旦那の家系の呪いが私の家系に?
こんにちは!
私は結婚して5年になります。
今回の相談は旦那の家系の呪いが私の家系に来たのかな?ってことです。
私の家系は私が結婚して5年の間に2人亡くなりました。
5年で2人って別に普通のことですが、なんだか腑に落ちません。
亡くなった1人目は祖母です。
もともとガンを10年前に患ってから完治しても本調子では無かったですが、風邪をひいて入院してから一気に弱り1週間で亡くなりました。
2人目は叔父です。
叔父も元気そのものの人で亡くなる3ヶ月前に会社の健康診断で問題なしをもらい、その後、白血病がわかり、病気が見つかって1ヶ月も待たずに亡くなりました。
そして父です、父は殺されても死なないよね!と笑い話にされるほど元気そのものの人ですがここに来て膵臓癌の疑いが出てきました。
この時点で、なんか私が結婚してから…と思い始め…
そういえばと考えると、旦那の家系は人に恨まれる事が山ほどあるような人たちの集まりで、旦那の母親は三姉妹なのですが、次女の義母はバツ2、それも義母の不倫で離婚!三女の叔母はバツ1で私が知ってる限り、今、2人目の不倫相手が居て、しかも堕胎を3度していてそれも何も供養してないとの事です。
ふとネットでそれとなく調べたところ、結婚することによって相手の家系のとばっちりが来る場合があるというのを見つけ…
なんだか嫌な気持ちと不安な気持ちになりました。
真面目一筋で生きてきた私たちの家系になんでよりにもよって不真面目に生きてきた人のとばったりを受けないといけないのか?と毎日考えています。
わたさのバカみたいな話をして聞いてどう思うのか率直に聞きたくて書き込みました。
どんな返答でも構いません。
お返事をお待ちしてます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの中で、善悪を勝手に決めていませんか?
そうですか。。。いろいろ、あなたには、不安材料があるのですね。
ただね、呪い、なんてことはありませんよ。
そもそも、何をもって呪い?不幸?なのかということです。
病にかかることも、命終えることも、この世に生を受けたら 誰もが迎えることです。仏教ではそれを呪いや不幸とはしません。亡くなられたお身内は、本当に呪われて死んだとお思いですか? 精一杯に生き抜き、命を全うされたのですよ。
また、離婚や不倫も、その人の自由な生き方(好きにしたらいいこと)そんなことで、別の誰かの命に影響するなど、まして呪いだなどとは、考えにくいですよ。
あなたの中で、善悪を勝手に決めていませんか?真面目に生きても、人は老い病み死んでいきます。それが、いつなのか、だけのこと。
仏教はね、そんな愚かな見方で判断せずに、わが命、わが人生、足元をしっかり見て歩めよと、説いていますよ。
あなたが、これから先に、病み死んだあと、子孫が、あの人の呪いだ!と考えればどうでしょうか。情けなく思いませんか。
呪いとしか考えられなければ、夫は危険人物です。とっとと離婚して縁を切ることですよ。一緒にいたら恐ろしいでしょ。。。
どうでしょうか、そんな考えで、お身内は亡くなられたのでしょうかねぇ〜。
違いますよね。
1年で数人、亡くなられる家もあります。家族もたくさんいれば、重なることもあります。
その家は、呪われた家でしょうか。
お坊さんは、年間 何十人もの臨終の縁に出遇います。不幸がうつりますかね〜 そんなことはないですよ。
亡き人に、無常の世を気づかせていただき、命の尊さを学ばせていただく お育てに遇っていますよ。
あなたも、見方を変えてみて(^^)
不安になる気持ちはわかるけど
生きてる中で、身内の方が亡くなることは必ずあります。親が早死にしたけれど、その子供たちと配偶者が長生きすれば、40年50年間お葬式がない場合があります。40年50年もお葬式が無いからと言って、何故か我々は不思議に思ったりしません。特別な理由や見えない力が働いているとは思ったりしません。
一方、親は長生きして亡くなり、お葬式を出しました。其の子供と配偶者の中で癌に罹った者が居て、数か月後にまたお葬式を出しました。そうなると、何か良からぬ原因があるのではないか?何か祟りがあるのではないか?そういうことを言いだしたり、そういうことを考えたりする者が必ず居ます。不安になったり心配したりする気持ちはわかります。でも、それは「巡り合わせ」と理解するしかないと思います。
私の祖父は100歳で亡くなりました。その7年後、私の父は86歳で亡くなりました。たまたま祖父が長生きしたので、会葬者に「つい、この間、お葬式を出したばかりなのにね。」と言われました。悪気が無いのはわかっていますが、こういう言われ方をすると「気にする必要の無いこと」でも、ちょっと気になりますね。父が亡くなって4か月後に母が亡くなり、その8か月後に兄嫁が亡くなりました。たまたま病気に罹り、亡くなる時期が続いてしまっただけのことです。
ですから、ポリンキーさんも言葉には注意しましょう。呪いとか、祟りなどという言葉を口にしないでください。呪いなど無くても、口にすることで呪いがあったことになってしまします。たまたま病気に罹り、たまたま亡くなる時期が重なっただけのことです。