観音経の七難。枷鎖難、王難って?反社会的な坊さんって何?
いつもお世話になっております。
私は幾度か、目の前で人が逮捕されて連行される瞬間を
見たことがあります。
「あぁ…これが枷鎖難か」と思うと同時に、
それじゃ、警察や軍隊(我が国では自衛隊)は、仏教では
悪者扱いってことなのか?時折、「王様は悪い、怖い」
と言っているとも取れる記述があったり、
解説書も、著者によっては君主を避難するようなことが
書いてあったり、
実際に私が以前通っていた寺も、
住職を初め、組織的に当時の政策を法話等々で非難していたり、
悪質なうわさに便乗し、若者世代や、神経系の内部障害の人を、
そうとは気取られぬように叩いたり…
私自身も、嫌がらせを数え切れないほど受けました。
ですが、私が今通っている数カ所の祈願寺は、そう言った
ことはありません。
むしろ、境内で生活安全キャンペーンを開く等、
警察、消防からしっかり指導を受け、お寺を運営、
もっとも現実的な仕方で衆生の教化に当たっている印象です。
私自身も、特に公安関係の方々に、自分が仏教徒であることを
告げたり、境内でお顔を合わせても、肩身の狭さを感じることは
ありません。むしろ、
「こんにちは」「いつもありがとうございます」
とお声掛けすると、非常に喜んで下さいます。
確認になりますが、仏教は、政府や国家に歯向かう為の
教えではありませんよね?たまに、そう言うことを言っている
人を見かけると不安になります。
発達障害があるが、他の患者が苦手、健常者さんに負担を強いる障害者が許せない、 医師の悪口を言う僧侶が許せない、選挙で体調崩す、医師を顎で使ったり「薬減らせ」とごねる患者に辟易 #薬は悪くない
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
中道
この話は私も「何でだろう?」と考えてみたことがあります。
しっかりとしたソースのある話ではなく、話の流れでちょっと聴いて「なるほどなぁ」と思った程度の話ですが、観音経はシルクロードの隊商が旅路の不安を癒していたお経ではないかという話を耳にしたことがあります。そう思って読んでみると、確かにいろいろ納得できます。
たとえばロータス小隊長さんが日本を出発して韓国を通り、北朝鮮を通り、ロシアを通ってヨーロッパ各国を通ってスペインまで陸路で行くとします。名指しはしませんけど、その途中のどこかの国で、日本人の感覚では普通のことを普通にしていただけなのに、「お前スパイだろ!死刑!!」と言われたと想像してみてください。そしたら王難とか囚禁カ鎖がすんなり理解できますね。
逆に賊を恐れるのも分かりますね。隊商ですから「お前結局、体制派なの?反体制派なの?」という話にもなりません。
あと、お坊さんの話で政治や若者批判などをするのは、観音経とは関係ないと思いますよ。一般の人でもそういうことを言うのが好きな人はいますよね。特に理由はなく、そういう人がそういうことを言っているだけでしょう。
>確認になりますが、仏教は、政府や国家に歯向かう為の 教えではありませんよね?
政府や国家に歯向かうための教えではありません。仏教にも「強い国の条件とは何か?」「国王(国家)の恩を大切にしましょう」という教えもありますし、「税金が公共の利益のために使われることを喜びましょう」と取れる教えもあります。むしろお釈迦さまは王族の出身ですからね。アンチ為政者ではありません。
でも、宗教は国家権力とは一線引いたところから社会を見て、悪いことは悪いと声をあげられる立場にないといけません。お釈迦さまだってカースト制度には苦言を呈しています。それもまた宗教の役目であり、仏教は為政者の信者というわけでもありません。
アンチでもなく信者でもなく、中道です。
質問者からのお礼
【大慈 先生】
ご回答ありがとうございます。あるお坊さまも仰っていましたが、「法華経は難信難解
の法門」とのこと……やはり、プロフェッショナルの方に聞いて正解でした!
実際、「お前スパイやろ!死刑や死刑!」って言う国は、たくさんありますね…
それこそ、ちょっとお経を読んだだけで投獄されたりとか…
様々な国々の人権問題について聞くたびに、変な汗が出てきます。日本国内のみの話、
ではないですよね。ちょっと偏ってたなぁ…
そう言う国も実際にあるからこそ、また、私もプロフィールにある通りの身の上なので、
過去の不安定な時代を見てきていて、今は随分変わったと思っているがゆえ、
日本に生まれたことは有難いと思うんです。