地獄に行かずに済む方法を考えました
こんにちは、浄土宗の者です。
僕は前回、ネットで相手を自殺まで追いこんでしまったかもしれませんといった内容をお話しいたしました。
相手は傷がついたかも、僕はいけないことをしてしまった、相手に対して申し訳ない。
僕はある日、ネットでこんなものを目にしました。「善は罪を洗うもの」と。
でも一つ違和感を覚えました。それは、「殺人を犯した者は反省して善行を行っても、果たして地獄に行かずに済むのか?」と、どんな殺人でも地獄行きを避けられるのかと。
ちなみに僕は、ネット内だけではなく、今まで嘘や殺生、盗みもしていました。
それらは、しっかり反省して善行に励めば、地獄行きは回避できるのだと思いますが、殺人を犯した者はどうなのでしょう…
でも、反省だけではなく、さっきも書いたように、善行を行う(人のためになる、人助けや、譲りなど)事も大事だと思いました。
無間地獄の事を実はずっと前から恐れていたのですが、もしかしたら行くかもしれない事になるとはと悔やみました。
普通の暮らしがこの状況でできるかどうかが分かりません、その理由は、こんな事しなければいつも通り普通だったのに、と。なので今の自分の心の中は、「晴れ、時々、雨」の状態です。
でも実は一つ神仏様に誓った事があります。それは、「不殺生を守る事と、家族を大事にする事など」です。僕は家族に対して申し訳ない事に、あまり関心がなかったのですが、この期を機会に「家族を守りたい!」と言う思いが強くなりました。
書いてる途中でふと違和感をまた覚えました。「人間って罪(例えば、殺害や盗み、罪他々など、)無しだと大事な事に気付けないのかな?今回ネットで自殺に追いこんでしまったのもその一つかもしれない」と。
少々矛盾を感じますが、実は僕、人間(家族や友達)を大切さをこの期を境に、より深く気付けたんだなぁと思いました。
それからの日は少し、「この世界のみんな(難民や囚人、お坊様や家族、友達などなど)はみんな大切(思いやりで)」と考えるようになりました。
人の健康や幸せを励ましたり助けたり、褒めてあげたいと思うようになりました(悪いことをしたら反省も)
それらの事を思えば恐らく僕のような自殺まで追いこんでしまった者でも、仏様は常に善・悪をみてくださっていると思うのでそれらの今書いた善行を行い、今書いた良い事も考えられれば
地獄に行かずに済むと思いました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
なるほどなと思いながら読ませていただきました。
人は意図してあるいは意図せずに過ちを犯してしまうものです。
大切なことは過ちを犯したら相手に謝って、反省して、同じ過ちをこれから先ずっと犯さないことです。
連絡手段がなく謝ることができない場合は心の中で謝りましょう。
とくにネットはうっかり相手を責めてしまう投稿をしやすいですから、相手の気持ちになって、相手が落ち込まないかどうか想像してから、大丈夫な文章だけを投稿しましょうね。
相手を責める文章、嘘、悪口は書かないようにしましょうね。
そうして生きていけば自然に苦しみはあなたから離れていきますからね。
なお悪いことをした罰はいつかは自分に返ってきます。しかしそれは仕方のないことですから、しっかり受け取り、反省の材料としましょう。
また同じように良いことをしたこともいつかは自分に返ってきます。ですから悪いことをせずに良いことをしながら生きていきましょうね。
なお、南無阿弥陀仏と一度でもお称えすれば地獄に行くことはありませんよ。
南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
三宅様
心温まる回答ありがとうございます。
はい、悪いことをしてしまったので罰はしっかり受けながら、「そう、自分のしてしまった事はそれほど悪い事なのだから当然受けても文句は言えない…しかし逆切れはせず素直に反省します。」と考えるように、
でも善い事をして、それが自分に返ってきたら、「ああ、あの時善い事をしてよかった…でも、これからも善い事を続けます。」と考えます。
なので、仏様はいつでも僕の行いを見ていて下さる事に感謝し、神仏様に参りたいと思いました。
お忙しい中本当にご回答ありがとうございます。
追記
共感してくださり誠にありがとうございます。