成功のために邁進集中するには
人一倍事業成功への願望が強いが、同時に大きな不安もある。年齢も50代に入り残り少ない人生で成功するチャンスを絶対に逃したくないと強く思っているが、それとは裏腹に常に不安がある。
この不安を取り除き成功へ邁進するマインドセットを上手く行いたい。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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成功への一歩は、腹を括るということではないでしょうか。
事業をされているのですね。何をもって成功かというのは難しいですが、何の心配もなく安心していける状態を望みますよね。
事業者には、覚悟も必要なんじゃないかなと思います。お寺の住職も、宗教法人の代表役員です。自分で立ち上げ、自分で運営というよりも、代々に受け継がれてきた歴史や責任役員をはじめ縁ある方々との護持で成り立っています。事業者とはいえ、1人で自由に決めて動ける立場には無く、調整や連携といった関係性も重要になりますし、代々の想いや信仰を守り伝える責務があります。なかなかのプレッシャーです。
お寺で成功を考えるのであれば、次世代へ引き継ぐことかもしれませんが、過疎地域ではそれも深刻。修繕となれば、莫大な費用もかかります。災害なども多い。いつも不安です。
ですが、考えれば、次から次へと不安は尽きません。走り出したら、どんなことがあっても責任を果たす、務め上げる、成長し続ける、直面することに覚悟をもつことしかないのだろうと思います。
もちろん、事業に必要なノウハウやスキルを身につけてこそでしょうけれど。成功への一歩は、腹を括るということではないでしょうか。
不安と、どう付き合うか。
初めまして。ご相談を拝読しました。事業の成功を願うお気持ち、そして同時に大きな不安を抱えていらっしゃること、どちらもとても人間らしい心の働きだと感じます。五十代という節目に立ち、これまでの歩みと残りの時間とを思い合わせると、願いも不安も大きくなるのは自然なことです。
仏教は、「不安を消す道」というよりも、「不安を抱えながら歩む道」を示してきました。舟が川を渡るとき、水の流れを止めることはできません。不安も同じです。大事なのは、その流れの中で舟をどう漕ぐか、という構えの方なのです。
「不安はあって当然だ」と腹に据えるとき、不安は敵ではなく、自分の願いを確かめるための合図にもなります。なぜなら、不安は「大切にしたいもの」があるからこそ生じるからです。不安は願いの裏返しなのです。その中で、あなたの大きな願いをどう持ち、どう調えていくか―これこそが、仏教で言うところの「中道」の歩みでしょう。自分の不安を追い詰めすぎず、放任しすぎず、そのあいだを歩んでいく姿勢です。不安に縛られず、かといって無視するでもない。
今回は抽象的な話になりましたが、もし次に「どんな不安が多いのか」「どんな場面で強く出てくるのか」を具体的に書いてくだされば、その分、私達の応じ方や整え方も具体的に考えられるでしょう。ご縁をいただければ、またご一緒に考えてまいります。
南無阿弥陀仏。
モリシーさんへ
モリシーさんは、人生走り続けて来られたのでしょうね。まずは、ご苦労様でした、今まで頑張りましたよね!肝心なお悩みですが…なるべき姿とのギャップに空回りしている感がありますよね。理想があまりに高くストイックなステージをご自身に課してしまっているからなのかなとも感じます。一度、こうあるべき理想の自分、を取り除いてみるのは如何でしょう。ご自身の成功の概念は、今まで培ってきた脳内の刷り込みによるものです。自身を俯瞰し、足るを知れば、判断も研ぎ澄まされ、自分だけの目標設定の軌道修正が出来ます。意外と、その方がご自身が目指す所への近道になったりします。また、人生を焦るお悩み、今の考え方とは反対の考え方は如何。50代に入ったから焦る。ではなく、50歳まで生きてきた。今まで良くがんばった自分。今も良く頑張ってるよ自分。と、考え方をチェンジ。自分を許して着地させる。そうやって感性の地盤を柔らかくする事で、自分でも気が付かなかったご自身の強みがひょこっと出てくるものです。若い時期から、ご自身を律して来られたのでしょうから、お尻を叩いて、頑張られてきたのですよね?もうこれからは、人生の折り返し地点。頭は回りますが、体はそうそう言うことを聞かなくなる。こうあるべき自分が高い場所にあると、届かない自分に嫌気が差してしまう。でもやめられない…焦れば益々空回りに。残りの人生が短いからこそ、そこはドンと構えて、ゆっくりと、自身を味わいながら、すすめていく。これからは、そんなゆったりとした自分と伴走するつもりで、まずは自分を認めて、褒めて、満たして下さい。そんな環境にすれば、違う視点からのアイディアや、違う形でのやる気も出てきます。楽しみながら過ごす、自分を許すいい意味での開き直りが、必要かもしれません。外野はどうでも良いのです。静かな場所に身を置き、自分だけの満足いく方向性をもう一度、ご確認してみて下さいませ。マインドセットという言葉もご自身で使われています。太陽の光を浴び、良く寝て、適度な運動をし、瞑想し、心と体をスッキリさせる事も、大切。頑張りすぎずに、野望を楽しみながら、お過ごしください。じっくり楽しめているモリシー様が心地よい日々になります様、お祈りをさせて頂きます。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
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◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )