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成功のために邁進集中するには回答受付中

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人一倍事業成功への願望が強いが、同時に大きな不安もある。年齢も50代に入り残り少ない人生で成功するチャンスを絶対に逃したくないと強く思っているが、それとは裏腹に常に不安がある。
この不安を取り除き成功へ邁進するマインドセットを上手く行いたい。

2025年9月9日 21:04

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

不安と、どう付き合うか。

 初めまして。ご相談を拝読しました。事業の成功を願うお気持ち、そして同時に大きな不安を抱えていらっしゃること、どちらもとても人間らしい心の働きだと感じます。五十代という節目に立ち、これまでの歩みと残りの時間とを思い合わせると、願いも不安も大きくなるのは自然なことです。
 仏教は、「不安を消す道」というよりも、「不安を抱えながら歩む道」を示してきました。舟が川を渡るとき、水の流れを止めることはできません。不安も同じです。大事なのは、その流れの中で舟をどう漕ぐか、という構えの方なのです。
 「不安はあって当然だ」と腹に据えるとき、不安は敵ではなく、自分の願いを確かめるための合図にもなります。なぜなら、不安は「大切にしたいもの」があるからこそ生じるからです。不安は願いの裏返しなのです。その中で、あなたの大きな願いをどう持ち、どう調えていくか―これこそが、仏教で言うところの「中道」の歩みでしょう。自分の不安を追い詰めすぎず、放任しすぎず、そのあいだを歩んでいく姿勢です。不安に縛られず、かといって無視するでもない。
 今回は抽象的な話になりましたが、もし次に「どんな不安が多いのか」「どんな場面で強く出てくるのか」を具体的に書いてくだされば、その分、私達の応じ方や整え方も具体的に考えられるでしょう。ご縁をいただければ、またご一緒に考えてまいります。
南無阿弥陀仏。

2025年9月10日 1:12
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おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

成功への一歩は、腹を括るということではないでしょうか。

事業をされているのですね。何をもって成功かというのは難しいですが、何の心配もなく安心していける状態を望みますよね。

事業者には、覚悟も必要なんじゃないかなと思います。お寺の住職も、宗教法人の代表役員です。自分で立ち上げ、自分で運営というよりも、代々に受け継がれてきた歴史や責任役員をはじめ縁ある方々との護持で成り立っています。事業者とはいえ、1人で自由に決めて動ける立場には無く、調整や連携といった関係性も重要になりますし、代々の想いや信仰を守り伝える責務があります。なかなかのプレッシャーです。  
お寺で成功を考えるのであれば、次世代へ引き継ぐことかもしれませんが、過疎地域ではそれも深刻。修繕となれば、莫大な費用もかかります。災害なども多い。いつも不安です。

ですが、考えれば、次から次へと不安は尽きません。走り出したら、どんなことがあっても責任を果たす、務め上げる、成長し続ける、直面することに覚悟をもつことしかないのだろうと思います。
もちろん、事業に必要なノウハウやスキルを身につけてこそでしょうけれど。成功への一歩は、腹を括るということではないでしょうか。

2025年9月9日 23:56
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個別相談可能
はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴トレーナー、手話、要約筆記、行政相談員、小学校 中学校支援員としても、ケアサポートをしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター.中学校DV授業 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
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