hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

夫に浮気をされ、息子には嫌われている

回答数回答 1
有り難し有り難し 16

初めて質問させて頂きます。
私は20代後半で、同い年の夫と今月3歳になる息子、生後3ヶ月を迎える娘がおります。
先月、喧嘩をした際夫が「離婚する」と言い、SNSにもその旨を投稿しており、そこに女性と肉体関係を望むようなやりとりがコメントされていました。
週明けに離婚届を持ってくると言っておきながら、一向に持ってこないまま1ヶ月が経ち、何事も無かったかのように生活しています。
ただ気になるのが女性とのやりとり。見なければよかったのですが、夫への不信感から携帯をみてしまいました。すると、女性に過去に浮気をしたことがあると告白する内容が見つかり、更には卑猥な写真のやりとり、肉体関係を迫る内容までありました。
今までゲームや飲み会、パチンコなど、できる限り自由にしてもらっていました。
夫からも感謝の言葉はあったので、多少しんどくても頑張っていました(共働きです)。そして、浮気だけはしない、と常々話していて、それを信じて疑いませんでしたが、全て嘘でした。
長女の出産のために入院している間も、女性に肉体関係を迫っていました。
さらに、息子は私のことを嫌っていて、ことある事に「パパが良い」と言います。
もう疲れてしまいました。浮気の証拠を集める準備をしていましたが、何もかもが嫌になりました。頑張っても無駄なのです。この先息子に拒否されながら、夫に都合のいい家政婦扱いをされていく。娘だって大きくなればパパが良いと言い出すかもしれない。
いっそ死ねたら楽なのに、遺書を書いて準備をしても怖くなって死ねない。どうすれば死への恐怖を乗り越えられますか。もう幸せになんてなれなくていいから死にたいのです。終わりにしたいのです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

頑張ってこられましたね

こんにちは、初めまして。

「いっそ死ねたら楽なのに、遺書を書いて準備をしても怖くなって死ねない。どうすれば死への恐怖を乗り越えられますか」とのご質問です。

「怖い」ということは、心の、体の自然な拒否反応です。それを無理やり抑え込んで「乗り越え」る必要性はないと私は思います。折角ご縁があったのだから、あなたが今の窮状をこそ生きて「乗り越え」る方向性を考えてみませんか。

子供さんは、幼少期はご両親のことが共に大好きなはずです。しかし、「息子は私のことを嫌っていて、ことある事にパパが良いと言」うのは何故なのでしょうか。その手掛かりは文章中には断片的にしか見当たらず、本当のところは私には分かりません。

ただ、敢えて類推するならば、「共働き」の疲れ、「ゲームや飲み会、パチンコなど、できる限り自由に」ご主人にさせていた、「夫に都合のいい家政婦扱い」(家事の手伝いなどの支援がなかった)等に加え、ご主人との関係性の悪化で、子供さんの前で余裕が保てなかったのか、と想像します。

あなたは、自分が我慢して頑張りさえすれば幸せになれる、と思われていたのでしょう。それは無理からぬことです。むしろ、一般的な幸せ像そのものだと思います。

しかし、その幸せを二人で、あくまで二人で追い求めようという気持ちがご主人の行動からは感じられません。

喧嘩した際の離婚宣言を「SNS」に「投稿」するなど、自らの恥を他者に公開する感覚に疑問を持ちます。また、何より妻であるあなたの意向を無視して周囲に知らしめた、あなたをも辱める行為です。果ては「そこに女性と肉体関係を望むようなやりとりがコメント」など、一体どこを向いて生きていこうとしているのか訝しく思われます。

あなたは、幸せになりたいと一生懸命頑張られたのでしょう。
その際、子供さんと上手くいかなかったこともあるかもしれません。
でも、あなたの幸せを希求する方向性は間違っていない、と思いますよ。

後は、幸せになる具体的な方法を転換していくべきではないでしょうか。
この先の結論は、第三者には言い難いことなのでご自身でお決め下さい。

ただ、あなたが浮気の心配や仕事家事などで必死になって、てんてこ舞いする状況を少しでも回避することが出来るならば子供さんとの将来も明るくなるのでは、と思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

感情が整わず、乱れた文章に対し丁寧に回答頂きありがとうございます。

自分の不幸を嘆いて子供たちを遺して死ぬなど、無責任なことと理解はしています。

無事証拠を揃え、親権をとり離婚をしたとしても、独りで子供たちを見ていかなくてはいけないことへの恐怖と不安(私には親族がおりません)
これまでの無責任な行動から、子供たちを渡すなんて許せない
夫は自分のせいで誰かが傷つくことに対して何も思わないので、反省は見込めず再構築は難しい

現状も未来も不安や苦しみしかないですが、子供たちのために頑張るしかないですね。
理性のブレーキが壊れて死ねるその日まで、頑張ります。

ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ