絶対に自分の非を認めない主人
喧嘩になると私が怒っている事とは違う方向に話を持って行かれ、私の過去の失敗や間違いを責め立てられ私が言葉が出なくなるまで逆ギレされ、結果、全て私が悪いという事になります。過去にも話をし、解決した内容でもぶり返されます。
そうしていつもいつのまにか話の内容を主人が優勢になるように巧みにすり替えられてしまいます。
仏教を学び、「忍辱」の事を知り、誰をも怒らず、憎まず、耐え忍ぼうと学んだばかりなのにどうしても、子供の事で主人に怒りを覚えてしまいました。(子供を邪魔者扱いにし、暴言を吐くので)
その話し合いをしていたのに、私が逆に叱られ、物凄い勢いで責め立てられました。
今回に限らず、何事に関しても、誰に対しても主人は自分の非を認めようとしてくれません。自分は間違っていない、むしろ相手に対する愚痴や失敗をあげつらい相手をノックアウトしてしまいます。
私がごめんなさい、私が全て悪いですと謝れば主人は満足でしょうが、邪魔者扱いされた子供の気持ちはどうなるのでしょうか?
それでも子供は主人を好きなようなので、また主人に近付いて行っては「うるさいから早く寝ろ!」「今ゲームしてるから邪魔しないで」とシッシッとされ、それを見るたび可哀想で仕方ありません。
今回に限らず、私に対してだけではなく、いつも相手からの不満はぬじ伏せていつのまにか相手が悪いで話を終える…。職場でもこの様な態度ですので、従業員からも避難され過去には従業員全員が辞めてしまうといったこともあります。それでも主人は自分の非は認めず「逆らう人は辞めればいい」と。
私も従業員のように、「辞める(離婚)」すれば私の気持は晴れ晴れとし、今のように悩み、怯え、悶々として過ごす事はなくなるのでしょうが簡単にそうもいきません。子供が主人を大好きだからです。子供の為に耐え忍ぶしか無いのでしょうか?
そういう主人にしてしまったのは私に責任があると思い、謝罪するべきでしょうか。
お坊様がパートナーに同じようにされたらどう対処してゆきますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
私の対処法
文章を読んで、あなたの苦の原因は「怨憎会苦」=夫に対する腹立たしさが主因。「求不得苦」=夫が自分の非を認めて欲しいと思う欲求がかなわないこと。と思います。「忍辱」行を始めとする波羅蜜行は基本的に自分自身の人格を高める行であり、相手を直接的に変える効果はあまりないと思います。徹底的に忍辱をして、相手にも認めさせるという方法はあるでしょうが、この娑婆世界では難しいと思います。以下、問題点について私が思うことを書いてみます。◎私の過去の失敗や間違いを責め立てるという点=現在の問題との無関係正を主張するべき。人間は失敗します。だから、過去の失敗をあげられては現在の問題は解決できません。何故なら過去に戻ることが出来ないからです。大事なことは失敗から学ぶことです。◎解決した内容でもぶり返される点=解決したからその態度をとるべき。でなければ相手は同じ方法を繰り返すでしょう。◎話の内容を〜巧みにすり替えられる点=もう一度あなたの方から内容をひっくり返すべき。夫婦は体当たりする関係でもあります。相手の勢いに圧倒されても冷静に時間を使って話し合いに持って行ってはいかがですか。いつも、相手の速攻で終わっておりませんでしょうか。◎何事に関しても〜非を認めようとしてくれない点=これは本人のポリシーでしょう。なかなか治らないと思います。一度徹底的にこてんぱんにやられるか失敗しないと学ぶことはないと思います。過去に従業員全員に辞められたのはある程度薬になっていると思うのですが。。意地っ張りなんですかね。◎謝れば主人は満足=そこまでしなくてもいいと思います。それをやり続けるとあなたがしんどいと思います。割り切ればどうってこともないでしょうが、心の奥底にたまり続けていくと病気のもとになります。◎子供の気持ちはどうなるのでしょうか=これが気になりますね。子供の気持ちがどうなのか、様子を見たり話しかけたりしてみてください。(結び)夫婦のことなので、やり方はあなたが一番よくわかると思います。暴力沙汰にならないように慎重に平和的に話し合いましょう。また、あなた自身にも問題がないか冷静に考えてください。物事が前向きに動いていくことを考え、旦那さんにも協力してもらい、家族全員でいい方向に持っていけることを切に願います。願う気持ちと行動する気持ちを大事にもってください。
質問者からのお礼
随心院・卓阿様
私の長々しいまとまりのない問に丁寧に親身になって考えて下さり、本当に有り難うございました。
ご回答を拝見させて頂き私自身、省みました。私の本当の怒りは、子供に対する主人の態度ではなく、非を認めない主人でもなく、私の思い通りにならないという怒りなのだと教えて頂き、ハッとしました。
その後主人と落ち着いて再度話し合い、お互いに非を認め、子供が大切で、幸せな家庭を築いて行きたいという気持ちを再確認でき、今とても心が軽くなり、再出発の境地です。
大切な気持ちを教えて下さり、本当に心から感謝しております!(ここで、卓阿様のご回答に出会わなければ今も悩み、怯え、悶々としていたとおもいます。)