夫のことも自分のことも軽蔑してしまいます
夫は最初の結婚で出来婚をしており、浪費癖のある妻の借金で貯金を食い潰されました。
二度目の結婚では、結婚して早々妻が浮気したそうですが、再構築しました。
でも、そのせいでその後産まれた子供への養育費や、家のローンを今でも払っています。
正直、そんな夫を馬鹿だと思います。
出来婚なんてするのは考えなしの馬鹿。
浮気を許してしまうのも馬鹿。
結婚や離婚のせいで出世ルートから外れて、それを後悔する言葉を聞く度に馬鹿だなあと思います。
夫のことはとても好きで結婚しました。
とても優しいし、私のことを大切にしてくれます。
一緒にいるときは幸せなのですが、心のどこかで夫のことを軽蔑してしまいます。
そして、そんな夫と結婚した自分も同じレベルなのだと思います。
また、あんなに優しい夫を軽蔑してしまう自分も嫌になります。
私に足りないものは何なのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご主人に寄り添う事が必要ではないのかと感じました。
足りないものは何かという事ですが、ご主人にすべて寄り添えきれていない所かも知れません。
ご主人の過去の行為によって出来た問題についてはあなたも共有しなければなりません。
結婚を決断されたのは、紛れもないかんなさんご自身ですので。
しかし、ご主人の過去の判断については、あなたは介入するべき問題ではありません。
いくら、かんなさんが馬鹿だと感じられていても。
ご主人は過去の判断について、後悔されておられますよね。
かんなさんにも相当負担をかけている現状に対しても、非常に悔いておられるでしょう。
かんなさんが悩まれてる以上にご主人は苦しまれていると私は思います。
かんなすまん・・・俺が馬鹿なばかりに….
もう過去を変えることは不可能です。
今、かんなさんの課題は、ご主人を受け容れてあげることではないのでしょうか。
ご主人に寄り添って下さい。
かんなさんがそのような在り方でおられることをご主人は切望されているでしょう。
しかし、ご本人はとうてい叶わぬ夢と、お考えのように感じますが…..
だからこそ、ご主人と同じレベルで生きてあげていただければと、私は思います。
客観的に見て、ご主人は正直すぎる方だと思います。
かんなさんがそう思われるのも無理はないでしょう。
しかし、裏を返せはそこがあなたの感じられている通り、優しさであり誠実さであるのではないでしょうか。
《無いもの探し》から《あるもの探し》へ
初めまして、こんにちは
だてりゅうほうと申します。
かんなさんの率直な質問に、ストレートにお答えするならば
《あなたに足りないものを探すのではなく、あなたが持っているものに目を向けてください》
ですね。
人間は完璧ではありません。
私も、かんなさんも、もちろんご主人も
しかし、縁があって出会い、縁があって結婚されたわけです。
何か理由もないのに、結婚されることはなかったでしょう。
しかし、人間の欲望は放っておくと、どんどん大きくなるもの
恋愛の頃には見えていなかった点も
生活を共にする時間が長くなると目につくようになるものです。
しかし、それを相手にも、
そして今回はご自身に向けても
《足りないところ探し》をしてしまうと
常にそれは見つかります。
足りないところ探しのプロフェッショナルにならないでください^^
かんなさんにも素晴らしいところが
ご主人にも素晴らしいところが
もちろんそれらを取り巻く全ての人に
良いところがあります。
そこを探しましょう。
慣れないうちは
わざわざ時間を作ってノートに書き出すことから
始めないと、習慣が変わらないかもしれません。
しかし、それをする価値はあると思います。
まだまだ長い人生を豊かに生きるためにも
ぜひ《幸せなところ探し》をして見てください^^
動画でも解説してます。
時間があれば見てください^^
質問者からのお礼
>だてりゅうほうさま
回答ありがとうございました。
動画も拝見いたしました。
私は他の夫婦と比べて、あれができない、これができないと思って幸せの閾値を上げていたのかもしれません。
これからは、夫の過去ではなく、目の前の夫のいいところに目を向けて幸せを拾い上げていきたいと思います。
>海老原 学善さま
仰る通り、夫は正直なんです。
馬鹿がつくほど正直で、そしてそんなところを好きになったのだと思い出しました。
夫が私以上に苦しんでいるはずというお言葉にハッとしました。
思えば、自分のことばかりで夫の苦しみを慮ることができていなかったように思います。
夫に寄り添い過去を受け入れることは、一朝一夕には難しいかと思いますが、精一杯努力していきます。
どうもありがとうございました。