夢を追いたいのに心がぶれてしまいます
はじめまして、YYと申します。
今年で34歳になります。
色んな仕事に就いてきましたが、造形作家になるという夢に挑戦することを諦められなくて、時間が作れるアルバイトで最低限の生活費を稼ぎつつ、作家活動をしております。
今はやりたいことに挑戦できているのですが、未だに芽が出ず、「こんな歳になってまで何をしているんだろうか。本当にこの夢は叶えられるのだろうか」と常に不安があります。
夢を追うのに年齢は関係ないとよく耳にしますし、友人や仕事仲間に相談しても「世間の目や年齢なんか関係ない。やりたいことをやってるのはとても素晴らしいよ」と励ましてくれます。
その時は元気が出ても、他の友人の仕事で成功している姿やお金を自由に使って楽しんでいる様を見ると、何とも自分が情けなくなります。
そして、もう一つ、親が今の状態について快く思っていないことが追い打ちをかけます。今はなんとか一人暮らししていますが、帰省するたびに「将来の生活はどうするんだ。老後に金が無きゃ生きていけない。正社員に早くなれ」といつも苦言を呈されます。
そして、いつもケンカして帰る、というのがお決まりのパターンになってしまいました。
本音を言えば、親の言うことは図星で、自分でもどこかで「本当は夢を叶えるなんて無理」と思っているからこそ、意固地になって反抗してしまうんだと思います。
貯金もほとんどなく、「いつか、どこかで、誰かに作品が認められる」と、それこそ夢を見ながら、いつか叶うと現実逃避しているのも分かっているからこそ、毅然とした態度で自分の夢を発言できないのだと思います。
しかし、就職するとなっても、今までも転職を繰り返してきており、一般就労が自分には向いてないのだとも思っております。そして不安が募れば友人たちに夢を語って付け焼き刃の安心を得ている日々です。
「夢を追う」ということに対して、一体自分はどういった心持ちで作家活動をすれば良いのでしょうか?
そもそも、もっと別の何かを改めないといけないのでしょうか?就職というものから逃げているとも自分で思います。
稚拙な文章で申し訳ございません。
これを書いている間も心が押しつぶされそうになります。
どうか、ご助力を賜われたら幸いです。
何卒、よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなた自身が立てた目標でもあるのですよ。覚悟が必要。
「造形作家になる」という夢は、あなた自身が立てた目標でもあるのですよ。
皆、「夢」を抱いて生きてきたと思うのです。何をもって叶ったと思うのか。夢を持ち続けることも素晴らしいと思いますし、叶わなくてもそこに費やした時間や想いも また素晴らしいものだろうと思います。夢を持てたこと、その志のために挑戦したこと、それも抱いた夢を満たしたと思えたら「夢を叶えた」と言えると思います。
あなたの場合は、プロになり、業界で認められ、評価され、生業とする。そこに目標を置いているのですよね。今、その過程の中で夢を大切にしながら生きておられるのですから、周りから何と言われようと、今だけを切り取って 周りと比べて、自分を情けないと思う必要などないと思うのですよ。誰よりも、没頭できる環境にあるのですもの。
ですが、周りからの刺激に、どこか自分の限界を感じているのではないでしょうか。このまま続けていていいのか と。
夢を追うのも、終わらせるのも、自分次第です。こうして悩んでおられるのも、夢があったから、それを大事にしてこられたからこそですよね。逃げるための夢になっていませんか。これからをどのようにして生きるのか、その覚悟、しっかり考えていきましょう。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
「逃げるための夢」という言葉にとても耳が痛くなりました。
単に逃げるための言い訳として夢を追っている気持ちがあったと思います。
どう身を振るにしろ、覚悟をもって臨みたいと感じました。
お忙しいところ、本当にありがとうございました。