人生に焦り、動けません
強烈な焦り故に、かえって動けない気持ちになっています。これを頑張ったからって今後どうなるんだ、とか考えてしまい辛いです。助けて下さい。
人生がつらい
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【正念】
結果に執着しすぎ。
頑張ったら頑張った分だけ思い通りの結果が出る事もある。
でも、どんなに頑張っても思うような結果はでない事もある。
結局、そのときになってみないとわからない。将来の見通しを持つことは大切だが、それも過ぎればただの執着・妄想だ。
だから、
今の課題を、今日為すべき事を、
着実に為し終えることのみに集中しよう。
【念】という字は、今の心と書く。
揺れる心を今あるべきところへちゃんと帰そう。
正しく、積み上げる。
お気持ちとても理解できます。
私も先日、人生で一番と言えるほど、追い込まれて焦っていましたので。
その時に得た教訓を勝手ながらお伝えします。
「焦る」ということは、「何かに追われている」ということだと思います。
それは締め切りや期限であったり、よくできた後輩だったり、自らに課した責任など、様々です。
これを解決するには、「正しいこと」を「積み上げる」ほかありません。
「正しいこと」とは効果が小さいものだったりします。
野球で言えば素振り、ストレッチのようなものです。
こういったことをしている間は成長が目に見えづらいため、本当にこの手段であっているのか、と不安にかられることが多くなります。
しかし、これらを「積み上げる」ことができた時、それは揺らぐことのない土台となり、あなたを支えます。
不安に駆られて、手っ取り早い効果を求めて「正しくないこと」をしたくなるでしょう。
ですがそれらは積み上げられません。もしくは脆く、崩れやすいものです。
成長する、高みに登るには、結局遠回りになってしまいます。
身近にある石を積み重ねても高さのある石垣はできません。
しっかり選んだ上で、丁寧に積み上げることが大切です。
東大に進学したいならコツコツ勉強するしかありません。
記憶力を高める食べ物を食べまくっても、勉強しなければ合格しません。
原稿の締め切りがあるのなら、コツコツと書く以外ありません。
かっこよくまとめる手段を調べまくっても、書き上げなければ無意味です。
まずは、ゴールを明確に意識しましょう。暗闇では光がなければ堂々巡りするかもしれません。
次に、微力ながらもこれをすれば間違いなくゴールに近づく、と信じられる「正しいこと」を見つけましょう。これはあなたの環境や目標に関わってくるので、見つけられるかどうかはあなた次第です。時間がかかっても、自分が信じられるものが必要です。
見つけられたらあとは積み上げましょう。コツコツです。
効果は少しづつしか感じられないかもしれません。
ですが気づいた時にはしっかりした土台の上に立ち、高みに登っているはずです。
頑張ってくださいね。
質問者からのお礼
ありがとうございます。実は、相談した後に少し色々やってみたら落ち着きました。やはり具体的に動くのが一番良いと思いました。ありがとうございます。