この問答を娑婆にも伝える
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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不完全なもの同士
私達人間は
『不完全な存在』です。
完全な人、完璧な人などいないのです。
ジグソーパズルのようにどこか欠けていたり、出っ張っていたりするのが私達です。
そんなジグソーパズルな私達には
『ピタッ』と合う、無いところを補い合えるようなピースがあるのだと思います。
しかし、それも
『不完全なもの同士』の繋がりであります。
真に、信じ、頼れるものは不完全なものではないはずです。
では真に信頼できるのは何か、
『完全な存在』でしょう。
真に、信じ、頼れるものは
仏教では仏様
キリスト教では神様(ゴッド)
のような円満でジグソーパズルのように欠けたり、出っ張ったりすることのない存在です。
すべてを円満に受け入れる存在です。
その円満な存在への
信頼の言葉が
南無阿弥陀仏や
アーメンという言葉です。
人間真に信頼できるのは
神様、仏様です。
そして、
不確かな、不完全な
人間を相手にしていては
絶対の安心は得られません。
神、仏を相手にした時
絶対の安心に包まれます。
人はその安心に包まれたとき、
隣にいる人を、近くにくらす人を
信頼することができるようになるのだと思います。
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有り難し