hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

これからどう生きていけばいいですか。

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

これから先、生きていくのが怖いです。

私は25歳なのですが、今までに4回も鬱状態になってしまい、双極性障害(躁うつ病)の疑いがあります。19歳の1回目のうつ病で生きていること、お腹が空くこと、眠れることに感謝するようになり、日々の小さな幸せに感謝して生きて行こうと心に決めたのにも関わらず、その後3回ほど鬱状態になってしまいました。

原因は周りに影響されやすく、頑張っている人がいると自分も無理してでも頑張らなければいけないと思ってしまうのです。のんびり生きることを忘れてしまいます。目標を高く設定しがちでもあると思います。

その結果無理をして仕事やから勉強やらをしてストレスが限界に達したときにうつ状態になってしまいます。これがどうしても双極性障害のサイクルに似ていて最近家族やお医者さん、自分も双極性障害を疑い始めました。

私は1度目のうつ病になった時に本気で死ぬことを考え、でもそこから抜け出せて生きれていることに感謝し、これはもはや自分だけの命ではないとも考えるようになりました。だから、なんとかこの命を世のために使いたいと考えるといつもがんばりすぎてしまいます。そしてうつになり自分も周りも困らせてしまっている気がします。

私は元々自分が嫌いで1回目のうつが治るまで希死念慮がありました。うつから治ったあと希死念慮弱くなりましたが、まだ自分が好きにはなれません。そこに加えて躁うつ病かもしれないとなると自分の病気を受け入れたくなく治療を先延ばしにし、今回もうつ状態になりました。

ふっと「あと何度この苦しみを味わわなければならないのかな。」と人生に絶望します。でも自殺をしても家族や友達を悲しませて何もいいことは生まれないのでなんとか向き合って、病気の症状が出ないように抑え気味に、のんびり生きていこうと最近は思っています。

でもそうするとこの命をちゃんと使うってことができないんじゃないのか、それで死ぬ時に後悔するのではないかと思ってしまうところもあります。

頑張らずに今できることをして生きても命を使ったと思えるでしょうか。私は今後どのように生きていったらいいのでしょうか。何か良い教えがありましたら教えていただきたいです。よろしくお願いします。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。
大変辛い思いをなさって今までこられたのですね。あなたのそのお気持ちを心からお察し申し上げます。
そのように辛い思いをなさってこられたあなただからこそできることは沢山あるのです。
それでも無理にすることではありません。
今できる事とこれからできることは少しづつ常に変わっています。
どうぞ焦ることなく自分を追い込まずにあなたができることをこれから志して下さいね。

世の中は荒波にもまれるようなところです。そこからは離れて穏やかに心休まるところを見つけてあなたがサポートしたいと思う方をできる範囲でサポートし共に助け合って頂きたいと思います。
また都心部では常にあわただしく人を押しのけていくような生活感ですからできれば地方ののんびりしたところが望ましいと思います。

どうぞ頂いた命をこれから大切に周りのご縁も大切に心安らかにお健やかに生きて下さいね。

あなたが皆さんと心から仲良く健やかに生き抜いて頂くよう心からお祈りさせて頂きます。

そしてあなたを心から応援しています。

{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

丁寧で優しい回答ありがとうございました。

大事にしてくれる人を大事にできるように生きていきたいと思います。
昔から人と競い合うのはあまり好まなかったので、地方でのんびり暮らすことも検討しようと思います。

また何かあればよろしくお願いします。
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ