで、 あくまで趣味としては音楽を考えたいと思っています。それしか、興味を持てるものがないんです。合唱はもう大学の時に充分やったので、中学生時代あまり良い思い出がない楽器を、大人の趣味として月1回位やりたいと思っていました。長年楽器をやっている友人には3万円代の安い楽器を紹介してもらいました。私は母の芝居のせいで、蕁麻疹になり、母がコロナになったせいで、周りにも迷惑をかけました。自分は自分勝手に好きな趣味をやっているくせに、何で私には「電気代止められないように」とか嫌味ばかり言ってくるのか、分かりません。 私には仕事以外楽しみもなく、今会える友人もいません。趣味で新しく友人も作れたらと思っていました。 また友人と比べて派遣なことも母にバカにされました。 やっぱり、もうこれだけ何回も反対されると…私も無気力というか、やっぱり趣味なんてやらない方が良いのではないかと思っています。  金銭的余裕もないですし…、別に母に頼ろうと思っていた訳ではなく、外出した時の昼飯代は最近かなりケチっていて、電気代も気にしているつもりです。 やっぱり、趣味はやらない方が良いのでしょうか。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ