ご質問させて頂きます。
先日、母親が病気で亡くなりました。
生前は私は母に対して迷惑しかかけてなく、生まれてこれまで心配しかかけてませんでした。
葬儀の時は涙は出ず、周りの方からは人ごとのようだなと言われるぐらいでした。
しかし、葬儀が終わってからは過去を振り返り、なんて親不孝者で親孝行なんて何も出来ずに天国に送ってしまったと情けなさと自責の念しかありません。
私は起業しましたが、その仕事内容に母は口にはださなかったのですが嫌だったようです。
事業の方も決して上手くいっているとは言えない現状です。
大きな夢を描いて企業したので、廃業はしたくはありませんが、残った人達に心配をかけずに安心させるために廃業してサラリーマンに戻る道の方が良いのかなとも思ってきました。
人は本当に亡くなったら、天から見ているのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
期限を区切って今のお仕事に没頭なされては如何でしょうか
お母様が天から見ていらっしゃるとして、あなたに何をおっしゃるでしょうか。何を願っていらっしゃるでしょうか。
あなたが事業を継続されることを、いや廃業されて就職されることを願っていらっしゃるのでしょうか。
もちろん私達人間には想像することしか出来ません。でも一つだけ言えるのはお母様は仏様でいらっしゃるからこそ、どの道を選ぼうとも私はあなたと一緒だよ、あなたを支え続けていくよとおっしゃっておられます。僧侶としてそのことだけはしっかりと、はっきりと申し上げます。
現在お仕事が上手くいっておられないようですね…何らかの手助けを頂いて業績の回復を図ることは無理でしょうか。廃業して就職するにしてもあなたが望むような会社に入社できるかどうかは分かりませんよね。
私は今は住職をさせて頂いておりますが、元々 寺の次男でしたので、僧籍のないまま一度は一般の会社に就職し、その後僧侶の専門学校に入り直し、都市開教という形で新しくお寺を建立させて頂いた者です。ですので、どちらかと言えば起業する方を応援する気持ちが強いのです。
たとえば半年など期限を区切って、その間今の事業に全てを捧げて業績アップを図るということは如何なものでしょうか…何も知らぬ者が適当を申すことお許し下さい。
いずれにしても、今はお母様は仏様、慈母でいらっしゃいます。
あなたを温かく支え続けて下さいます。仏様だけはあなたを見捨てませんよ…放っておかれませんよ。もちろんハスノハ僧侶方もあなたを支え続けます…。
お母様はこれからも
拝読させて頂きました。
先ずお母様が正しく仏様に導かれて仏様の元に生まれ心から安らかになられますよう仏様にお願いしお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたもどうぞお母様を思い手を合わせて仏様にお導き頂きますよう仏様にお願いなさって下さいね。そして真心込めてお母様をご供養なさって下さい。
お母様は必ず仏様の元に生まれて親しい方々やご先祖様にめぐり会い、再会を喜び分かち合うことでしょう。
これから皆さんと共に仏様の元で心から安心なさりご成仏なさることでしょう。
そして皆さんと共にあなたやこの世に生きるご縁のある方々を優しくお見守りなさってくださいます。
これからもずっとあなたを陰ひなたに支えて下さいます。
あなたはあなたが信じる正しい生き方や人生をしっかりと歩んでいって下さいね。
お母様はこれからも必ずあなたをいつでも応援なさって下さっていますからね。
どうぞこれからの未来を自信持ってしっかりと生き抜いて下さいね。
質問者からのお礼
本当にありがとうございました。
救いの言葉に支えたいただき立ち直ることができました。