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生き霊について

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有り難し有り難し 140

私は、兄弟差別され育った為に兄が嫌いでした。16才の時に数回イタズラされそうになり、両親に打ち明けましたが「知らない!」と言われ家に寄り付かなくなりました。
兄は、ニートで母の年金で生活して来ました。(父が亡くなってから)
母が認知症になり、同居を望んだ為に「兄の面倒をみる為の同居はしない!」と言った所、「兄の事は関係ない。自分が不安になり、○○ちゃんと一緒に生活したい。」と言われ同居する為に引っ越しをしている最中に転倒し亡くなってしまいました。

言い残した事がないか、霊能者に相談に伺うと、母は謝っている。死んだ事も理解している。と言われ、兄に凄い霊が憑いていて、一人にすると自殺する。と言われ、兄を連れて行くと憑いているのは、私の生き霊と蛇との話しでした。
兄と同居していると、昔の事が蘇り入浴、就寝もゆっくり出来ず、仕事を決めた事で別居する事にしました。
霊能者に、兄を追い出した後、「あなたに沢山の厄がある。人を許す事も必要だけど、あなたは無理だから、もうどうでもよい!母親が泣いている。」と言われました。
兄と別居し、今現在は、歩み寄る為に週末は兄が新居に来る生活です。離れて暮らす事で穏やかに話したり、心配する事もあります。
生き霊を憑かないようにするには、どうしたら良いでしょうか?
両親が安心し天国へ行ける為には、どうしたら良いでしょうか?


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご両親のことは仏様にお任せしましょう

 本当にお辛い経験をなされてみえましたこと、ご心痛お察し申し上げます。
 よくぞ耐えてみえました。これまで生きてこられたのですから、これからも共々に生き抜いて参りましょう。
 ご心配の「生き霊」「蛇」「厄」のことは簡単です。その霊能者の方が一方的におっしゃっておられることですので、今後 霊能者に相談されなければよいのです。そのような話を聞かなかったことにしましょう。
 でも、一度聞いてしまうと心配になるのが人間ですよね。
 ただ、自分ではどうにも手出しの出来ないことは手出しをしない、放っておくこと、心配しないことが肝心です。
 坊さんだって誰かに「おまえは今日中に必ず死ぬ」などと、面と向かって言われたら気になるものです。「いや、ワシはそんなことは気にしない」と声に出した段階で既に気にしている姿に映ります。
 放っておきましょう。心配事は『私が一緒に引き受けた』とおっしゃる仏様がおみえです。仏様とはご両親の今の御姿でもあります。
 霊能者の言葉気になってもいいんですよ…ただ霊能者はあなたに向き合うことを放棄したようですね。だからあなたも霊能者を、その方の語った言葉を放棄していいんですよ。
 過去にイヤな思いをさせられたお兄様のことを思うあなたは優しいですね。家族だから見捨てられませんよね…面倒だけど。
 面倒はあなたが一人で引き受ける必要はありません。周囲や、仏様、そしてお兄様にも少し負担してもらいましょう。語り合いましょう…兄弟なんですから。
 そして、このハスノハでも多くのお坊さん方があなたを支えて下さいますよ…。
 

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有り難し
おきもち

霊に善悪なし。霊に生死なし。霊は霊。あなたはあなた。

あなたの生霊というものと、蛇というものが、お兄さんに
憑りついている、その生霊を取りつかせないようにするのか、
あるいはあなたにどなたかの生霊が憑いている、ということ
なのか、ちょっとよくわからずにおります。

あなた自身が幸せに暮らすために、しかたがなく、
お兄さんと歩み寄って、週末に招くという生活が、
なにかご自身にとって煩わしいということになっているように
お話を伺っていて感じた事です。

まずはひとつひとつ。
ご両親が安らかに天国に行って頂く、というのは、
我々が思うのはおこがましいものだと、わたし自身は思います。

あなたが天国に送るのでしょうか?
わたしが天国に送るのでしょうか?
だれかが天国に送るのでしょうか?

だれでもありません。
ご両親ご本人が、自分の行先を見据えて旅立つ「死出の旅」です。

わたしたち遺されたものは、ただその旅路の無事だけを
祈るのが務めであるとわたしは心得ます。

死はいつ訪れるかなど、だれにもわからぬものです。
たとえどのような死に方であっても、「死」は「死」でしかありません。
準備中の事故死も老衰も違いはありません。
それを恐れるのは、私たちであり、ご本人ではないのです。

逆にいえば、死に方に恐れ、亡き人を「悪霊」の如くに思い、
自分自身の幸せに、なにか支障をきたすのでは?という思いこそ、
最も亡き人を「悪」にしている行為に他ならないのです。

亡き人は悪霊ではないのです。遺された私たちが「悪霊」にしたり
「善霊」にしたりしているのです。

生霊も同じです。
わたしたちが自分で作り上げているのが「生霊」です。
生霊がいたっていいのです。見えぬものが大半を占めるのが、
我々の世界です。
それを「善」に思うか「悪」に思いたいか、そこが問題です。

善悪などもともとないのです。

そこにたってから、お兄さんのことや、ご両親のことを見つめて
みましょう。

霊というものが問題を複雑にしています。
もっと素直にものごとを捉えると、問題が見えてくるのではないでしょうか。

恐れながら、お兄さんに幾分か発達障害の兆しがあるようにも思えます。
そのあたりは、福祉施設などでのご相談で解決の方法が見えるかとも
思います。
今できることをひとつひとつやってみてはいかがでしょうか。
見えぬものに任せるのはそのあとです。

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有り難し
おきもち

他人に対する自分の感情を知ること

おはようございます、どうぞよろしくお願い致します

さて、生霊とは他人に対する、羨望、嫉妬、怒りの気持ち等が憎悪となって顕れるものです。
貴女がお兄さんにやられたことや今までの事を考えますとありえない話では無いかと思います。
しかし、貴女はお兄さんを許そうとしている、またその為に一歩ずつ頑張っていると見受けられますので、憎悪の念は薄くなっているので無いでしょうか?

ただ、貴女にどうしようもない厄が憑いているのでしたら、それをどうにかしないことには貴女はこれからも誰かに生霊を飛ばすでしょうし、ご両親も喜ばないでしょう。

では、厄を落とすにはどうするのか。

それは、貴女がご両親、親族、友人知人に笑顔で、誠意を持って接することです
例えば、毎日仏壇に手を合わせる
困っている人を手助けする
他人が喜ぶ善行はすべて自分の功徳になります

お釈迦様の弟子に目連というお坊さんがいました。この方は亡くなったお母さんが地獄で苦しんでいるのを見兼ねて、お釈迦様に教えを請い、様々な人に尽くしたところ、お母さんは地獄から救われ成仏したというお話があります。
目連様もこの時一緒に成仏出来ました。
自分の厄を落とす、生霊を消す、親の成仏を願う、これをこのお話と合わせれば納得いただけるかと思います。

最初はなんで私がとか、効果が出ないから…とか嫌な気持ちになるでしょう。その嫌な気持ち、やめさせる気持ちこそが厄の正体でもあるわけです。その気持が起こった時こそ、今までの効果が出ているんだと、厄が消えたくないから、邪魔しているんだと心を強くもち、進めていく内に自然と道がひらけることかと思います。

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おきもち

日蓮宗の僧侶をしております 祖山での修行、荒行を終え現時点での精一杯でお...
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心に安穏のためのご修行を

こんにちは。日陽と申します。

大変な思いを巡らせてご生活なされておりますね。

霊能者の方は、様々なお力をお持ちのようで凄いですね。でも、その力を人々の救いのために使わなければ意味のなさない罪作りとなります。

現在起きている事柄の原因を突き止めることが本当にできるのであれば、しっかりとその解決方法も教えていただきたいものです。

いまのあなたがあるのは、今までのあなたの行いによってです。どんな状況であれ全てご自身の行いによってであります。それは、お兄さまも同じことです。

ご自分の思いが強く、生霊となって他の人を苦しめるようであれば、しっかりとあなた自身が自分を見つめ自分を抑えられるようご修行するべきです。修行というと大変なイメージが御座いますが、日常生活の中で行えるものも御座います。

霊能者さんにお願いする前に、どうぞこれからはお寺に来てお坊さんに相談してみてください。hasunohaにいらっしゃるお坊さんはきっと寄り添ってくださるはずです。

過去からの自分の悪い行いをお詫びして罪を滅ぼすのは、御自身でしかできません。

これを機に仏さまとご縁をお結びいただき 、あなたのこれからの人生がさらに開かれますようお祈り致します。

南無妙法蓮華経

合掌

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有り難し
おきもち

人生は苦しみや悩みで満ちあふれています。その苦しみや悩みに明るい光を射して...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
今、涙が止まりません。
良いアドバイスを頂き、とても感謝しています。

頂いたアドバイスを心に、前向きに生きて参ります。
泣くと、両親が成仏出来ないと言われ、我慢していましたが、今日はいっぱい泣いてしまうと思います。

本当にありがとうございました。

アドバイスありがとうございます。
今週より仕事を再開しました。毎日、仏壇に手を合わせてから、出勤します。
介護職ですので、辛い時、悲しい時程、笑顔で対応しております。

険しい砂利道を登っていると言われ、より手を合わせています。
私に出来る事は、毎日仏壇に手を合わせ、月命日にお墓に行く位です。

心穏やかに生活する事、仏様に手を合わせる事。一生行っていきます。
(仏壇、お位牌は、私の所にあります。)

ありがとうございました。

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