自殺した方の供養につきまして
いつも有難いお言葉をありがとうございます。
この度親戚のおじさんが家庭や仕事など色々と悩んでおり、自殺をしてしまいました。
おじさんの奥さんも後追いしそうな勢いで、精神状態がかなりきており、死を受け入れたくない、かつお金をかけたくない等で葬儀もまともにとり行わない、死化粧•死衣装などもせずにそのまま火葬する、お経も戒名も頼まない、故人へのお供え物もろくにあげない等…
とにかく供養を行っていない状態で、私の祖父(おじさんからしたら父親)•母(おじさんからしたら姉)が凄い怒っており、私の実家にて供養をしてあげる事となりました。
別宅での供養を行う場合の供養のお作法や、気を付けるべき事、しなくてはいけない事等ご教授いただけますと幸いです。
ちなみに骨も納骨せず、奥さんが亡くなるまで手元に置いておくと言っています。
(奥さんの支配(身体をつかう仕事なのにご飯も食べさせない、行動の制限、嗜好品の取り上げ等々)のせいで、おじさんが亡くなった様なものなので、私達家族としては早く奥さんから解放してあげたいです。)
何卒、宜しくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親戚のおじさんを自死で突然亡くされ、しかもその後の供養の在り方についても様々な葛藤がある中で、あなたやご家族が感じておられる不安感や無力感、本当にお察しします。
まず、おじさんの魂が安らかであることを心よりお祈りいたします。あなたのようにおじさんを大切に思っている方がいらっしゃること、それ自体が既におじさんを供養しているとも言えるかと思います。
さて、ご質問の「別宅での供養について」ですが、家庭でできる供養の方法をいくつかお伝えいたします。
1. 仏壇や写真の用意。まず、おじさんの写真とお遺骨を安置するための小さな祭壇を用意すると良いでしょう。仏壇がご用意できない場合でも、きれいな布やテーブルを使って、その上に遺影とご遺骨を置くスペースを作ってください。(遺骨が無くても写真だけでも大丈夫です。)
2. お供え物。おじさんが生前に好んでいた食べ物や飲み物を供えると良いでしょう。お花も忘れずに添え、仏様や亡くなった方々に対する敬意を表すことができます。
3. お経を読む。もし可能であれば、お経を自分たちで読んでみるのも一つの方法です。一般的には「般若心経」とか浄土真宗では「正信偈」などがあります。Amazonでも経本は手に入ります。
4.心を込めた供養。供養の形式にこだわることも大切ですが、何より大切なのは心からの祈りです。家族一人一人が、おじさんのことを思い、心からの祈りを捧げることが、おじさんにとって最良の供養となるでしょう。
そして、とても難しい状況にいるおじさんの奥さんに対しても、できる限りのサポートを考えてください。奥さんも深い悲しみの中にいますので、お互いに支え合うことが求められます。
最後に、自死と言う亡くなり方であってもおじさんは必ずお成仏されると信じてください。宗派にかかわらず仏教ではそのように説いています。なぜならおじさんは自身の人生を生き切ったからです。合掌
心よりお祈りさせて頂きます
拝読させて頂きました。
おじさんがお亡くなりになられたことを心よりお悔み申し上げます。そしておじさんが心から安らかになります様に心を込めて仏様や神様や皆さんのご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたやご家族の皆さんも可能な範囲でおじさんを心を込めてご供養なさって下さい。おじさんが一切の迷いや苦しみや悩みからも救われます様にと心を込めて仏様や神様や皆さんの先祖様にお祈りなさって下さい。様々なご事情があるかとは思いますのです。できる範囲で可能な範囲でお勤めなさって下さい。
詳細なことはわからないですが、おじさんの奥さんはとてもショックを受けておられて大変動揺なさっておられるでしょうから決して追い込んだり責めたりなさらずに奥さんが穏やかに落ち着いて生活できるようにご配慮なさって頂いた方が善いかと思います。ですから無理させることはありません。
おじさんは必ず仏様や神様が速やかにお導きなさって下さいます、先に往かれた親しい方々や皆さんのご先祖様がおじさんをあたたくお迎えなさって下さいます。おじさんは親しい方々や大切な方々と再会されて心から安心なさるでしょう。仏様や神様やご先祖様のもとで一切の迷いや苦しみからも救われて何の憂いもなく安らかに清らかに円満にご成仏なさっていかれます。そしておじさんは穏やかにあなたや皆さんのことを優しくこれからもお見守りなさって下さいます。
どうか安心なさって下さい、そしてこれからもおじさんとのご縁を大切になさって下さい。
あなたや皆さんがこれからもおじさんとのご縁を大切になさり心を込めてご供養なさり、皆さんがお互いを思いやり助け合いながら仲良く毎日を生き抜いていくことできます様に、いつの日か皆さんがそれぞれ与えられた天寿を全うなさる時仏様や神様が皆さんをお導き下さり、おじさんやご先祖様が優しくお迎えなさり再会を喜び合い分かち合うことできます様に心から仏様や神様やご先祖様そしておじさんにお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ