hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

夫の13年間の浮気

回答数回答 1
有り難し有り難し 20

夫(59歳)に13年間、外に女(43歳)がいました。今となっては浮気では無く本気だったのだと思います。最初の浮気発覚で揉めて別居している間に違う女性と付き合い始め、それが続いていました。
2年の別居後、帰りたいと詫びてきたので受け入れました。当時、子供の登校拒否や東日本大震災があり夫不在に私自身も不安を感じていた時でした。

夫の話では帰ってきたときに一度は別れ、その後はたまに連絡はとっていた。そしてまた男女の関係になりそのまま現在まで続いた。と言います。

ラインの恋人同士のようなやりとり、お金の援助(携帯電話の支払い含む)、食べ物を運んだり食事や飲みに行くような関係だったと言います。付き合いの期間が長いので100万以上のお金が渡っていそうです。
食べ物は自宅と女性宅、同じ物を運んでいます(女性とのラインで確認済)。要は子供に食べさせたい物は女性にもと思うのでしょう。

もともと家庭的でもなく子育てもノータッチ。夫の最初の浮気後、1度だけセックスしましたが心の無い悲しいものでした、それからはどちらからも誘う事もなく私(現在55歳)とはレスでした。

会話もなく冷め切った夫婦でした。セックスはお金を払って性欲を満たしてくれるような所へ行け、と思っていました。給料だけ入れてくれればいいと思い放置していた私にも非があります。

そんな夫婦でしたが信頼していたし家族でした。でも今回のことはとてもショックでどう収めていいのかわかりません。離婚してしまえば楽になるでしょうが、私は複数の持病があり働けません。別れても自立は難しいです。それでも若いころ2度離婚届けを突きつけましたが応じてくれませんでした。

13年間のうちに孫も生まれ、まさかもう年齢的にもそんな事はないだろうと思っていたのにこんなことが発覚しました。知ってしまった日から一緒に食事をとることもできなくなり気配があるだけでも無理でしたので実家に帰ってもらいました。

何度か話しあいを持ちましたが、平常心でいられるわけもなく私が夫を責め立てて終わっています。夫は今すぐではないにしろ帰ってきたいと言っています。
許すことも別れることもできず、とても苦しいです。私はどうしたらいいのでしょう、教えてください。

長文、失礼いたしました。
改行しているのですが反映されませんでした。
読みづらい文章お詫びします。

2022年3月7日 9:16

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どんな「夫婦」になりたいのですか

こんにちは。

ご主人の「浮気」の経歴や時系列、事実関係等に曖昧、不明な点が散見されますが、可能なところで回答しましょう。

夫婦であること、あり続けること。
一定の努力と信頼の積み重ねの末に出来上がった絆、これを世に夫婦と呼ぶのだと思います。

「夫(59歳)に13年間、外に女(43歳)がい」た、これは「浮気」であるとか、「本気」であるとかないとか、というよりも事実として二重生活だった、のではないでしょうか。「お金の援助」、「食べ物を運んだり食事や飲みに行くような関係」というところからそう推測します。

ご主人は、過去に「2年の別居後、帰りたいと詫びてきた」、最近は「今すぐではないにしろ帰ってきたい」と言っているようです。どちらも、「帰」ることを希望したり、ほのめかしているようですが、何のために「帰」ろうとしているのでしょうか。

夫婦だから、元のところに帰るのは当然だ。
それは、そうでしょう。
しかし、肝心などんな夫婦になりたくて「帰」ってくるのか、それをご主人は説明できるでしょうか。

それは、あなたも同様です。

「会話もなく冷め切った夫婦」だった。
なぜ、「会話」がなかったのか、それは分かりません。
また、結婚当初から「冷め切った夫婦」であるはずがないので、どの時点でそうなったのか、何かきっかけがあったのか、それも分かりません。

しかし、ならばこれから「会話」を積み重ね、心が通じ合う「夫婦」になりたい、その用意があなたに出来ていますか。「セックスはお金を払って性欲を満たしてくれるような所へ行け」「給料だけ入れてくれればいいと思」っていた心が今は180度転換できていますか。

あなたは、どんな「夫婦」になりたいのですか。
同じ方向を向こうとしない限り、「夫婦」は名ばかりのものになります。

名実ともに「夫婦」になる。
「どうしたらいいのでしょう」と途方に暮れていたあなたに、一定の回答はできたと思っています。

ただ、以後はその実現をどう具体的にできるか、当事者であるご自身で一度よくよく考えてみてください。

2022年3月7日 14:22
{{count}}
有り難し
おきもち

釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ご回答いただきありがとうございました。
夫も私も未熟な人間だと痛感いたしました。
まずは自分と向き合うことから始めてみたいと思います。ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ