好きだった人の結婚
好きだった人が結婚します。
本人から婚約することを聞き、その表情はすごく幸せそうで、喜ばしいことなのに、心から祝福できない自分が嫌になります。
相手の方は容姿が良く、性格も良いようで、皆から愛される人という印象があります。
その方と出会う前から彼とは知り合っていたので、付き合ったと聞いたときもすごくショックでした。付き合ってから1年経っても好きな気持ちは消えなくて、想いを断ち切るために、好きでした、とだけ伝えましたが、実際想いを断ち切れていません。
告白後はそれまでと変わらず友達として過ごし、私も今は他の方とお付き合いしていますが、その人のことを考えたり、会う機会があるとまだ恋心というか憧れのようなものが残っていると感じるのも事実です。
自分の容姿に対する劣等感が強く、そのせいで選ばれなかったんだとか、美人な相手の方に対して卑屈な考えを持ってしまいます。
今付き合っている彼に対しても、自信を無くすことが多く、可愛い人と飲んだりしていると、不安で家で一人で泣いてしまったり、彼に電話をかけたりしてしまいます。
あまり表には出さないので穏やかそう、などと言われることが多いですが、こんな性格の自分が嫌いです。
執着が強いところも、人の幸せを素直に喜べない性格も、自信の無さも治したいのですがとても難しいです。
何かアドバイスをいただけないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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自信を持つことで、未来が明るくなりますよ!
質問読ませていただきました。
なかなか自分の容姿への劣等感というのは消えないものです。
私も、お世辞にも格好いいとは言えない容姿であります。学生時代は好きな人に告白する度に振られ、「年を取ったらモテそうね」という謎の言葉をよく頂いておりました。「年をとったらではなく、今モテたいんだ!」と悩んでいたことを思い出します。
さて、お付き合いをするということについてですが、確かに容姿も大切でしょう。しかし、それよりも大切なのは「中身」です。
どんなに美人であっても、中身が伴わないのであれば、結婚生活を送る上でどこかで大きな問題が起こります。また結婚生活に限らず、人間関係全般にいえることです。
また、私の周りの男性でも、「結婚するなら、見た目よりもやっぱり中身が大切だ!」という言葉はよく聞きますが、「結婚するなら中身よりも見た目だ!」という人はほとんど聞いたことがありません。
どうしても、「自分なんて・・・」と卑下してしまっていると、明るい気持ちで人前に出ることが難しくなります。気持ちが落ち込んでしまって、いつの間にかとびきりの笑顔を相手に向けることができなくなってしまいます。
もしくは人を妬むあまり、相手の不幸を願ってしまったり、素直に相手と向かい合えなくなったりします。
このように生き方によって染みついた性格というのは、年を取れば取るほど表に出てきます。人相に現れ、言動にも現れてきます。それによって、周りに人が自然と集まってきたり、逆にいつの間にか誰もいなくなったりと、大きく変わってきます。
もちろん、現状を何も変えずに心持ちだけ変化させようと思っても、なかなか難しいでしょう。ですから、自分に磨きをかけてみて下さい。例えばオシャレをしてみる、例えば化粧の仕方を覚えてみる、もしくは身体を鍛えてみる。色んな方法が考えられると思います。
そうやって自分を磨くうちに、少しずつ自分への評価も変わってくるのではないでしょうか。そして少しでも自信が持てれば、自分を卑下することなく、正面から笑顔で他人と向き合うことができるようになりますよ。
その素敵な人間性に惹かれる人は必ず現れます。
何か少しでも参考にしていただき、まずは少しでも自分に自信を持てる工夫をしてみて下さいね!
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
確かにいつからか、とびきりの笑顔ができなくなっていたなと気付きました。昔は笑顔を褒められていた気がするのに…大人になるにつれて色々な経験をして、純粋でい続けるのは難しいですね。
問題は容姿だけではないとなんとなく分かっていたので、お坊さんにびしっと言っていただけて良かったです。
心持ちを変えるのが難しいと思っていたので、アドバイスいただいた自分磨きという方法で自信を付けられるよう努力したいです。