運命には逆らえないのでしょうか?
ここ数年、やる気を出して就活や副業を取り組んできました。
ですが、就職が決まっても、後から夜勤に変わって欲しいとか、条件などが変わり、結局辞めないといけなくなり、転職が上手くいきません。
副業も上手くいっていると思っていたら、アカウント停止などの処分を受け、副業ができなくなりました。
ここ1年、子供にお金を借りながら生活しています。
自分で稼いで豊かな生活を望んでいるのですが、何かにつけて、上手くいっていたのに、途中で邪魔をされ、長続きしません。
運命と思って諦めた方がいいのでしょうか?
なぜ、上手くいっていることが、全てダメになっていくのでしょうか?
目に見えない何かに邪魔をされているようで、気分が落ち込みます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
運命だと諦める必要はありません
中々仕事がうまくいかず、ご心配のことと思います。娘さんに経済的に助けてもらっていることも、お気持ちお察しいたします。自分でどうしようもないようなことで、仕事が続けられなくなることが続くと「自分は何をやってもこうなる運命なんだ」と諦めの気持ちが起きてくるのもわかるような気がします。
就職して就労条件が変わったり、軌道に乗り始めた副業が続けられなくなったりと、自分にだけ逆風が吹いているような、仰るように何かに邪魔されているのではと疑いたくなるのも無理は無いのかもしれません。
しかし、自分がつく仕事は全てダメになるとか、そういった運命はありません。たまたま就いた仕事が(事情により)就労条件が合わなくなった。たまたま、副業に選んだ仕事が(何らかの要因で)続けられなくなったと言うことです。仕事の条件が変わってしまったこと自体は、その職場の事情があってのことでしょう、それがたまたまアリナさんの働きかたの希望やアリナさん自身の今の状況に合わなかったと言うことです。それ以上でもそれ以下でもありません。
まず一つ言えるのは、先のことが決まっていると言うような運命はありません。その一方で、生まれた命がいつかは死を迎えなければならないとか、出会った人の数だけの別れをしなければならないとか、そういったことは避けることのできない出来事(誰にでも必ず訪れる法則=真理)としてしっかり受け止めていく必要があります。
仏教では、因(縁)果(いん・ねん・か)の法を説いています。植物で例えれば、種(印)を蒔くだけでは、花や実(結果・成果)が成り立つわけではありません。程よい水分、空気、温度などの条件(縁)が整って初めて芽が出て育っていくのです。
今はまだアリナさんに合う仕事にまだ巡り会えていないだけと考えてみてはいかがでしょうか。コロナ禍の中、中々自分に合った仕事に出会えないこともあるのではないかと思いますが、自分ができる仕事の条件をゆっくり見つめて、仕事探しをしてみてはと思います。40代の方ということですが、身体もだんだん無理できなくなって来る頃です(私50歳です)ので、体調とも相談して進めてくださいね。
リスクを想定しきれていなかった
就職先に夜勤の仕事があることやアカウント停止処分などは予想できることではないでしょうか。
「邪魔された」のではなく「自分の想定が甘かった」と思った方が、今後に役立つと思います。
邪魔されるには邪魔される理由があるのですから、それを予想できなかったのはプロとしての競争に負けただけです。
今回は負けたけど、次は勝てるように対策を練るのがプロでありビジネスです。
たとえバイトであっても、労働力を売って稼ぐことはビジネスです。
ビジネスには競争相手や取引先がいて、法律の縛りの中で利益を奪い合うバトルを続けています。
知恵を絞ってビジネスのバトルを楽しみましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございました。
ありがとうございました。