恋が長続きしない
40代でいまだに独身です。
好きな人ができても長続きせず…相手に嫌われたくないとか、離れたくない一身で尽くしてしまいますが、最終的には一方通行の辛い恋で終わってしまいます。
年齢的にも、先の事を考えると結婚もしたいですし、不安があります。
日々、仕事と自宅の往復で自分は何をやっているんだろうと自問自答の日々です。
現在、好きな人はいますが、やはり自分の素直な気持ちは伝えられないままです。この年で傷つきたくない…でも幸せになりたい…どうしたらよいのか分からない状態です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
私の母方の祖父母はお見合いで結婚しました。祖父が亡くなってから祖母に聞いたのですが、仲人さんにバランスの見合う相手と引き合わせてもらい、実際に会って結婚を決めた時の心境は「まぁ、こんな所かな」だったそうです。恋愛結婚の時代に育った私にとって「そんな気持ちで結婚していいの!?」と衝撃的でした。
しかし昨年、祖父の十三回忌でしたが、祖母は祖父の思い出話をすると今でも目尻をハンカチで押さえます。それだけ愛し合えたのです。
よくよく考えると、恋愛結婚の時代になってから離婚率は右肩上がりになっているのですよね。今や三人に一人が離婚を経験している時代です。
hasunohaでも結婚前は盲目的になっていて気付かなかったが、結婚して蓋を開けてみたらお金にルーズ、DV、ギャンブル、いろいろな理由で苦しんでいるというご質問によく出会います。
あるいは、どんなに純愛から結婚しても倦怠期はあります。どんなに身体の相性が良くても、出産をすると女性は本能的に男性の皮膚を受け付けなくなります。出産に立ち会った男性にも、妻を女として見れなくなる傾向があります。
そう思うと、恋って何だろうな…と考えてしまいます。
あくまで私見ですが、私は結婚というものは恋愛の延長ではなく、人生を通じて生活の半分を任せ合えるパートナーと出会えるかという問題だと思います。
その好きな方の人生を応援させてほしいと思えますか?ご自身の人生をその方に支えて欲しいと思えますか?そう思えるなら、好きかどうかや、幸せになりたいかどうかではなく、将来のあなたにとって不可欠なのですから、頑張るしかないのではないでしょうか。
質問者からのお礼
お礼のコメントが遅くなりまして、大変申し訳ございませんでした。
ありがたいお言葉をいただきまして、自然と涙が出てきたのと同時に、心が軽くなりました。
『好きな人の人生を応援させてほしい』と思う気持ちよりも、愛されたいとか…幸せになりたい…とか、結局相手の事よりも、自分本意の考え方になってしまっていたんだと、深く反省をしました。
年齢的に結婚に対する焦りと、周りの目ばかりを気にしすぎていて、結婚の本来の重要性を理解していなかったと思います。
恋愛と結婚は一緒ではない。
好きな人の人生を支えたいと思えるのか?もう一度しっかり考えて、焦らず前向きに頑張っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。