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灌頂と真言について

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真言宗を信心している者です。おつとめの時などで真言を唱えていますが、灌頂を受けたほうがいいのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

誰でも受けることの出来る結縁灌頂というのがありますよ

私の信仰している高野山真言宗の総本山金剛峯寺では、毎年5月3〜5日と、10月1〜3日の春季・秋季の2季で、毎年結縁灌頂が開壇されております。
入壇料は3000円(だったと思います)で、誰でも受けられる灌頂です。各季初日は三味耶戒という法会が先立ってあり、多分あまり見たことがない法会だと思います。そこにいることは、ご一緒にその戒を受けていることとなりますので、意義深いものとなると思います。

受付は8時又は8時30分からで、大体4時頃には受付終了です。3日目は3時頃に受付終了です。結縁灌頂に入壇されると大体1時間から1時間30分ほどはかかります。

これは何度でも受けられる法会で毎年来られている方もいらっしゃいます。よかったらどうぞ、高野山に来てお受けください。結縁灌頂の次は受明灌頂というのがありますが、これは、高野山の場合ですと、教会教使養成講習会というのを受けなければなりません。大体10日程の講習会です。その前に得度を受けなければならないので、高野山真言宗寺院の徒弟となる必要があります。

伝法灌頂というのは阿闍梨の資格を得る、法灯を受ける灌頂であり、受戒や、然るべき監督の指導の元、加行を受けなければなりません。

細かいことを申し上げましたが、真言をお唱えするのに灌頂を受けなければならないということはありません。しかし、法縁を広げるきっかけに結縁灌頂はお薦めです。

今年から結縁灌頂の入壇条件が変わります。次のアドレスをご参照ください。ちけっとぴあを利用することになります。 http://www.koyasan.or.jp/sp/news/

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有り難し
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質問者からのお礼

くわしく教えてくださって、ありがとうございます。行きたいなと心からおもいました。
仏縁をいただく機会をもてるよう努力したいと思います。また、仏様の大悲大慈に感謝いたします。

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