親に都合よく使われる
60代後半の両親のことです。母親が10年ほど前に大病を患い、その間の身の回りの世話や認知症の祖母のことなど娘の私が担いました。自身の家庭のことと実家のことで肉体的精神的に辛く体調を崩すこともありましたが、なんとか母親の病気も完治し父親もこの何年間の間に病気をしその都度、サポートをしてきました。今は両親ともに元気でいてくれています。ただ病気の時に、私が色々と何でもやっていたことが当たり前になっているのか元気になってからも何かと私を都合よく使おうとしてきます。今日もスーパーでの特売に行きたいから◯曜日に買い物に連れて行って!など本当にしょうもない用事でも言ってきます。何十円か安く買えるためだけに、わざわざガソリンを使って実家に行かないといけないなど迷惑をかけることへの想像力がないのです。さすがに腹が立ち、アッシー扱いだし今回限りにして。と言ってしまいました。こんなこと言いたくもないし言った後に嫌な気持ちにもなるし、本当にいやになります。この先、もっと年老いてくると、いくらでもこのようなことを言ってくるんだろうなと思うと誰もいない遠い地へ行きたくなってしまいます。娘には言いやすいとはよく聞きますが、これからも我慢しなければいけないのでしょうか。良好な関係を努めていますが実家に帰ると疲れますし離れて暮らすと親族ではあるけれど、やっぱりもう家族ではないんだなと実感します。つまらない悩みで申し訳ありませんが、心のもちようと言いますか心構えをご教示いただきたいです。
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我慢して不満を募らせるよりも、伝えながら想っていきましょう。
お互いのためにも、ちゃんと伝えた方がいいですよね〜。ご両親も、あなたがそこまで負担になっていたなんて気づいておられなかったと思いますし、感謝もされていると思いますが、親のために何でも動いてくれる娘なのだと、ついつい遠慮もなくなってしまったのでしょう。
「往復も大変なの。こちらの地域の付き合いや用事もあるので、すぐに動けないこともあるのよ。頻繁にはとても行けない。先々のことを考えると、スーパーの宅配なども考えてね」と提案しつつ、私の生活もあることを伝え、納得してもらいましょうね。
私も実家を出ていますから、親のことは気になります。親子でも、大事な人でも、出来ることと出来ないことがある。それは仕方のないことなのです。お互いが自立した存在ですから、全てを頼りきることはできませんものね。
これから先、介護や福祉や地域サポートなど、いろんな支援がありますから、あなた一人が抱え込まなくてもいいのですよ。
我慢して不満を募らせるよりも、ちゃんと伝えながら親のことを想っていきましょう。
質問者からのお礼
中田様、この度はありがとうございます。伝えながら想うというお言葉に感銘を受けました。想うけれど全てのことをしてあげることは出来ないので、出来ることと出来ないことを自分の中で棚卸しして伝えながら想っていこうと思います。このお言葉のおかげで優しい気持ちで親に会うことが出来ました。同じ女性のご住職からのお言葉、本当にありがとうございました。