御真言と印 素人が間違えてしまったら
御真言と印について、お尋ねさせていただきます。
先程、無知なのに、誤った印で御真言を唱えてしまいました。
以下にいきさつを書かせていただきます。
この場合の対処を教えて頂ければ幸いです。
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先日、お隣の人から心無い事を言われてしまいました。詳細は割愛させていただきますが、それは、明らかに相手からの悪意(私へのコントロールできない嫉妬心のようなものだと思います)が滲み出てしまった言動でした。
私の方は、お陰様で冷静に対応させていただきましたが、相手の悪意(厄)を被ってしまったので、どうしても抑えきれない悲しみ、怒りが残ってしまいました。こういう時は忘れることに努めるのみですが、相手が隣人であったため、物音などで気配がわかってしまうのです。
そこで、藁にもすがる思いで“厄除け“を検索してしまい、不動明王の御真言と印についての記事に辿り着きました。無知な私は、左右逆に印を組んで無心に御真言を唱えてしまいました。
そのあと、素人が印を組むものではない事を知り、なので、“ごめんなさい“という気持ちと共に、再度合掌で同じ不動明王の慈救咒を唱えさせて頂くことにしました。
気持ちが落ち着いてから、色々と不動明王のことを調べていて、先程の自分の行為を反省しました。
実家は仏教と神道です。わたしは1人海外に住んでいるため、近くのお寺へお参りに行くことができません。御真言などを唱える習慣は皆無でしたので、今回の私の行為は浅はかなことだったかもしれません。
間違った印と御真言を唱えてしまった場合、どうすれば良いでしょうか。
何卒よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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補欠分
エリンギさま
僧侶でも全ての儀軌、勤行、成就法を誤り無くに完璧に行うことは難しいものです。
在家、僧侶かかわらず、法儀に間違いがあれば、反省し、間違えのないように更に修学に努めることが大切となります。
但し、完全完璧にはなかなか難しいものです。ですから、間違えられない重要な儀軌の際には、補欠分真言にて間違いを補うことがあります。
あとからでも構いませんから、その際のことを思い浮かべて、補欠分真言をお唱えなさられると良いでしょう。オン コロコロ ジャヤボッケイ ソワカ
合掌
質問者からのお礼
早速のご回答をありがとうございます。
とても心強く、大変助かりました。その後今日まで穏やかに過ごす事ができました。