hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

昨日、母の癌告知がありました。

回答数回答 1
有り難し有り難し 23

最愛の母が癌で余命2ヶ月~3ヶ月との告知でした。
母77歳、私53歳。父とは私が16歳の時に離婚をしております。
私は独身でずっと母と暮らしてきました。

他に妹がおります。離婚して現在はいっしょに住んでおります。

私の人生、いつも母と一緒でした。つらいです。涙が止まりません。
誰もがいつかは別れがくることですが、とにかくつらいです。

どのように気持ちを整理していけばよいでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

何ともおかけする言葉もございません。

本当にお辛く悲しい想いをされていることと思います。長い間、お母さまと人生を一緒に暮らしてこられたんですね。なんとのお言葉のかけようもございません。心よりご同情申し上げます。お母さまと過ごした日々が走馬灯のように思い出されてそれを思い出すたびにまた辛くなっていらっしゃることでしょう。まさに諸行無常。生きとし生けるものには終わりがあるのです。お母さまはご自身の余命を知っていらっいますか?まず、これからの日々をどう過ごされるのか?しっかりとその寿命が尽きるまでの生き方について、お話しされたらよろしいでしょう。やりたいこと、やり残したことはございませんか?できる範囲で、できることを差し上げてくださいね。いい思い出を思い出として心の奥に刻んで下さいね。また、あなた自身bの人生ついて、今後のことをしっかりとお母さまとご相談するのもよし、よくよくどのように生きて行くのかしっかりとお考えください。お母さまにこれからは一人でしっかりと歩んで行けるんだと、大丈夫なんだと、強がりでもいので、示して差し上げてください。人には寿命があります。また、この世に各々違った使命と意義をもって生まれてまいりました。お母さまとの楽しく幸せであった人生もあなたの人生の一コマなら、これから一人で生きて行かれる人生もあなたさまの人生の一コマです。お母さまがいらっしゃられなくなってもお一人で楽しく人生を生き抜かれることで、得られる何かがあなたさまには、きっとあるあるはずです。どうか、生き抜いてください。そして、何十年後かは、わかりませんが、極楽浄土で、再会される日がきっときます。おそらくあなたさまが寿命を終えるときにお迎えに来るのは、お母さまです。その時に、いままでよく一人でがんばったねと!どうか褒めていただけるようなあなたでいてくださいね。辛いとき、悲しいとき、いつでもお話をききますよ。どうか頑張ってくださいね。浄光寺

{{count}}
有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ