艱難辛苦
こんばんは、後少しで大学を受験するものです
早速ですが、私の悩みというのはこの大学についてなのです
実を言いますと、何を選び勉強をすればいいのかまるで見当がつかず、ただただあーでも無いこーでも無いと、頭を抱える日々が続いています
そこで、お坊さんの方々に相談をしたいのですが、将来への道を選ぶ時は何を目安にすれば良いのでしょう?
またどうやったら、自分に会ったものに出会えるでしょうか?
稚拙な上、漠然とした質問ですみません…
御回答の程、よろしくお願いいたします
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
将来の自分の為にこそ勉強致しましょう…
『置かれた場所で咲きなさい』…故 渡辺和子シスターの名著ですよね。
どこに我が身を置くべきか…あなたにとっては、まず大学がその選択肢になるのですね。
実際、「私はこれこれを勉強したいから、どうしてもこの大学のこの学部に行きたい」と思い、それを実現出来るお方はごく少数だと思うのです。それですと、大体「滑り止め」とか「安全圏」とかいう言葉自体が無くなります。一般的にはなかなかそこまで決意出来ません。
学校だけでなくて、仕事においても私はどうしてもこれをやりたいと思ってやっておられるお方は少数だと思います。
ほとんどのお方は縁あって、『何故か、不思議にも』その仕事、その立場に就いておられるように思います。
なんか、消極的でつまらない感じがするかも知れませんが、それが現実でしょう。
自分が本当に何がやりたいかなんて、多くのお方は分かってないのです。だってあなたは「こういうことをしたいから生まれてきた」わけではないでしょう。気付いた時には自分がこの世に存在していた。そして学校に行き、就職をしなければならない定めにあった。そんなところではないでしょうか…坊さんの私も同じです。自分で選んで、どうしても、他の道など一切考える事もなく…なんてことはないのです。
大切なことは「自分は何をしたいか」「どうなりたいか」「そのためにどうすべきか」を考え続けることだと思います。
それが分かって、私はこの道を行こうと決めた際に、ある程度の勉強をしておかないとその選択肢を歩むことが出来ない、また余計な時間が掛かることになってしまうことがあります。
大学という場所は「人生を考える」意味でも、貴重な また贅沢な時間と申せるでしょう。
今、将来を決めなくても良い…ただ、自身の将来の選択肢を狭めないために勉強は大切です。
勉強は他人より良い点とるためでなく、自分がしっかり生きるためにするものです。
40歳過ぎてからそのことに気付いた私が申します…嘘ではないと思いますよ。
さあ、もうひと頑張りですね…春は間近です!
質問者からのお礼
何になりたいか、何をしたいのか、どの様な事をすべきか…
胸に刻もうと思います
そして、この3つを改めて考えて結論を出してみようと思います
ありがとうございました!