hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

毎日が苦しい

回答数回答 2
有り難し有り難し 19

すみません、文字でまとめるのはあまり得意ではないので何か問題があったら申し訳ないです。
最近、夜中やふとした時に死にたいと思う時が増えて酷く苦しくなってしんどいです。
数年前から生きる事に向いてないなあと思っていたのですがここ最近はそれがすごく顕著に感じます。
大人数が固まっている空間に居る時や、そうでなくてもふと意識してしまった時など人の話し声や笑い声が全て悪い意味で自分に向けられているような気がして胸が痛くなります。
嫌なことばかり考えたり、想像してしまって頭の中で嫌な映像が止まらなくなったり思考が文章として形になって頭の中をぐるぐると回り続けていて常に疲れてしまいます。
そんなふうに疲れてしまって、それだけで気力も体力も使い果たしてしまい、当たり前の事やできて当然のことに使う力がなくて複数の事に手が回らなくなってしまいます。
自宅の外に出るだけでストレスを感じ、道を歩けば通る人の目線や感情が気になり考えることが止まらなくなる。常に嫌なことばかり考えてしまって楽しかった事にも集中出来なくなって最近は何をしてもあまり楽しいと思えなくなりました。あまりに物ごとに集中出来ず生活にも支障が出てきたりしています。
元々、何も人並みに出来ず、やっとひとつ見つけたと思っていた得意な事も好きだったはずなのにやっぱり出来ない、ダメだと感じてしまい最近はその事を考えるだけで胸が痛くなります。
毎日何かに焦っているような気分です。
私は、なにか特別に人を惹き付けられる才能もないし、見た目がいい訳でもない、人に好かれるような魅力もないし気付いたらいつも1人です。何か一つでも誰かに求められるような才能があればまた違ってたのかなといつも考えてしまいます。
将来のことを考えても生きている自分が考えられず、やりたい事、というか自分でもやれるような事がこの世にはないような気がしてきます。
嫌なことばかりが頭をめぐってどうしようもなく生きづらいまま苦しくて辛い毎日をこれから先もずっと何年も続けていくのかと思うと死ぬしかないのかなと思います。
でもやはりだめな人間なようでその勇気すら出てきません。
死ぬのも苦しい、生きるのも苦しい、そんな時どうしたら楽になれるのでしょうか。
長文乱文失礼しました。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

愛すべき自分

拝読させて頂きました。
あなたが毎日を生きるのが苦しいと思っていること、生きることが向いていないと思っていらっしゃることを抱えていらっしゃることを読ませて頂きました。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
あなたがそうお感じなさったり考えてしまうのは、あなたが人間だからです。人間だからこそそのように感じてしまいくよくよ考えてしまうのです。つまりあなたは人として自然だということです。
じつは誰しもが大なり小なり自分が生きることに悩んでいます。ものごとなかなか思い通りにはいかないですし、思うようになりません。いつでもハッピーには生きられないですし。悩み苦しみ自分は何も向いていないのではないかと思っているのです。一見すると何でもうまくいっている方でもあれこれと試行錯誤を繰り返しながら悩み、壁に打ち当たり挫折感を味わっています。
ですからあなたがそのように思い悩み苦しんでいるのは人間の証です。
ではそのように考えてしまうのをどう受け止めていくことがいいのかですが、一番悩まない道や苦しまない方法はというと、ありのまま受けとめること、そのような自分を受け入れて認めていくことです。

ちょっとゆっくりと呼吸なさりながら考えてみましょう。
ゆっくりと心を落ち着けながら自分を見つめてみましょう。

よくよく見つめ直してみるとあなたの様々な特徴や好き嫌いや、あなたにできることできないこと、あなたにとってご縁のあるもの人や全くわからないことも少しずつですが見えてくるものです。

客観的に見つめてみるとあなた自身のことを第三者のように見てみると面白いところもあります、興味深く思うところも出てきます。

例えば私自身は自分のことをちょっとボケだと客観的に見て思います。何か一つとりあえずやってしまった後すっかり大事なことを忘れてしまい、あわててバタバタしてしまったりしています。それを客観的に見てみるとボケてんなぁ〜!と思ってしまいますし、笑ってしまいます。そのようなちょっとユーモアのある自分であることは自分自身面白く感じます。

おそらくあなた自身も面白く愛すべき自分のことを見つけ出すことができると思います。

あわてないでゆっくりと見つめ直してみましょう。

あなたを心から応援してますね。

{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

周りを気にする必要はありません。

夜ふとした時に死にたいと思うほど、苦しく辛いなんて心配です。道を歩くだけで通る人の視線を感じたり、意識すると周りの人が全て悪い意味でみまさかさんに向いているように感じてしますのは、少し病的な感じがします。症状が軽いうちに心療内科などに受診されることをお勧めします。
何も人並みに出来ず、一つ見つけた好きなこともダメだとありますが、理想が高過ぎるのではないでしょうか。自分が劣等感に苛まれた時は、自分を過小評価してしまうこともあります。どうしても子どもの頃から人よりも早く、上手に、いい点を取れることを追求するような生活が続くと、自分を見る時も周りと比べてしまいますが、周りと比較する必要はありません。みまさかさんは唯一誰にもとって代わることの出来ない尊い存在だからです。みまさかさんにしか出来ないことがあるのです。みまさかさんのいのちは輝いているのに、こうでありたい、ああであつたらという思いが、みまさかさんを苦しめているのです。
 ご飯は食べられますか。今、コロナ禍で食事もろくに食べられなかったり、生活の場を追われるような方もあります。目が見えない、歩けない方もあります。みまさかさんが当たり前と思っている生活は当たり前ではありません。ひょっとしたら明日、耳が聞こえなくなったり、手が動かなくなることもあります。今、当たり前と思っていることに目を向けてみる時、何一つ自分の力で出来ていないことに気づきませんか。心臓が動いていることだって、みまさかの努力で動かせているのではないのです。お米一つも、種があり、太陽が照って、育てて下さる方、運んだり売った、お米をご飯に炊いて下さってと、沢山の人のおかげで始めて食卓に上るのです。当たり前を感謝する生活にかえてみて下さい。
高い目標に向かって努力することは大切です。でも、人と比べる必要はないのです。みまさかさんは唯一の存在なのですから。

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございました

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ