両親の言葉
先日は両親の遺骨の分骨について教えて頂き、ありがとうございました。
両親が亡くなって、寂しい、悲しいなどいろんな気持ちが溢れては消え、消えては溢れる…そんな毎日の中で、最近 ふっと両親が生きてた時に話してくれた事を思い出します。父親は、私が怪我をしたりすると「痛い痒いは生きてる証拠。」とか、またある時に私が新しい生活に慣れなくて悩んでいた時などは「いつか良くなるって思うから苦しくなる。まっ、こんなもんか、って力を抜けば何か知恵も浮かぶってもんだ」など、今になって思えば、その通りだなぁっと思う事をいろいろ教えて貰った事に感謝してます。母親からは、嫁いだ時に「いくら義父母や旦那に腹が立っても、自分の言いたい事はよく考えて言いなさい。一度、言葉に出してしまったら、その言葉は拾えないからね。」と、言われた事は今でも私の人間関係を築く上で、大切にしています。そんな両親が残してくれた言葉を思い出した時、何にも変えられない両親が生きた証…今度は私が子供に残してあげようと思いました。
生きていると嫌な事や辛い事の方が、楽しい事や嬉しい事よりも多いと思いますが、両親のように幸せ探しをこれからもして行こうと思います。お坊様方は、生きてく上で辛い時に思い出す言葉はありますか?
子供の頃からお坊様にいろんな話しをして頂いた事もあり、是非ハスノハのお坊様方にも聞いてみたいと思いました。
宜しくお願い致します。
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供会一処
私にとって辛いことは、やはり親しい人の死です。死別です。
でも、お経にある阿弥陀仏のつくった極楽浄土でまた会うことができる、という言葉に救われています。
死は永遠のお別れではないよ、死後も仏となるための修行ができるよ、この事が辛い時の私を支えているように思います。
南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
回答ありがとうございました。亡くなって初めてわかる…生きてる時にもっと親孝行したかったです。死は誰にでもやって来るとわかっていても、身近な人の死は辛いです。死によって教えられた事もありました。いつか両親に会った時、言えなかったありがとうを伝えたいです。南無阿弥陀…私も毎日唱えてます。