精神的な弱さをなんとかしたいです。
現在付き合って3年弱、遠距離恋愛中の彼女が居ます。
お互い悪い事は悪いと指摘でき、また、お互いの共通点も多く、良い仲だと自分では思っていました。
しかし先日、私が紹介した私の友人(男性)と二人きりで遊びに行くことになり、その際に私はいつものように指摘をしました。
私の友人は傍から見て(自分の嫉妬心も有るかもしれませんが)彼女に好意を寄せているように見えたので「既に約束してる以上遊びに行く事は反対しないが、彼は貴女に好意を寄せているように見える」と。
女性と男性、当然力の差があり、もし友人にその気があれば彼女の身に何があってもおかしくない。ましてや私は近くにおらずすぐに助けることもできない。本当に心配でしたが、無事何事もなく帰宅。安心していた矢先です。いつもなら彼女が真っ先に私に頼むような事(インターネット通話で可能な事)を友人にお願いし、二人きりで通話をしていました。
友人は私と彼女が付き合っている事を知らずの行動なので良いのですが、彼女の行動が腑に落ちず「流石にそれはどうかと思う」と伝えると「貴方(私)が寝ていると思った」と。普段ならば寝ていると思っても必ず一言、何かしらの方法で連絡を入れるにも関わらず、真っ先に友人に。
お互い話し合い、その件は片が付いたのですが、ずっと信頼していた人に裏切られたような感覚を覚え、彼女の事を疑ってしまうようになりました。私自身で勝手に決心してた事ですが、今年彼女にプロポーズしようとも考えていたので、裏切られたような感覚も色濃く出たのかもしれません。
いつもであれば仕事に集中できるのですが、裏切られたような感覚が残り、気になってしまい仕事に集中もできず、業務に支障をきたしそうで不安です。
このような事で揺らぐ私自身の精神が弱く、どうにか立て直し、鍛え直したいので何かご教示ください。また、今後の彼女との関係についてもなにかあれば、よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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信じるだけでは家庭を守れない
徳川家康の祖父・松平清康は三河国を統一した名将でした。しかし、織田信長の父との合戦の最中に非業の死を遂げます。
ある時、松平清康の家臣・阿部(父)という人が織田に寝返ると噂が立ちました。清康自身は「そんなことをする奴ではない」と疑わなかったのですが、家臣団は阿部家に疑惑の目を向けました…
少しづつ、しかし確実に信用が壊れていくのを感じ、阿部(父)は阿部(子)に一通の書状を託します。「もし、私が濡れ衣で殺されたら、お前がこの書簡をお館さまにお渡しし、私の潔白を証明してくれ。」阿部(子)はあまりに理不尽すぎる境遇に手を震わせながら受け取ります。
清康と阿部(父)の絆が本物であることは、本人たちだけが知っていました。
そして合戦のその日、「阿部はいつ裏切るのか?」「裏切る前に斬るべきでは?」張り詰めた空気が漂う中、松平清康の本陣で馬が興奮し、騒然としました。事故でした。
それを見て心理的に追い詰められていた阿部(子)は確信します。「父が斬られた!もはや阿部家もこれまで!!書状を見せたところで誰が信じる!?どうせ滅びるならせめて一太刀!!」
阿部(子)は騒ぎに乗じて主君・清康に接近し、斬殺してしまいました。勘違いで。
人はどんなに信頼し合っていても、愛し合っていても、それだけで幸せになれるわけではありません。幸せになるための歯車を噛み合わせないといけません。
ちゃんと男友達に彼女は自分と付き合っていると言える自分になりましょう。私がその男友達だったら、なぜ期待を持つようなことをしたのか、なぜ気まずくなるようなことをしたのか、きっとあなたに腹を立てます。
また、信頼し切れるわけでもない男友達をノーガードで彼女と引き合わせたのはあなたのミスです。それは嫉妬心を自責の念で置き換えないといけません。
彼女に裏切られた?そりゃ紹介されたら程度の差こそあれ、仲良くしていいのかなと思いますよ。そこで裏切られたと感じるくらいなら、最初から男友達に「ごめん、彼女は俺と付き合っているから」と伝えて約束をキャンセルさせてもらうべきでした。むしろそこまで拘束できないあなたが彼女を裏切ったのでは?
あなたが強い精神で我慢しても誰も報われません。歯車を合わせられるよう、本当に言うべきことを見極め、言い合える家庭を目指しましょう。しっかり落ち込んで、男として一回り成長して下さい
質問者からのお礼
返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
自分の中でもいろいろと積み重なり余裕がなくなっていました。
彼女にも謝り、今の自分の現状、気持ちを整理し、しっかり反省しようと思います。
男として一回り成長できるよう、人として大きくなれるよう、過ごそうと思います。
本当にありがとうございます。