拝読させて頂きました。何気に難しい問いですね。
私も野良猫出身の猫を飼っています。
飼い猫になった現在は、「にぁー」と泣けば飯が出てきて、満足すれば、暖かい部屋でふかふかのベットで寝る。出たい時に外に出て、腹が減ったら帰ってきて、といった贅沢な暮らしをしております。
確かに猫の本来の自由な生活、という見方で見れば、どうなのかという考えはあるかと思いますが、瀕死の所を助けて頂いて、愛情を持って飼って頂ける環境に恵まれたのであれば、少なくとも不幸という事はないのでないでしょうか。
愛情に恵まれない猫もたくさんいます。
食べ物もろくに食べれず、冬の寒さの中ずっと外で生きていかなければならない猫もたくさんいます。
何より、「可愛いなー」と飼い主から撫でてもらえる温もりをもらえるのは、恵まれた事だと私は思います。
それと、猫によって、飼っている人間側も、いろんな事を学ばされますよね？いろんな感情を持ちますよね？それがペットと人間の間に育まれる生きたもの同士の尊い学びの一つなのではないでしょうか。それによって、猫も、人間にいろんな学びを与える事が出来た尊い猫、という存在にもなります。
そうやって、人間側が、「ただ飼ってやってる」のではなく、持ちつ持たれつ、与え与えられ、人間と動物の関係が成り立ってるのだと思います。
参考までに一言述べさせて頂きましたm(_ _)m

文世

鷲連寺

岩手県内陸郊外の曹洞宗鷲連寺にて副住職を務めております。 世の中にはいろ...

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