本当の友とは
私はよく人から
「何考えてるかわからない」など言われます。
それは自分でも時々思います。
しょうもないことだし、相談することでもないか、となってしまいついつい人とある程度、距離をとって付き合うタイプの人間です。
うまく人に頼りたいけど、本当の悩みなんて人に言えませんよね…人との距離はどのくらいがちょうど良いのですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人それぞれ
若い方の相談事を聞く時、自分が椅子に座っていて、少し離れたところに椅子を置いて
「その椅子を持ってこっちにおいで」
と、相手の人に言います。
すると、その相手は椅子を持って自分のそばに座るのですが、その椅子を置いた場所がその人にとっての「ちょうど良い距離」だといいます。
ちょうど良い距離って、その人によって違うから、「どの距離がちょうど良いのか」と聞かれても答えられません(^_^;)
自分の距離感を大事にするのは大切です。
でも、同じくらい自分以外の人の距離感も大切にしてあげて下さい。
その場合、相手の人の持ってる距離感を感じ取る必要が出てきますよね。
その辺のセンサ-の感度をよさも「人間力」だと思います。
人はみんな違います、違うからこそ面白い。
たくさんの人と触れあって、たくさんの価値観を学んで下さい。
それがすべてあなたの「人間力のデ-タベ-ス」になります。
『人を磨くのは人』
なのです。
本当の友なら・・・
距離感なんて気にならないです。
冗談で手を握られることもあれば、数か月連絡を取らないってこともあります。
でも、昨日会ったかのように話せますけど。
ちょっと抽象的ですね。
本当の友なら、・・・
1、依存しません。常に対等です。
人って基本、重いのイヤですから。
2、相談の時はズバリと本音で切り込んできます。
相手を怒らせようが、相手のためになるなら、直球で話してくれます。
3、しょうもないことでも、相手が面白いと感じてくれるなら話します。
自分の弱みを見せれる数少ない相手です。
4、時には抱き合い、時には本気で口論する。でも仲が良い。
おそらく、居心地よく感情が出せるのでしょう。
10代・20代のころは、友達がたくさんいますが、徐々に気の合う人間しか残らなくなりますよ。
たぶん、それが本当の友なのかなって私は思います。
ちなみに私の場合、20歳くらいの時、30人くらいいた友達が、42歳の現在は2人です。
あまり深く考えず、友達づきあいされるのをおススメします。
なんか友達って運命的ですよ。
気の合う合わないとか、理屈とかは関係なく、20年も付き合いが続いているのですから。
むしろ、一生の友達だと思った人間が、環境の違い等で、友達じゃなくなっていたりもしてますしね。
息がかかるよりも離れて、声が聞こえる距離が良いです。
どんなに良いアドバイスでも、口臭が気になると素直に聞けません。
当然ながら、相手の言っていることが聞こえないのでは、どうにもなりません。
その中間が良いでしょう・・・。
その範囲内で話している内に、自分の「本当の悩み」を打ち明ける友達がキットできるでしょう。