霊能者に言われたことで悩んでいます
自宅の門を改修するため、工事を業者に依頼しました。
親戚が親しい霊能者の所へ行くと言っていたので、ついでにと軽い気持ちでその工事について話してもらうと、「工事をする箇所に土地神様がいるので、工事を続行すれば祖母は亡くなり、子供は3歳頃に脳の障害が出る、回避するには工事を2年先延ばしにしなさい。それ以外に出来ることはない。お祓いしてもだめだ。」と言われたとのことでした。
70年以上代々我が家と付き合いがあり、普段よりお参りに来ていただいている神主さんに依頼して工事のお祓いを済ませていたあとでしたし、何より強烈すぎることを言われてしまったためショックを受けました。
工事については業者に掛け合ったところ、「そのような理由での工事の中断は今までにないが、違約金を払えば中止は可能」と契約書に記載のとおりの対応をされましたが、違約金もかなりの金額ですし、業者との付き合いも50年以上になり良くしていただいているのでここで急遽契約解除という不義理をすることにも心苦しいのです。
親戚はその霊能者の方を信じていますので、即刻やめるべきだと言っていますが、あまりにショックなことを言われたためその霊能者の方を信じてよいのか…正直言われたことを聞いた時よりは悲しみより「どうしてそんな酷いことを、回避の方法が中止以外にないような形で言うんだ」という怒りでいっぱいでした。
しかし、やはり一度聞いてしまったことは忘れられず、霊能者の方が言われたことが本当に起こったら…起こらなくとも子供の成長にはずっと不安が残ってしまう…と落ち込んでいます。
神主さんを信じてこのまま工事を続けるのか、霊能者の方を信じて契約解除するのか…家族皆が頭を悩ませています。
祖母も私も子供を見て話していると涙が出てしまい、とても精神的につらいので何かお言葉をいただけたらと思い投稿致しました。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
要は拠り所の問題
こんにちは。
工事続行すれば、「祖母は亡くなり、子供は3歳頃に脳の障害が出る」と「霊能者」に言われた。もし、工事をして身内に害が及んだら、と心配しているのですね。
「回避するには工事を2年先延ばしにしなさい」とのことです。
「2年先」だったら「土地神様」は許してくれるんだ・・・(独り言)と思いましたが、その「霊能者」独特のロジックがあるようなので、一先ずはそれはそれとしておいておきましょう。
結局の所は、末尾に書いているあなたの一文に凝縮されています。
「神主さんを信じてこのまま工事を続けるのか、霊能者の方を信じて契約解除するのか…家族皆が頭を悩ませています」と仏教者であるお坊さんに尋ねる。尋ねてくれることは構わないのです。しかし、このあなたの迷走は何を判断基準にするかという拠り所の不在を図らずも明らかにしている現状があります。
仏教では、南無、拠り所にさせていただく仏様、尊いお方がいます。
南無阿彌陀仏は、阿弥陀如来様。
南無大師遍照金剛は、弘法大師空海師。
あなたの宗旨(70年以上代々我が家と付き合いがあり、普段よりお参りに来ていただいている)である神様はどう教えているのでしょうか。
どんな神様を拠り所にしているのでしょう。
まず、ここを追究することに問題の鍵はあります。
親戚は、その「霊能者」に心酔しているようです。
しかし、考えてみて下さい。
あなたのお家は、代々奉じている神様がいらっしゃるのでしょう。
「霊能者」教でもなければ、親戚教でも無いはずです。
この際ですから、その神様の仰っしゃりようをしかと聞き、「お祓い」してもらったから大丈夫だと胸を張ればいいのではないでしょうか。
ただ、これはあくまであなたの宗教ではない仏教の立場から言うという、非常に変則的なコメントになっております。ご自身の宗教、考え、家族同士の相談を踏まえ、自己責任で決断をよろしくお願いいたします。
ご参考まで。
様々な命に敬意を表し祈って下さいね
拝読させて頂きました。
私達の足元には様々な霊が命が宿っています。どの場所でも生きものが生を受けて一緒に生きぬいていき、そして天寿を全うして亡くなっていきます。そしてまた新たな生命が生まれていきます。
その沢山の生命や魂や霊への敬意を表し感謝の気持ちを日々捧げてていけば工事は何の問題ありません。工事の無事を様々な神様や生命や魂や霊に心を込めてお祈りなさって下さいね。必ず神様や生命や魂や霊はその工事が事故もなく無事に完成するのを見守っていて下さいます。
私も遠く離れていますけれども工事が事故もなく無事に完成するようにと様々な神様や生命や魂や霊に心を込めてお祈りさせて頂きます。
そしてあなたやご家族の皆様があまたの神様や生命や魂や霊そして皆さんのご先祖様方に守られてこれからもお健やかに幸せに生き抜いていかれます様心より様々な神様や生命や魂や霊やご先祖様方に祈っていますね。至心合掌