親の死が怖い
親が死ぬのが怖いです。人はいずれ死ぬのはわかっているのですがやっぱり親にもその時が来る、と思うと怖くて不安で涙が止まりません。
18歳なのに親離れできておらず自立もできていないせいで余計強くそう思ってしまうんだと思います。
もうずっとその事が頭にこびりついて離れなくてお母さんと話していてもいつかはこうやって話せなくなるし姿も見えないんだと思ってすっごく気が沈んで落ち込みます。
今両親とも元気なのですがもし癌や病気になったらとか突然死してしまっまら、、とかなってもないことや先のこととかも考えてしまいます。
死なれるのが怖いとか、病気や事故になったらとか、考えても仕方が無いことは分かってるのに、考えようとしないようにしても頭に浮かんできてループして考えてしまいます、どうしたらいいのでしょう...少しでも気が楽になれる方法とかないでしょうか、、、
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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安心なさって下さいね
拝読させて頂きました。
あなたのお気持ちよくわかりますよ。私も若い時にそのように思って不安になって何も手につかなくなったこともあります。あなたのその不安なお気持ちを心よりお察しします。
あなたがそのようにお気づきになったことは決して悪いことではありません。私達はそもそも多くの方々やものごとから生命を与えられて大切に育まれて今生かさせて頂いています。そしていつの日か与えられた天寿を全うする時が来るのです。病になるかもしれませんし、事故にあうかもしれません、或いは災害や戦争によって亡くなることもあるのです。私達の生命は誰しもが限りあるものだと知ることはとても大切です。だからこそあなたもご家族やご縁ある方々とのつながりを大切にしながら毎日をしっかりと生きていくことが大切なのです。これは私達が人生を生きていく中での生きる意味ですし目的でもあるのですし、真理です。あなたはそのことを知ったのです。
そして私達はその天寿を全うしてもその続きがあるのです。私達はその天寿を全うした時には必ず仏様がお導きなさって下さり、先に往かれた両親や親しい方々やご先祖様方が私達を優しく迎えて下さいます。そして一切の病や痛みや迷いや苦しみからも救われて仏様のもとで皆さんと一緒に心安らかになり喜び合い分かち合うのです。私達は共に仏様のもとで清らかに円満に成仏させて頂きます。そして生きる私達の子供達やご縁ある方々をあたたかく優しく見守り続けてていくのです。ですから決して終わりではありません。このご縁は永遠に続いていくのです。又私達の身体は土に戻り新たな生命に吸収されて新たな生命となっていくのです。これも真理です。
いかがでしょうか?あなたの不安なお気持ちは消えることはないでしょうがどうか安心なさって下さいね。私達の生はいつも死と隣り合わせなのです。でも決してそれは終わりではないのです。
あなたがこれからも心豊かに健やかにご成長なさり大切な皆さんと一緒に仲良くお互いを思いやりながら幸せに生き抜いていかれます様心よりあなたのご先祖様方に祈っていますね。