アダルト動画を見ることは悪いことなのか
僕はつい最近まで、時々、レズのエロマッサージ(盗撮物と記載してある)やライブチャットのレズ動画(生配信ではなく、ネット上に投稿されているもの)などを見ていました。
最近になって嗜好がおかしいのではないかと感じています。
動画を見ることに罪悪感を感じています。
なので、ここ一週間全くその類いの動画を見ておりませんが、レズのエロ動画を見ることは変な嗜好なのでしょうか?
ちなみに僕自身の恋愛対象は女性です。
悩んでいます。お応えいただけると幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
全てが真実ではない。
ご質問ありがとうございます。
特に問題があるとは思いません。
人それぞれ様々な嗜好がありますし、人には言えないこと、隠したいことなどあると思いますよ。
動画を見ることも悪くないと思います。
ただ、あくまでも全てが真実ではないことを認識しましょう。
全てを真に受けると女性を傷つけてしまう原因となります。
そういう嗜好の人を楽しませるためのフィクションが多分に含まれていることを認識しましょう。
これは、アダルト動画だけに言えることではなく、インターネット上はもちろん、メディアの情報にも少なからず事実と反することが含まれています。
沢山の情報が溢れていますが、正しいのか正しくないのか、見分ける智慧を身につけましょう。
悪いことの定義が難しい
これは「悪いこと」という定義が難しいところですね。仏教の世界では快楽というものは、それに耽溺する(中毒になる)と精神的な反作用として、肉体的な苦しみ、つまり痛みや不快感などへの耐性がなくなり、より大きな苦を生んでしまうという考え方があるのだと思います。
だから快楽というものに浸ることは、まるで庭の雑草を野放図に生やすようなもので、一度放置すれば収集がつかなくなるという表現で戒めます。まあですから、一義的には「悪いこと」といってもそれは、一義的には自分にとって最終的に「悪いこと」になるということなのでしょう。
ただし、そこに浸ってみない事には、そこから生まれる「苦しみ」も経験できない訳です。例えば同じような苦しみを理解して、そういう苦の中にある人々を救う為に、あえて苦の中に飛び込む覚悟があるのならば、それは裏返って善い事になるかもしれません。
悪いことではない
AVや他のエロメディアを見る事は悪いことではありません。但し、眼鏡和尚師の言われる通り、そこには多分にフィクションが含まれていることに留意すべきです。実際にやったら、犯罪行為とか、ありますからね。AVの中では、いくら企画物のドキュメンタリータッチのものであっても、AV女優が合意の下でフィクションを演じているわけですからね。フィクションをフィクションとして楽しむ分には全然良いと思います。後レズが好きなのはおかしいかという問題。女性でも男性の同性愛に興味を持つ人が多いように、男性が女性の同性愛に興味を持っても良いと思います。但し、さっきも言った通り、AVのレズ物(百合物っていうのかな?)はフィクションですから、現実と混同しないように。実際は、レズビアンって女性の場合、精神的なものらしいですよ。ゲイの知り合いはいるけど、レズの知り合いはいないので、わかりませんが。要するに、AVのレズは男の想像するレズということです。更にAVというのは、主に男を性的興奮させるために作られていますからね。最近は女性向けのAVもありますが、イケメン男優が出ているソフトなものです。
質問者からのお礼
眼鏡和尚様、持斎様、井澤隆浩様、ご回答いただきありがとうございました。皆様のご意見、ひとつひとつが胸に沁みました。