大好きだった彼が自ら命をたちました。
わたしの一目惚れで、連絡を取り合うようになり
出会って半年。何度か遊んだりもしておりました。
お互いに気になっている存在でしたが、
彼から彼女がいることを告げられました。
彼はそれでも会いたいと、
わたしもとても大好きだったので
彼女がいると告げられたあとも
連絡を取り合い遊んだりもしました。
最後に彼とあった日。
また会おうね、とバイバイし
その日1日、ごく普通の会話のLINEを
やり取りしていました。
とくに変わった様子もなく、
いつも通りのふざけた内容の会話。
途中パタッと連絡が来なくなり
数日経って、彼が自殺したことを知りました。
亡くなったのが会った次の日でした。
おそらくバイバイと別れたその日に
自殺をしたのではないかと思います。
わたしは公表されている身でもないし
本当の彼女でもないし、
葬儀にはいけず、お家へ線香をあげにもいけず
彼のお家から離れたところで、手を合わせてあげること
しか出来ませんでした。
遠くで見守ることしか出来なかった
どうして何も言わずいってしまったのか
あの時、何かサインを出していたのか
次の会う約束をちゃんと決めておけば
わたしが会いたいと言わなければ
出会っていなければ
こんな結果にならなかったのかもしれない
本当に後悔ばかりです。
まだ49日たっておりません。
お家にはいけないし、お墓も分からない状態ですが
わたしに何か出来ることないのでしょうか。
いてもたってもいられない自分への怒りで
どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。
出会いには意味があると、
会うべくして会ったんだと言いますが、
彼が私に出会ったことは無意味だったのかな…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お念仏で回向することをお勧めします
とてもつらくて寂しいこととお察し申し上げます。
仏教では人間である以上、自分の力ではどうしようもないことを苦と言います。生、老、病、死という避けることのできない4つの苦しみを四苦と言います。これに親愛な人と別れなければならない「愛別離苦(あいべつりく)」、憎んでいる人と会わなければならない「怨憎会苦(おんぞうえく)」、求めても手に入らない「求不得苦(ふぐとっく)」、人間である以上根源的に持っている苦しみとしての「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」の4つを加えて八苦と言います。
私たちは今の状態が永遠に続いてほしいと願いますが、親しい人と別れなければならない死は、生きている以上早い遅いは別にして誰にも必ずやってきます。
しかし、そんな私たちに対して名前を呼べば必ず救うと誓いを立てて仏になった仏様が阿弥陀様です。今から遡ること十劫(一劫とは1つの宇宙が誕生し消滅するまでの期間)の昔、四十八の誓いを立て五劫の修行の後すべての誓いが成就して阿弥陀仏となられました。第18番目の誓いは、阿弥陀様がお作りになった、楽だけがあってけがれや迷いが一切ない、真・善・美の極まった極楽浄土(日本で一般に天国と呼ばれているのは極楽のことです)に生まれたいと願って阿弥陀様の名前を呼べば必ず極楽に生まれさせる。それができなければこのまま修行を続けるという誓いです。
死と同時に阿弥陀様をはじめ観音菩薩や勢至菩薩などの諸菩薩がお迎えに来て極楽へお連れ下さいます。これは極楽に往き生まれるという意味で往生といいます。
この誓いによって私たちは救われるのです。
阿弥陀様のお名前を呼ぶことを念仏と言って南無阿弥陀仏と声に出して唱えることです。これは何時でもどこでも簡単にできます。
さらに亡くなった人に対して念仏を唱えることで極楽へお導き戴くこともできます。いずれ私たちも死を迎えます。私たちがお念仏を唱えることで極楽へ往生できます。極楽では会いたい人にすぐ会えます。ぜひ先に行った彼からよく頑張ってきたねと言われるような生き方をしていきましょう。
良い行いを亡くなった人に振り向けることを回向と言います。極楽へはLINEも届きませんが阿弥陀様のお力を信じて行う回向は通じます。是非お念仏を唱えて回向をしてあげて下さい。きっと極楽世界からあなたをお守りいただけます。
追記
まったくっ仰るとおりです。
質問者からのお礼
>平井俊圭 様
ありがとうございます。
わたしが彼に出来ることは念仏を唱えること。
また、今を生きぬくことですね。
今は辛いですが、少しずつ前進していきたいと思います。