hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

人生が苦痛で仕方ありません

回答数回答 2
有り難し有り難し 40

ここ数年、生きているのがすごく辛いです。
仕事・不妊・病気・住環境・・・・無計画な人生設計だったんだろうか?とすべてのことで自分を責めてしまいます。その一方で、こうなったのは親が悪いとどこかで思ってしまいます。

何一つ上手く行っていません。努力が足りなかったんだろうか・・・

仕事のパワハラにも耐えて15年同じ会社にいます。席を取り上げられても、「自分が悪いんだろうか」と自分を責めながらも頑張ってきましたが、エネルギーを向ける先が違っていたと思い、今になって後悔していますが・・

病気で3年前に手術。それが最近になって再発してしまい、病は気から・・何だろうか?とまた自分を責めてしまいます。

病気が関係していると思いますが、不妊です。恵まれた環境で育っていません。そのせいか、子供には興味がなく、子供のいない人生を考えていましたが、やはりリミットが迫ってきているのを思うと、子供が欲しくなったり・・子供を考慮した人生設計をしていなかった罰があたったのかな・・・

義父からは、「不妊治療してでも何でも結果(子ども)出せ!」と言われ、正直を言うと心が折れて、今でも思い出すと泣けてきます。。それでも子供を作ることに積極的になれない私が悪いのか。。と思ってしまう瞬間もあります。

地方出身ですが、自分の意思で東京で就職しましたが、結局結婚後の転勤で、関西へ・・・慣れない土地、人・・・努力が足りないんでしょうか?割り切ることがどうしても出来ません・・東京にすむことに固執して、結婚をあきらめなかった私が悪いのでしょうか?

もっと幸せな家庭で育ったら、子供も自然に欲しいと思ったのかな、大切にされていたら病気にならなかったんじゃないか、もっとまともな両親だったら、こんなに社会に出て苦労しなかったんじゃないか、両親から不幸を願われているように感じでいたので、もっと自由に色々なことにチャレンジ出来たんじゃないか、と思ってしまいます・・

精神のバランスがとれず、このところ体調が悪いのもあってか、何も楽しめない感じです。

もっと努力をすれば何か見えてくるんでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの投げかけ次第。

いろいろあったんですね。

きついようですが、いくら原因を分析しても何も変わりません。余計に腹ただしくなるだけです。
過去を悔やんだり気を病んだりしてもいいことはありません。

それよりも、これからどうするかです!

いきなり開運になるという方法はありませんが、地道に行動、習慣を変えていくしかないですね。

考え方、口から出す言葉を、
楽しいもの、ポジティブなもの
に変えていきましょう。

あなたの投げかけたものが返ってきますので。
あなたが何を発信するかが問われます。

現状を嘆くよりも、
感謝できることに目を向けていきましょう!

{{count}}
有り難し
おきもち

人生の秘密を、たくさんの出会いと、お釈迦さまの教えと、南無阿弥陀仏のお念仏...
このお坊さんを応援する

道は開けますよ

Goyagoya様
こんにちは。拝見させていただきました。

何一つ上手くいかないことでこれまでの人生が間違っていたのだろうか。もっといえば無駄な人生だったのではないかと思っておられるのですね。ただ、ひとつ考えてみていただきたいのは、それでもここまで努力してやってきたということです。困難な状況、職場環境の中でも他人では到底できないくらいの努力をしてこられた。よく頑張りましたね。そんな自分に「頑張ってきたなぁ。つらかったねぇ」と声をかけてみてください。

同時に文面から伝わってくることは「我慢してきた」という事です。いろんな選択の中で我慢してきたのではないでしょうか。自分の感情を押し殺して誰かの価値観を優先させてきた。言えなかった、言うのが怖かった。受け入れてくれる人はいなかった。聞いてくれる人がいなかった。だから「努力が足りないから認めてくれないのだ」と「信じてしまった」「思い込まされてしまった」のではないでしょうか。心に不安を抱えた人達がまわりにいて、あなたが「優しい心」を持っている人だから不安を肩代わりさせようとした。思い通りに動かそうとしたのではないでしょうか。努力しなければ価値がない、努力しなければ報われない、愛されないと「思い込まされてしまった」

大切な人、優しい人をイメージして、自分がこうでなければらないと考えていることを許してもらってください。「努力するのも大事だけれど本当に安心する生き方をしてもいいよ」「頑張ってきたね。ちょっとくらい休んでもいいよ」という具合にイメージで会話してみる。そうすることで自分の中の思い込みに気づいていくことができます。

「つらいなぁー」と思ってきたんだなぁ。と自身の本心に気づくことが受け入れるということです。嫌な事を無理くり納得することではありません。自分の生活の中で深呼吸する、物を食べる時に感謝でして味わって食べるなど「感覚」を意識して生活していくと変わっていくと思います。相談したということはどこか心の声が聞こえているのです。道は開けます。合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

御縁があって一般人からお坊さんになりました。現在は小さなお寺の住職をさせて...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ご回答を頂きありがとうございました。
自分のしたいこと、自分の好きなこと、自分の気持ちをずっと殺して生きてきたので、もう人生も折り返しに入ってもいい年齢です、そろそろ自分の気持ちに正直に生きて行こうと思いました。ありがとうございます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ