ひとりになりました。
50代女性です。5年前に父を亡くし、実家を無くしました。最後の頼り、昨年最愛の母を亡くして一人になりました。自分が体調も崩していて母もホスピスに預けざるを得なくなりました。父を亡くした時に母をちゃんと看たいと思っていたのに…。後悔、懺悔に苦しんでいます。が、生きていくために、ようやくアルバイトを見つけましたが。母に申し訳なく、毎日涙にくれます。上を、前を向こうと頑張っていますが、どのような心持ちで行くとよろしいのでしょうか。誰もが通る道かとは思いますがお付き合いできる親族もおらず、本当の一人です。これから動く道だけはようやくどうにか見つけましたが、心の持ち方、両親への懺悔、どのようにしたら良いのか教えていただけますでしょうか。どうぞよろしくお願い致します。
肉親を亡くし淋しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ゆっくりと見つめながら
拝読させて頂きました。
あなたの切ない思いを読ませて頂きました。
お父様がお亡くなりになられ、お母様も病院にお入りなさっていらっしゃるのはおさびしいことでしょうね。今あなたがお一人で生活なさる中ではさみしさも募りますね。あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
お父様にはお父様の人生があり、あなたやお母様や様々な方々とのつながりの中でその人生を歩んでいかれたことでしょう。それはお母様もそうでしょうし、あなた自身もそうでしょう。
それぞれに生まれも育ち方も生きる状況や環境も違う中にあって与えられた様々な巡り合わせの中で生きていき、そして天寿を全うなさっていかれます。
あなた自身の生活や今までの人生をゆっくりと思い返してみて少し時間をかけてこれからの生き方を見つめていく時でもあるかもしれません。
そうした中でお母様への思いやこれからしてあげたいと思うことやあなたができることを整理なさってみて下さいね。
お母様がこれから生きていく中でもあなたがいらっしゃることは心強いことでしょうし、お母様は沢山の方々からお世話を受けながら生き抜いて天寿を全うなさっていかれることでしょう。
私達は様々共につながりながらも一人一人自分の人生を生きています。
さみしいと思われる時にはお父様を思い心を込めてご供養なさりながら、お父様に語りかけてみて下さいね。或いはお母様にもお会いなさりながら共に会話を楽しまれて下さいね。
またあなたのこれからの人生の中でも新しい出会いが訪れることもあるでしょう。そして新たな発見や感動に出会うこともあるでしょうからね。
私達の人生は一寸先はわかりませんけれども様々なつながりや出会いの巡り合わせによって日々成り立っております。
あなたがこれから様々なご縁の中でつながりながら心豊かに日々穏やかに生きていかれますようにと心よりお祈りさせて頂きますね。
再度拝読させて頂きました。
あなたはきっとお父様にもお母様にも愛されていますね、きっとお父様もお母様もあなたを優しく見守っていますね。
いつの日か必ずお父様お母様にお会いなさるでしょう。それまでいつもいつもお父様もお母様もあなたを見守っていらっしゃいます。
いつもあなたはお父様お母様に守られているのですからね。
質問者からのお礼
お返事をありがとうございます。言葉あやふやにて申し訳ございませんでしたが、昨年、母を亡くして一人になりました。母とは4年弱同居しておりましたが、私の体調もものすごく悪く、母もガン再発があり、最期まで自宅で看ることができず、ホスピスに預けざるをえなくなりました。一人で、助けもなかったため母を家に連れて帰ることができなかったことを後悔しております。申し訳なくてなりません。いつも涙してしまいます。いつか向こうで会えるときにちゃんと謝りたいと思っております。申し訳なく悲しい思いを抱えながら命あるうちは頑張って…と思おうと、努力しております。