回答 1
有り難し 2311個年上の彼と、付き合って4年と三ヶ月が経ちます。
付き合って一年半で半同棲、その後地方へ一緒に移住しました。
移住して一年たつか経たないか頃に、彼が既婚者だったことが発覚。話し合いの末、彼は離婚をし今までと変わらず一緒に暮らしていました。
離婚時、揉めに揉めたらしいのですが協議離婚で慰謝料を決め話がまとまったそうです。
紙っぺら一枚でしたがその時離婚証明も見せてもらったので、私もそれ以上は何も言えませんでした。
しかし、先月ひょんなことより離婚証明は偽物だったことが発覚。まだ籍が入っていたという事実を知りました。
本人は離婚届を出した際に嫁に提出を任せたため、未提出だったことに気がつかなかったそうです。
来月、予備で持っていた離婚届を一緒に窓口まで持っていって提出するという話で落ち着きました。その後受理されてから戸籍も取り寄せてもらう約束もしました。
二度裏切られ、それでも彼が好きなので一緒にいたいと思ってます。
ただ、裏切られたことが思っていた以上に辛いです。毎日彼に捨てられる夢をみたり、ふとしたタイミングに涙が溢れてきます。
裏切られてそれでも裏切られた相手と幸せになれるのでしょうか？
執着心が強く、すぐ依存してしまいます。
お坊さんからの回答 1件
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こんにちは。
「裏切られた相手と幸せになれるのでしょうか」とのお尋ねです。
回答するに際して、一点確認です。
冷静に聞いてほしいのですが、あなたが見せられた「離婚証明」とは、離婚届書を公的機関が受理しましたという内容の「離婚届受理証明書」、届書がコピーされた「離婚届記載事項証明書」のことでしょうか。
彼は「離婚届を出した際に嫁に提出を任せたため、未提出だったことに気がつかなかった」そうですね。そもそも「離婚届」が提出されていないのに、役所から「離婚届受理証明書」が発行されるはずがありません。「離婚証明は偽物だった」というのは、元奥さんが「偽物」を偽造して彼に渡していた、ということでしょうか。だとすると、これは公文書偽造という犯罪です。
多分、当事者の名前が入った所をパソコンか何かで修正し、自治体の長の判子まで入ったものを作ったのですからこれは相当な故意がなければ出来ません。元奥さん、それとも彼が偽造していたのでしょうか（移住の際、住民票、戸籍謄本、税金の関連で離婚の有無に気が付かないってあるのでしょうか）。ここが分かりません。
あなたは「二度裏切られ」と言っています。
一度目は、「既婚者だったこと」を隠して交際していたこと。
二度目は・・・何でしょうか。
元奥さんが偽造していたのなら彼に責任はないでしょう。
彼が偽造していたのなら二度目の裏切りになるわけですが・・・。
第三者から見れば、この重要な点が分かりません。
「それでも彼が好きなので一緒にいたい」というのが、嘘をついたという道徳倫理的な問題のある人といたいという話なのか、加えて触法行為までした彼と一緒にいたいのかというのでは大分お話が違うように思います。
重ねていいますが、私は第三者です。
文章から受けた事実、印象からしかお話ができないことを理解してください。
嘘も方便といいます。
方便とは本来仏教語です。
正しい道に誘引するための仮の方法、これが方便です。
自分本意で自分の目的を達成するためにつく嘘は、自分の幸福だけを考えた煩悩の道に他者を巻き込もうとする行為です。
相手のことを思って、相手の幸せと自分の幸せが共に満たされる道を達成するための一時的緊急避難的な嘘は、真の愛情を目指した真の幸福の道への苦渋の選択です。
彼がついた嘘、裏切りはどっちに該当すると思いますか。
