真言宗の信仰 檀信徒のお勤めについて
こんにちは。
海外在住で真言宗を信仰しています。申し訳ないながら実家に帰った際に御仏壇に手を合わせる程度でした。そんな両親も亡くなり、海外に出てしまい親不孝をした分、毎日両親を思い手を合わせていました。
それではいかんと思い、色々勉強を始め、高野山の法話WEBも拝見し、
檀信徒勤行を購入しCD音源と共にお経を唱えるようにしました。
そこで気になってきたのですが、毎日同じ勤行でよいのでしょうか?
朝、夜、週末などお勤めのルールやルーティンなどはありますでしょうか?
真言宗では、大日経がメインと書かれているものもありますが、大日経のお経は勤行に含まれておらず、またお経自体がオンラインサイトで発見できませんし、購入できるところも見つかりませんでした。解説書のような本は沢山ありますが。。
また、理趣経が購入したお経の裏側にありますが、ある程度の勤行を重ねてから取り組むレベルの高いお経と推察いたします。
何分海外在住の為お寺に伺うこともできませんが、ありがたい事にオンライン配信でご法話やお勤めに参加できます。しかし、檀信徒として日々どのようにお勤めし、信仰を深めていけばよいのかは検索しても見つかりません。どうぞ御指導の程、宜しくお願い申し上げます。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ぜひ、そのまま仏前勤行次第でのお勤めをお続けください
サイクロン様
はじめまして
質問拝読しました
毎日手を合わせておられること、また有縁の真言宗のお経本やCDを取り寄せてお勤めされていること、とても素晴らしいと思います。
素敵な供養であり、亡きご両親も喜ばれていると思います。
ありがたいことです。
毎日毎回(毎座)同じお勤めで全く問題ないです。実際、僧侶は宗旨宗派が変われども同じお経やお念仏、お題目、ご真言を何度も何度も唱えております。
また、同じお経であっても、読めば読むほど味わい(ご自身が感じられるところ)も変わってくるかと思います。
また、読経(お経を読むこと)はご自身の修行でもありますが、仏様や亡き人へのお供え(ご法楽)でもあります。
同じお経をより丁寧にお唱え頂ければ幸いです。
南無大師遍照金剛
合掌
・以下参考までに(興味あればお読みください)
①仏前勤行次第(在家勤行次第)、青いお経本?にあるお経や偈文(詩のようなもの)や書き下し文の並びにも一つ一つ深い意味があります。また出典となるお経がそれぞれに様々あります。ある意味では色んなお経を知らず知らずのうちに読んでいる素晴らしいシステムでもあります。
②大日経は金剛頂経と並んで真言宗の所依の経典(教えの拠り所とするお経)ですが、読誦(お唱えする)経典ではありません。
お唱えするお経というよりは、それぞれの教えの理論や儀式のやり方について書かれたお経です。
③理趣経は内容を誤解、曲解されることも多かった歴史がある為、本来は僧侶を志すものが修行を積んだ後、師匠から許可を受けて読むお経です(現代ではそこまで厳しくないですが、未だ誤解される時もあります)ので留意が必要です。
質問者からのお礼
慈蔵房様
ご回答ありがとうございます。もっともっとと思うのも
我欲が強い現れと思いつつも、こうしてお言葉を頂きますと自警の念と共に、
これからも丁寧に心を込めてお勤めを続けていこうと思います。
また、更に疑問だった事の詳細を教えて頂き
本当に有り難く感謝しております。まだまだ知らないことばかりですが
お勤めと並行して色々本を読んだりして学んでいきます。
ありがとうございました。心より御礼申し上げます。