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離れるのも側にいるのも苦しいです。

回答数回答 1
有り難し有り難し 11

こんにちは。
誰にも言えず悩んでいるところをTVで拝見して質問させてもらいました。
気持ちが安定せず滅茶苦茶な文になってしまうかもですがよろしくお願いします。

私はずっと大好きな上司に付いて行きたいという夢がありました。
自分で言うのも…ですが、私は笑顔の良さに恵まれ、周りから可愛がってもらい人間関係に恵まれる社会人生活を送らせていただいていると感じています。
しかし周りから可愛がっていただいても私が心を開くわけではなく、むしろ良い後輩でいないと!と重荷になってしまい、それに疲れて職場を変える…の人生でした。
なので、私が心からこの人の下で働きたい!と思った時、全てをその職場に与えたいと常々考えていました。

そんな時に出会ったのが今の上司です。
恋愛感情とかではなく本当に自分の理想の上司でした。
その気持ちは上司に伝えてあります。

しかしそう伝えた上で上司に告白されてしまいました。
上司は妻子持ちですし、自分は全くその気はなかったのでずっとお断りしていました。
しかし、もともと尊敬として惹かれていた部分もあり、私も好きになるのに時間はかからなかったです。

でも不倫が嫌で、プライベートで会うことはありましたが、体の関係を持つことはありませんでした。

そして最近上司も私の気持ちを考えてか、プライベートでの関わりをなくそうとしてくれてるのが分かります。
上司として、私と付き合っていくと決めたのかもしれません。

しかしそれがこの上なくさみしいです。
気持ちを押し殺してでも、上司と部下のいい関係でいたいから家族を大事にしてとお願いしてきたのは私です。

しかし、いざ離れるとツラくてたまりません。
言いたいことは山ほどあるのに一言も言えないんです。
私から彼を求めるなんてできません。
でも離れて行かないで欲しいです…。

仕事上の会話は普通で、前と変わらず信頼し合える上司と部下の関係です。

しかしもう見るのも苦しいです。
考えるのもツラいです。

離れて別の人に付いて行くのがいいのは分かってます。
分かってるんですけど、できないです。
こんな尊敬できる上司もう会えないかもしれないんです。

もうどうしたらいいのか分かりません…誰にも相談もできません。
ツライです。助けてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたも大切な方、その方も大切な方

あなたのその上司の方をおもうお気持ちは大切ですね。ただそのお気持ちが今の状況であなたを苦しめている根源でもありますよね。大変おつらいおもいをなさっておられることお察し申し上げます。
改めて考え直すとあなたは今までの人生で本当に尊敬できる仕事の上司に巡り会ったのですよね。それは本当に恵まれた得がたき有難きご縁ですよね。ましてそのような出会いがありあなたも仕事の面でも充実しておられ人生に於いても生きる目的を見いだされたのだと思います。
ただその上司の方との恋愛感情が増長してしまうと逆に感情が優先されてしまいかえって他のことが阻害されてしまっておられるでしょうね。
もう一度あなたにとってこれから自分が望むことはなにか、そして今後自分はどうしていきたいのかを心を落ち着けて冷静にお考え頂きたいと思います。そして上司の方のお考えでは仕事の面での良き関係を望まれていらっしゃるご様子ですし、上司の方もご家庭を考えておられるのではないかと思います。恋愛は大切なことではありますが自分も相手も或いは周りの大切な方々をも窮地に追い込みます。できれば今はあくまで仕事でのコミュニケーションだけに留めてお互いの距離をしっかりと持って頂きたいと思います。もしそれでも苦しくて耐えられない場合は人事的な異動ができればなさった方が宜しいかと思います。あなたも大切な方です。同時にその上司の方も大切な方です。それぞれこれからの未来が明るく開け、そして人として尊敬しあいながら長いご縁を結んで頂けますように心よりお祈り申し上げます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
こんなに早くにお返事をいただけるなんて本当に嬉しいです。

上司への想いがすぐになくなるわけではないですし、会えばまたツラい気持ちになると思います。
でも出会ったことを後悔するのではなく、この縁を大事にして、また新たに自分の生き方を見付けていければ嬉しいです。

また迷うことがあると思います。
その時はもう一度、ここへ来させてください。

話を聞いて貰えたこと、本当に感謝します。
本当に、ありがとうございました。

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