何もできない自分
自分のできる事とやりたいことの釣り合いが取れません
わたしは高校を卒業してから風俗嬢をしています。勉強が苦手で成績は悪く、これと言った取り柄がありません。専門学校に入りましたがすぐに辞めてしまいました
髪の色が派手でピアスはたくさん空いています。この格好を止めればできる仕事の幅が広がって風俗嬢もやめて、飲食店でも仕事ができるのに……と思うのですがこんな格好は若いうちしかできない、やりたいことがこれくらいしかないのに捨てられない、といつまでも続けてしまいます。
親元を離れているのでたまに親から電話で「なんの仕事をしているの?」や「最近どう?」などと聞かれると嘘をついてしまうのもつらいです。
やりたいことばかり高望みしてしまうのに、そのために努力の仕方すら分からない自分が嫌で、親にお金を返したら死にたいと思っています。
わたしはどうしたらいいんでしょうか。
忍耐力がない 楽へ楽へしてしまう
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
千里の道も一歩から。小さなことからコツコツと。
菱江様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
あらゆるモノ・コトというものは、必ず因縁(原因と条件)によって成り立っていると仏教ではご説明致します。
ですので、その因縁をしっかりと調えてあげることが、結果へと向けては大切なことになります。
やりたいことへの結果へと向けては、主に動機(原因)と行動(条件)が必要になります。
動機はあっても、やはり行動も伴っていかないといけません。
そして、何事もそうですが、簡単に楽して、ワープしてやりたいことがすぐにやれるというのも難しいものであります。
千里の道も一歩から。小さなことからコツコツと。
そのためにも、自己嫌悪に陥ってしまっていること、自信を無くしてしまっていることについても少しずつ改めていく必要があります。
目標設定し、そこへ向かう自分をイメージすると共に、もっと自分の可能性、潜在能力を信じて、できることから着実に積み上げていくことが大切となります。
そして、私たちは誰も独りでできることには限界があります。そんな時には、周りの助け、支え、応援も頼りとしていかなければいけません。
もっと自分と周りを信じて、明日からでも少しずつやりたいことへと向けてコツコツと取り組んでいってみましょう。
善処を祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
あなたの心の声は?
拝読させて頂きました。今のご自分についてお悩みなさっておられるのかと思い読ませて頂きました。人生はなかなか自分の思うようにはいかないですよね。あれこれどちらがよいかと思っても目先の事にとらわれてしまいますし、できるだけ楽な方を選択してしまいがちです。お仕事についてはどうでしょうか?お辛くないでしょうか?精神的にも肉体的にも大変な仕事だとは思います。お仕事や服装等について私が良い悪いと申し上げるのもいかがかとは思いますが、若い年齢ではあってもあなたのこれからの人生を考えてみるとやはりご自分の本当の心の声をじっくりと聞いてみてはいかがかと思いました。今だからできる事もあります。がしかし今これからの事を考えて少しずつ見直して頂くのもいい機会ではないでしょうか?私達は日々年を取り昨日の自分から移り変わりゆく身の上です。あなた自身の大切な人生ですし、ご両親様も離れているとはいえ見守ってくれておられます。今すぐどうこうではありませんがあなたにとって大切な実り多い人生を送って頂きたいと思います。そしてご両親様や周りの皆様とも仲良く楽しい人生を送って頂きたいと思います。
あなたのこれからの未来が心も身体もお健やかに、そして大切な方々とも仲良く豊かなご生活をお送り頂きます様にと心よりお祈り申し上げます。じっくりと頑張ってくださいね。
質問者からのお礼
お二方の回答拝読しました。
やはり楽ばかりしていてはダメですね、将来を見据えて今から出来ることをしていこうと思います。
お時間をいただき、ありがとうございます