母親との関係
40代の主婦です
実父は他界し、実母が独り暮らしをしています。私の住まいとは、遠く離れています。昔から片付けが苦手の買い物好きの母でした。私もこどもの頃から家の手伝いという名目で、しょっちゅう片付けを手伝っていました。しかし、片付けてもすぐに元通りになり、就職後実家の近くに独り暮らしをはじめました。すると、今度は私の家にも荷物をもってくるようになりました。
そんなことを繰り返してるうちに、私は結婚し遠くへいきました。父が生きてる頃はそれでも、なんとか父が片付けていましたが、片付けても元通りになるので父も片付けを諦めました。父が生きてる頃は私も実家に入れたのですが、父がなくなってからは歯止めがなくなり、どんどんものが溢れているようで、私も家に入れてもらえなくなりました。母は片付けなきゃ、といつも電話でいってるのですが、見せたくないそうで私はもう長い間、実家に入れてもらえません。兄もいるのですが、同じようです。会うときはいつも、ホテルをとってあっていて、家がいまどういう状況かわかりません。業者をいれる話もしたのですが、とにかく誰にもみられたくないそうです。母も年々老いてきていて、片付けができる元気はなくなってきてるように見えます
母もものが多い家にいるよりも、外がよいようで、よくでかけています。片付けてるようですが、年もあり、進んでいないようです。母はひとりで暮らしてるし、だれにも頼ってないから、これでいい、といいます 手伝おうか、等と話すと、この話しは触れないでと、いやがります。
足の踏み場もなくなってるといっています。母も大分衰えています。それでも家にいれてくれません
放っておいてよいのでしょうか。
亡くなってから片付ける、と思ってたのですが、心配になってきました。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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嘘も方便、方便とは手段のことです。
いまや物質社会といわれる物の生産が消費されては生産し続ける現代社会となり、地球環境まで影響を与える世界となってきています。
昭和30年頃までに生誕された方々は、「物を大切にしなさい」といわれる物がなかった時代を生きてきた人なので、捨てることに躊躇(制御)してしまう習慣が身に付いています。
その物があふれた時代に合わせて「片付け業者(ゴミ屋敷・大掃除)」さんも増えてきました。これは良い意味です。
ご質問の回答から申し上げると仏教観点では「不要なものは捨てなさい(断捨離)」することが心も楽にします。
しかし、家にも上げてくれないほどですので、おまとさん がお察しの通り恐らくご実家は荷物で溢れ、介意することはお母様の平常心に動揺が生じることに不安を察知しているからと感じます。
すこし話し合いの機会を得れるのであれば、部屋に入らずとも「◯◯はない?うちにないから欲しいのだけど?」と、大きな物を貰う設定として処分していく方法。これは嘘とならないから安心してください。相手を上手く導くための方便(手段)と仏教ではとらえます。[※嘘も方便というものです。]
また、現在ではメルカリやジモティにラクマなど、不要なものを携帯で写メを撮り出品すれば、ジャンク品さえのゴミもお金に変わる時代です。
これはリサイクルとしても物を生産させるにも制御を掛け、環境にも良い社会運動です。
捨てる神あれば拾う神もいるというシステムです。
何か策を考えて、もらえる物をもらって処分していく方法。もしくはもらってメルカリ等で出品していく方法が適切と思います。
もう一つは、カーテンを変えるだけで部屋の模様替えをしたくなることもあります。新しいカーテンを受け取ってくれる。そして古いカーテンを置いておかず捨ててくれるのであれば、お母様の気持ちに「何かを整理していかなければと片付けスイッチが作動」し出すかも知れません。
お母様の心情を察知の上、何かアクションを起こして行ってみてはどうでしょう。
ちなみに私の母は健在です。その母は「O型」ですが、昔からこのように言います。「O型の人は四角い部屋を丸くするのが得意」と言って、一度四角く片付けをしても、数ヶ月すると部屋は丸くなってます。
気楽に実行していきましょう。
お母様も、今さらどうやって片付けしていいのか分からないのも事実なのでしょう。