私は寂しいだけなのかもしれません。
主人がお金の亡者というか、いつもお金を儲ける事ばかり考えているようです。
前回具体的な内容で相談させて頂きました。
口を開けばお金の話。主人が「世の中金が全てだ」と言っているととても悲しく寂しく感じます。
子供に「今勉強してる(お金儲けや株の)から邪魔しないで!」とシッシッとする主人…。
そんな主人に温かく、優しく協力できない私が嫌ですし、お金の虜になっている主人も嫌です。言えば「じゃ、お前お金嫌いなのね?要らないのね?」てな感じです。
堀江貴文さんの本や、株で億万長者になる方法等の本を読み漁り、お金、お金って…。怖いくらいです。家族よりお金が大事なのかな、寂しいです。
私はどういう心持ちで主人と接していけばよいのでしょうか?
主人は主人、私は私と割りきるしかない?仏教的にはどうしたら心を平穏に保てるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
難しい質問ですね。
苺さま
お悩み拝見いたしました。難しい質問ですね。
お金のことばかり、考えていらっしゃるご主人様に悩まされているご様子、あまりハッピーではなさそうですね。
「なぜ」そこまで、ご主人様は「お金」「経済活動」に一生懸命なのでしょうか?
その「なぜ?」に共感できるか、できないか、が、今後の分岐点になりそうですね。
即ち、夫婦間における価値観の共有という部分です。
一僧侶として答えさせていただくと、「お金儲け」自体が悪、ではないのです。
要は、それを元手に「何をしたいか。」ということが重要なポイントだと思うのです。
ご主人はご主人、私は私、と割り切ってしまうのは、「家庭、夫婦。」として見た場合、ちょっと淋しい気がします。
お金が欲しい、というご主人様には、思い通りにいかない経済的な現状、そして、先々のビジョンや夢をお持ちなのでしょう。それが理解出来る内容であれば、少しは苺さまご自身の気持ちが整理され、楽にもなれるのではないでしょうか?自分勝手な夢ならば、付き合いきれないでしょう。でも、もし、家族や社会に対しての目標であれば共感できる余地も生まれてくるのではないでしょうか。
仏教的なアプローチで心を穏やかに過ごすのであれば、「慈悲の実践」に他ならないと思います。お金に限らず、「問題」が起きた時に、そこに自分の思いを入れないことです。まずは問題や、相手を受け容れ、相手の為になる行いを施していくことです。夫婦で仲良くすることです、子供は語らずとも両親の後ろ姿に多くのことを感じています。
「大切な人を大切にする。」こんなシンプルなことですが、本当に難しい。
私自身も、心がけていること「大切な人を大切にする。」家内のお陰さまで(内助の功あって)、僧侶として活動ができております。恥ずかしながら、なかなか上手く伝えることが出来ておりませんが、妻や子供の支え、存在というのはとても大きいです。
お役に立てるかはわかりませんが、拙い回答をさせていただきました。少しでも苺さまのご家族さまがハッピーに向かわれますように、合掌