hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

娘について

回答数回答 1
有り難し有り難し 18

 お世話になります。
 少し前に長女が亡くなったことでご相談させていただきました。お言葉をいただきありがとうございました。妻と次女の為に頑張って行こうと思うことが出来ました。長女のことも姿はありませんが、存在と思いを感じ共に生きていこうと思います。

 ただ長女のことでわからないことがあります。
 長女は難病で闘病して亡くなったのですが、なぜ病気になったのでしょうか。長女の病気は小児に対して10万人に1人か2人と言われるような病気で原因もわからない病気です。しかも現在の治療では延命目的と言えるような治療しかありません。診断と同時に余命宣告されます。

 これは運命、寿命といったことなのでしょうか。長女が誕生した時からの宿命なのでしょうか。6歳という短い人生の中で、何を伝えたかったのでしょうか。なぜ、このような人生が長女に与えられたのでしょうか。長女は私達を両親に選んで後悔していないでしょうか。長女のことを思い考えると、必ずこの疑問が出てきます。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

とても深い意味があると思います。

前回のご質問や回答を読ませて頂きました。
改めて、娘さんのご冥福をお祈り申し上げます。

さて、お話の中にあった、
>6歳という短い人生の中で、何を伝えたかったのでしょうか。なぜ、このような人生が長女に与えられたのでしょうか。長女は私達を両親に選んで後悔していないでしょうか。

娘さんの立場からみれば6歳という人生でしたが、逆の立場からみれば、実は、ご両親はもちろん、兄弟や祖父祖母の為に、今回の人生を歩んだとも言えます。少し、難解かもしれませんが、もちろん、娘さんはご両親を選びました。でも、ご両親もそれを了解してのことです。いや、そんな覚えはない。となりますが、それは覚えていないだけのことです。

あくまで私見ですから、宗派の考えでもありませんことをお断りしおきます。
やはり、私たちは偶然に誕生してくるのではなく、生まれてくる前からお互いに
約束をしていると思います。それは、それぞれに今生の課題を成し遂げるために親子となり生きていると思います。その中には、生きること同時に死に関すること、
又、愛すること、許すこと、耐えること、優しくすることなど、様々な課題があるとするならば、それを叶えるためには、その反対の出来事がないと叶いません。
何もなく、日々安泰で平々凡々であれば、何も得ることはありません。辛い出来事があるから、なんとかしなくては、どうやって乗り切るかと思案し努力します。そのことで、多くのことが体験でき学ぶこともできるのではないでしょうか。また、喜びも体験できるのです。

今回、娘さんが、何を伝えたかったのか?ということ。ただ悲しいだけとか、淋しいとかではなく、さらにその奥にあることを知って頂く為に、伝えるための出来事であったと思います。
まだ、亡くなられて日も浅いのに、冷淡なお話になりましたが、娘さんと皆さんとの関係は、とても深い約束とご縁で意義あることです。さらに医学界においても大きな課題ともなりました。もちろん、これで終わったわけではありません。

娘さんは、それだけの使命を持って誕生され、トコさんをはじめご両親も、その大切なことを心に留めおかれて、これからの人生を歩み学び、多くの事を体験して頂くことかと存じます。それが、娘さんとの一つの約束なのかもしれません。
私は、そのような意味で娘さんには感謝とご冥福をお祈りします。

{{count}}
有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
このお坊さんを応援する

「運・運命」問答一覧

家族の怪我が続く

以前主人について、離婚すべきかご相談させて頂いたものになります。 その際は心温まるお言葉を誠にありがとうございます。 その後数ヶ月我慢して日々を過ごしていたところ、土曜日出勤で私が仕事中子供を保育園に預けている間、主人が仲間たちと遊んでいたところ、階段を踏みはずし、脛と膝を粉砕骨折、救急車で運ばれ2ヶ月入院の大怪我を致しました。 ちなみに骨折入院中に主人は私と同じ会社を退職しました。2ヶ月ほど前に、私には相談も無く、独立するということで会社に退職届を出していました。 それもこれもやはり神様の思し召しか、独立は時期早々かと思いましたが、私は何も言わずに、毎週3歳の子供を連れて片道2時間かけて面会に行きました。 その退院後、主人も心を入れ替えたのか、家事や育児にも協力的になり、出かけても家に毎日帰ってくるようになりました。昨年の7月頭骨折、9月頭退院の出来事です。 そんな年が明けた矢先、おととい、 姉の旦那が小学生の子供2人と家族4人でスケートをしていたところ、くるぶしを骨折、本日から急遽入院、手術することになりました。姉の家族は私から見ても羨ましいくらい夫婦仲も家族仲もよく、何も悪いことは見当たらなく、夫婦2人3脚でやってきたので、1ヶ月程度の入院ということで姉が大変ショックを受けています。 また、正月に実家に帰った際、姉の家族を見送った翌日に私が帰ろうと駐車場から出た際に、私の父が階段から転倒したらしく、骨折まではいかなかったのですが足を怪我しています。 私の身の回りで、しかも父に当たる人が立て続けに足を怪我をしているのですが、何か良くない運気があるのでしょうか? ちなみに以前のご相談で記載させて頂きました私の母は、3年前の私の出産時末期の白血病だったのですが、私の祈りが通じたのか奇跡が起こり、今年はお正月料理を今までで一番盛大に準備し、私の子供と遊べるくらいまでに回復しました。 私と姉は元気ですが、立て続けに試練が来るのでかなり不安になっています。 偶然でしょうか? 何か断ち切る方法があれば教えてください。

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

「運」って何ですか?

初めまして。疑問に思っていることがあります。 「運」という言葉は現代人は皆当たり前のように使う言葉です。「ギャンブルで勝ったから運がいい。」「ソシャゲのガチャで狙いが全然当たらず運が悪い」といった感じに。 このように「過去に起こった出来事」に対して運がよかった、悪かったということに対しては特に疑問はありません。 しかし、「今の俺は運がいいから次も勝てる」「私は運が悪いから何をやってもうまくいかない」といったように、あたかも「運」を自分の才能や能力のように語ることに疑問を感じます。 どんなに過去の結果がよかったとしても、これから振るサイコロの目が出る確率は変わることはないはずです。しかし人は「運」で確率が変わるかのように信じ、験担ぎをしたり神社にお参りに行ったりします。 私の中で「運」という物は以下のどれかかなと思います。 1:「運」は人が持つ才能や能力の一つであり、良い行いをすることで鍛えることができるもの。 2:「運」は天上の存在が与えるチャンスであり、良い行いをすると巡り合いやすくなる。 3:「運」なんて存在しない。全ては過去の結果であり、行いで変化するものでもない。 私は「運」を信用していない人なので3だと思っています。 お坊さんの方々は「運」というものを何だと考えるか知りたいです。

有り難し有り難し 5
回答数回答 1

運命とは

私は周りから見たら、外見才能知能、そんなに恵まれてたら何もかもがイージーだろと言われるように産まれました。 しかしそんな人間は周りから見るといるだけで「ずるい」許せない存在であり、あらゆる人(家族友人教師)から酷い迫害に遭い幼少期からストレスで病気だらけ、頼る人もいず、彼氏も友達(養育環境による鬱で)も自殺し義務教育すら終えられず11年も引きこもりまともな就労経験もなく15年もうつで餓死寸前で入院、差別され続け何で生きているのか分りません。 大人になっても外見のせいで異性にとんでもない目に遭わされ同性には嫉妬、やっと結婚し昨年息子を産み激しいトラウマの末、家族と夫にまで虐待されていた事を40年経って気付き絶縁し自分は悪くなかったと知り一瞬で鬱が治りました。 姉二人は普通の人生です。親戚に誰も似ていない才能があり美しい私「だけ」家族中から虐待され、三歳で殴られ死ねと言われ去年生きている間にと改名しました。 唯一優しかったのは祖母であり、その長女が「この子は産まれてきて良かったという顔をしている」と言い、彼女には何か不思議な力があったらしく私に純白のドレスを小学校入学式に贈ってくれたりもしました。 その通り私は不思議なものを見たり聞いたり奇跡的に助けられたりを何度もしました。物理的にあり得ないことが起き周りの人の方がそれを見、知っていました。 妄想などと診断された事もなく、大抵のスピリチュアルには懐疑的で幽霊や恐ろしいものを見たことは一度も無いのです。一番強烈な体験を信頼できるお坊さんに話したら「私はそんな体験はないけれど真実だと思います」と逆に驚かれました。 親は身近で知りうる限り最も愚かで尊敬できる所のない人間でした。私はたった一人ボコボコにされながら家族を助けてきました。もう十分だろうと思います。彼らが罪を悔い改める時間が残されているといいですが。 神仏がおられるのなら(私は確信しましたが何の神かは分かりません)真に救われるべきは自らの弱さに対峙せず、それを抗えぬ幼い我が子にぶつけた彼らの方だと思います。 夫は酷いモラハラを大変反省してくれ何もかもこれからだと思いましたが、夫はおそらく軽い自閉症であり息子は遺伝したのかもっと重く知的障害も併せ持っているようです。 私の人生よりも、生きる力をくれた息子を不幸にした事が許せません。 運命とは一体何なのでしょう?

有り難し有り難し 6
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ